57.謝罪~Pay it forward~
~~~少年院に行き話をする機会が多い方の話~~~世の中には「謝ったら許されるべき」という間違った通念がある。だから謝罪会見で、角度何度でお辞儀するとか、何秒頭を下げるとかの議論になる。
謝る人が出来ることは「謝ることのみ」です。
許されたいから謝ろうと思っているのは違うよ。
許す、許さない、は、「謝られる側が持っている権利」です。そこを取り上げることは出来ない。
「自分は傷つけた相手に謝りたい」と伝えて来る子がいる。そこで答えるのは「私はあなたの傷つけた人じゃないから分からないけれど、その人はあなたに二度と会いたくないと思っているかもしれないよ」
Pay it forward の話をそこでするんだって。
謝りたい側がやるべき事
“①自分に非があると認める②どうしてやってしまったのか原因をつきとめる③2度とやらない為に何の努力が必要か考える④その必要なことを行動にうつす⑤行動にうつしたことを継続する⑥傷つけてしまった相手に共感する
その上で、おまけとして⑦相手側が許可してくれたら相手に謝る
過去は変えられないけれど、今から出会う人達に出来ることはあるんだよ。①から⑥を行なうことで社会がちょっとずつ良くなっていく。その社会の中に、あなたが傷つけた人も生きている。巡り巡って、その人も生きやすくなるかもね。
大変心にささったのは、その方が『人はなかなか変わらないのだから、「自分は変わった」と過去形で話す人は信じない。』と仰った言葉だった。
わかりみが深い。
なるほどなあ、と思ったのでまたまた備忘メモにnoteつかう自由人れん でふ。
こんな超絶 個人的な気付きを最後までお付き合い下さり本当にありがとうございました。
(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)っ🍵お茶どうぞ。