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職業=サラリーマンとならないようにしましょう

「あなたの職業はなに?」と聞かれて、堂々と答えられないサラリーマンは結構多いのではないでしょうか?

自分の子どもが友達に「お父さんの仕事はなに?」と聞かれて答えに困るようなお父さんはちょっと切ないです。
仮に「サラリーマン」と答えたとしても、実際にどんな仕事をしている人なのかはまったくわからないし、「経理」とか「人事」とか答えられたとしても、聞いた相手の子はポカンとすることでしょう。
「◯◯屋」や「◯◯士」や「◯◯師」なら堂々と答えられるのに。

外国旅行に行った時の空港の入国手続きで、"What's your job?"と形式的に聞かれて、弱々しく"office worker"と答えていたのを思い出します。
自分でも何だかなと思ったものです。

蛇足ですが、入国手続きといえば、入国カードの職業欄には大体以下のような区分ですが、職業というよりは身分のようなものですね。
Employed / Self-employed / Business owner / Investor / Retired / Student / Unemployed

大量の入国者のチェックをする空港手続きでは、わざわざ具体的な職業を書かれても混乱するだけなので、当然といえば当然です。
ロバート・キヨサキの有名な「E・S・B・I」クワドラントは以下ですね。
Employed / Self-employed / Business owner / Investor

サラリーマンの多くは退職したら無職となります。
どんな有名企業で役員や部長だったとしても、退職したらただの無職です。
退職金だけで不足する場合は、再雇用や再就職活動を余儀なくされます。
ずいぶんと買い叩かれて安い賃金で働かされるのでしょう。
肩身が狭い人、過去の栄光に胡坐をかく老害も多いのでしょう。
働き口があるだけまだマシかもしれませんが、悲しい末路ですよね。

職業をもっていれば、会社がなくても自営業(Self-employed)で稼げます。
自信がある人は起業してBusiness ownerになってもいいでしょう。
サラリーマンの最大のリスクは、会社の外で稼げる職業がないので、ずっと会社に依存しなくてはいけないところです。
副業解禁の時代になりましたが、サラリーマンでも副業で職業をもっておくことはとても大切です。
この追い風には乗っておいて損はないはずです。