
まだお受験を頑張ってるの?
受験シーズン真っ最中ですが、今の時代にお受験を頑張る必要などあるのでしょうか?もうAI時代に突入しているのにですよ。
都会だと子どもが小さいうちから塾漬けにする教育ママゴンはまだまだ多いようですが、教育産業の餌食になって大変だなと思います。
子どもは親を選ぶことができないので、宗教二世のようで気の毒です。
あまり言ってはいけないタブーのようですが、頭脳の能力は遺伝がとても大きいそうです。運動の能力や芸術の能力も同様です。
まあ、みんな薄々気がついているので大した驚きはありませんが、科学(行動遺伝学)が改めてそれを証明しています。
努力を否定するつもりはないし、努力で改善する余地も多くありますが、努力では遺伝を超えられない壁は必ずあります。
努力できることも才能だという救いようのないオチもありますが、、、。
人間は遺伝子から逃れられない宿命なので、与えられた乗り物でなんとか生き延びていくしかありません。オンロード用タイヤの乗り物でオフロードを走るのは大変だし、その逆も同様です。
遺伝で獲得した地頭(IQ)と努力で獲得した偏差値は似て非なるものです。
地頭のよい子どもは大して努力などもせずに一流校に行けてしまうものです。地頭のよくない子どもが死にもの狂いの努力で同じ学校に行けたとしても、入学後にまた死にもの狂いの努力を強いられるのは残酷です。
偉そうなことを書きましたが、自分の地頭は悪い方だと自覚しています。
学校の勉強はまったく好きになれなかったので、たいした学歴でもなく、たいした成績でもありませんでした。
地頭が悪いことだけは早期から自覚していたので、最低限の努力、最低限の結果で乗り切っただけです。
今となっては学歴などほとんど意味がなく、割り切りは大正解でした。
特に私の就職活動の時代は就職氷河期真っ只中で、学歴パスポートの恩恵などもほとんどなくて、馬鹿馬鹿しいと思ったものです。
当然の結果として、高学歴→一流企業のコースを歩んでいなかったので、脱サラする時の見切りも容易いものでしたね。
それにしても、このガラパゴスな教育システムが半世紀以上も持続するとは、改めてすごいものをつくったものだと呆れますね。