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クロノス・カイロスとデジタル・アナログ

少し前の佐々木俊尚さんのVoicyで知ったのですが、時間の概念にクロノスとカイロスというのがあるとか。

古代ギリシアのクロノス神とカイロス神に由来するそうですが、クロノスは機械的、客観的な時間、カイロスは質的、主観的な時間だそうです。
なんとなく、デジタル・アナログとも少し似ていますね。

脱サラの一番の果実は会社に売った人生を買い戻すことだと思います。
脱サラ後はカイロス時間を多く生きるようになりました。

サラリーマン時代はクロノス時間ばかりで、時間に追われる日々でした。
打ち合わせや会議だとかいろいろと予定を詰め込まれましたが、忙しいようでまったく生産的な時間ではありませんでしたね。
日本の多くの会社(特にJTC)は拘束時間は長いけど、実労働の時間は驚くほど短いので、それが労働生産性の低さに結果となって表れています。

今は月のカレンダーにせいぜい数件の予定を入れるだけです。
最初は寂しい感じもしましたが、もう戻れません。
のんびりした性格なので、時間に関するストレスがないことは至福です。
ただ、自己管理能力がないと、カイロス時間どころか、ダラダラ時間になって自己嫌悪になってしまいますね(反省!)

今年は今日(2025/2/2)が節分(季節の分岐)で明日から立春です。
(まだまだ寒いですけど)宇宙や自然に根ざした旧暦の方がカイロス時間で体に合うことも多いでしょう。

新しい季節は、新しいことを始めるよい機会です。
今年の春は運動不足を解消するために、子どもとジム通いを始めようと思い、近所のジムを物色中です。

クロノス・カイロスとデジタル・アナログは対立的ですが、何事も偏り過ぎるのではなく、それぞれの良いところを取り入れて、バランスを心掛けた方がいいですね。