水曜日のダウンタウン「名探偵津田」を真面目に考察してみた。
『水曜日のダウンタウン』
犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第2弾
水曜日のダウンタウンは毎週見ている大好きなバラエティー番組ですが、中でも最近お気に入りなのがこの企画。
ダイアンの津田さんがロケ中に殺人事件に巻き込まれ、ドッキリだと気付いても犯人を見つけるまでは絶対に終わらないという新感覚ドッキリ。とにかく文句が多く、やる気もないポンコツ探偵の津田さんが、いやいやながらも助手役にリードされつつ、事件を解決していく様が見所。
第1弾は1話完結でしたが、第2弾は2週またぎということで、バラエティー的な面白さは一旦置いておいて、ミステリーとして考察していこうと思います。
【1番下に追加考察の追記あり】
名探偵津田第2話~呪いの手毬唄と招かれざる男~
●登場人物
①【村長】五百旗頭 茂雄
②【村長の長男】五百旗頭 浩一
③【長男の妻】五百旗頭 恵
④ 綿貫みち子
⑤【みち子の祖母】綿貫ふさ
⑥【医師】高木康二
⑦【村の広報】鈴木昌輝
〜〜ここまでが7人の村人たち〜〜
【昌輝の娘】鈴木理沙
【長野県警】今泉祐介
【長野県警】向島智弘
【村長の次男・番組ディレクター】五百旗頭 春樹
【番組プロデューサー】田中 卓
【番組AD】後藤 晴奈
●エピローグ
7人しか住んでいない村・戸隠上祖山
この村に伝わる伝統の舞「刀舞祭り」
村長が赤い着物で刀を振りながら1軒1軒踊りながら回る。この祭りを津田がロケに訪れる。
以下、時系列順に記載。
●事件発覚まで
◎午前中 ロケ開始
村の広報・鈴木に名刺とパンフレットをもらう
村長が12時15分頃に舞を見せると津田に約束
◎12時 綿貫家
村長による村内放送が流れる
◎12時15分 村長宅
約束の時間に訪れると、村長の頭から血が流れ吊るされている死体を発見
医師の高木が死亡を確認。斧で殴られた頭の傷が原因
一旦状況を整理するために、綿貫家に移動。
そこで 村人達に犯人を捕まえて事件を解決してほしいとお願いされる
帰省中だった鈴木の娘・理沙が登場
大学でミステリー研究会に入っているということで津田の助手を買って出る
「犯人はこの中にいる!」
●殺害現場の調査
調査のため、村長宅に向かう津田と理沙
村長宅では長野県警の今泉と向島が現場検証中
理沙が死体の写真を勝手に撮って警察に怒られる
警察によると
■死亡推定時刻…12時〜12時半
■死因…斧で一撃
■殺害場所…村長宅ではなく村内放送ができる村の中央あたりに血痕を発見
●疑問点
12時に村内放送〜12時15分に死体を発見。
犯人は村長を殺害し死体を担いで村長宅まで運んで吊るしたと考えられるが、15分で実行可能か?
●事件発生時のアリバイ確認
五百旗頭 浩一&恵…庭をいじっていた
綿貫ふさ…昼食の支度
高木康二…寝ていた
鈴木理沙…寝ていた
津田…ロケに帯同
鈴木昌輝…ロケに帯同
綿貫みち子…ロケに帯同
●手毬唄
綿貫ふさが津田に伝えたいことがあると家に呼び、手毬唄を聞かせる。
村長が吊るされ死んでいたことから、親だぬき=村長と考えられる。
見立て殺人だとすると、あと3人被害者が出ることに?
●第2の殺人
◎15時 昼食
浩一がお吸い物を口にした瞬間倒れる
お吸い物に入っていたキノコによる毒死が疑われる
キノコで思い当たる事がないかと問われ、津田は1週間前にタクシーの運転手からマイタケに似た新種の毒キノコが全国的に流行っていると教えられた事を思い出す
お吸い物を調理したのは妻の恵だが、マイタケは隣町で購入し、配膳前に味見もしていると主張
浩一の皿のマイタケが犯人によって入れ替えられた?
●津田に惹かれる理沙
◎16時半 村の高台
連続して起きた事件に不安が募り、津田に告白しキスをせがむも臆病な津田は何もできず…
●第2の名探偵登場
◎17時40分
怪しい男が村に来たと聞き、津田が向かうとそこにいたのは、みなみかわ
彼もまた東京で起きた事件の解決のため、この村を訪れていた
●TBSディレクター殺人事件
◎13時 TBS
偽番組の打ち合わせで訪れていたみなみかわだったが、番組ディレクターがお弁当に入っていた例のキノコを食べ毒死。このディレクターは村長の次男だったことが判明
一緒に事件を解決してほしいと頼まれるみなみかわ
スマホを顔認証でロック解除し、父とのLINEをチェック
「最近そっちで変なこととかない?オヤジの周りで」
「細かいことでもいいから何か気になったことがあったらすぐ連絡欲しい」
と毎日無事を確認しており、なにやら怪しんでいる様子
プロデューサーの田中が一緒に飲んだ時にも、父が殺されるかもしれないと案じており、「じいさんが怪しい じいさんに気を付けろ」と話していた
他に手掛かりが見つからないので車で長野に向かう3人
長野に到着し、津田と合流
ここまでが、第1話。
●犯人考察
ヒント1 手毬唄の歌詞
親だぬき=村長 吊るしあげ
子だぬき2匹=村長の息子 毒死
【生娘に化けた雌だぬき 刀突き刺しおっちんだ おっちんだ】
→息子の妻である恵が刺殺される?
犯人は五百旗頭家に恨みがある?
ヒント2 理沙の告白
津田を油断させるための色仕掛け?
ヒント3 プロデューサーの言葉
「じいさんが怪しい じいさんに気を付けろ」
残った登場人物で「爺さん」と呼べるのは高木医師だが…
パンフレットに載っている村の地図。
こんなシンプルな地図にも関わらず、左軸には数字、上軸にはアルファベットが書かれていて、7人しか住んでいない村の地図には不要に思える。
「じいさんが怪しい じいさんに気を付けろ」
じいさん=G3
だと考えると、G3の座標に住んでいる家が怪しいということに?
G3の家に住んでいるのは鈴木。
犯人は、村の広報・鈴木昌輝と娘の理沙
15分間で殺害と死体運搬は1人では厳しいが、2人なら可能かも。
理沙はこの村の住人ではなく帰省中との発言から、東京で次男の春樹にお弁当を渡してから村を訪れたとすると、こちらも殺害可能。
動機に関するヒントはなかったように思えるので、放送を楽しみに待ちます。
頑張れ!名探偵津田!
↓ もう1度見直して追加考察しました↓
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