上に政策あれば下に対策あり
くだらない茶飲み話ですが、税金ネタの続きを書いてみます。
インフレと通貨安と酷税で庶民は貧困一直線の時代ですが、江戸時代の百姓と同じで胡麻のようにずっと絞られ続ける運命なのでしょうか?
紀州藩のような年貢の取り立てになったら、ひ弱な現代人は誰も生きていけません。
「上に政策あれば下に対策あり」という言葉は中国語が起源(上有政策,下有对策)だそうですが、現代で国家反逆罪にならないような対策はあるのでしょうか?
答えはとても簡単で、合法的に上が嫌がることをすればいいだけです。
上が嫌がることは税金の徴収が思い通りにできず、税収が減ることです。
以下は趣味の悪い冗談で、実行不可能な妄想ですが、テロやら暴動やらよりは無血で平和な抵抗かもしれません(笑)
中学校を卒業したら、進学など放棄して、農業や漁業などの自営業者になり、トーゴーサンピンのサンになるのです。
税務署に行って開業届を出しますが、青色申告など面倒なことはしないで、単式簿記の白色申告でいいです。
帳簿は家計簿のような手書きで十分です。銀行口座やクレジットカードなども利用せず、取引は現金がベターで、物々交換がベストです。
確定申告の時期になったら、帳簿と領収書を抱えて、納税指導をみんなで一斉に受けましょう。
違法なことは一切していませんが、これだけで徴税機能は麻痺して、税収も大幅に減ることでしょう。
税収が減れば、無駄遣いも減り、行政も効率化するかもしれません。人手不足の第一次産業の就業人口も増えて、地方の過疎化も改善するかもしれません。もちろん、冗談ですけどね。
いつの時代も下は上から一方的に殴られているだけですが、あまりにも上の横暴が酷い場合は、対抗策もあるんだぞというポーズくらいはあってもいいのではないでしょうか?
お地蔵さんのようにただ座して死を待つより少しくらいは抵抗してもいいでしょう。
現実の世界では、富裕層がキャピタルフライトするとか庶民が子どもをつくらないとか、静かな反逆が起きているようにも思えます。
最近では上であるはずの官僚が激務と薄給に嫌気がさしたのか、外資企業に身売りするという世も末のようなケースも増えているようですが、そちらの方が国家にとっては反逆ではないでしょうか?身から出た錆でしょうけど。