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14.花のベッドでひるねして
よしもとばななさんの著書『花のベッドでひるねして』をお守りのように持ち歩いていた時期がある。いつもこの本から、清らかな気持ちを頂いていた。
たくさん好きな所があるけれど、特に印象的な2つを、記します。
1~私はいることをゆるされている、そう思うと、土に根っこが降りているみたいな安心感がわいてきた。しかし一方、この世には私と同じようにされてそのまま死んでいった名乗らない魂がたくさんあることを深いところでわかっている~
2~みき(主人公の名前)のいちばんいいところは、心から幸せの価値を知っていることだ。今のままでいい。うっとりと花のベッドにねころんでいるような生き方をするんだ。もちろん人生はきつく大変だし様々な苦痛に満ちている。それでも心の底から、だれがなんと言おうと、だれにもわからないやり方でそうするんだ、まるで花のベッドに寝ころんでひるねしているみたいに。~
現実世界では、文章のようにかるがるとはいかない。
自分に向けられた負の感情にふれると、それが、ちかしい人であればあるほど、「え、どうして。」と思うとおもう。
濁流の中で、一生懸命足を踏ん張り、倒れないように頑張ってた若かりし過去の私。
藁にもすがる思いで神社に行ったな。『腹が立つなら一足上がれ、岩の下をば水が行く。一歩あがれ。』っておみくじひいた。
足元を、濁流が流れていても、1センチ上にいれば、流れの影響は受けない。流れに巻き込まれない為には、高くあがる必要はない。ほんのちょっと上がればいいだけ、なんだ。
大変さは、続かないから。
こつは、負の渦に巻き込まれないこと。
花のベッドでひるねするように、生きること。
すーぐ、忘れちゃうから、noteに書いとくw