18.ウミガメの赤ちゃん
ウミガメの赤ちゃん
ウミガメのオスとメスは遺伝ではない。ウミガメの性別は生まれた時のその環境の温度で決まり、砂の温度が重要となるそうだ。
その温度は29℃で、29℃を境にオスとメスが決まる。孵化した時の温度が28℃以下だとオスになる。30℃以上だとメスになる。ちょうど29℃の時はオスとメスが半分になる。これは爬虫類で広範に見られる「温度依存性決定」(Temperature-dependent sex-determination:TSD)と呼ばれる性の決定方法とのこと。
知らなかったー。
そして100個近くのたまごを産んで、生き残るのは1匹とか。
知らない世界にまた触れて、色々楽しい夏休みでした。
母亀が一時間かけて砂浜に産み落とし、約2か月後にたまごから出てきた赤ちゃん海亀は、光ってる方を海と認識するため、街灯りがあると街に向かってしまうそう。
だから、海洋センターでたまごを保護し、海へ放流しているところに立ち会わせていただきました。
バタバタと手足を力強くばたつかせ、生命の息吹き、力強さを感じました。
このような機会を有難うございます。
同じ地球という、星にうまれた私達。
生きて、また、30年後にこの浜に戻っておいでね、と願わずにはいられない、そんな夜でした。
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