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【Vol.50】30代で独立するのが理想なのかな?

サラリーマンの批判ばかり書いていますが、サラリーマンにもたくさんのメリットがあります。

特に若いうちはいきなりの独立は無謀なので、最初は会社で社会人修行を積んでから独立をするのは鉄則です。


日本の就活や新卒一括採用制度は議論があるのかもしれませんが、少なくとも若者の雇用は安定するし、右も左もわからない若者に、社会や仕事の基本ルールを叩き込んでくれるメリットはあります。

卒業と同時に大量の失業者が町に溢れるよりはずっとマシだと思います。


会社の雇用は基本的に長期的な人材投資で、20代は大して稼げないのを前提で教育を重視して、30代で大きく稼いでもらえればいいと考えています。(30代で稼げなかった不良債権のような社員はさっさと損切りしたいのが本音でしょう)

是非は別として、40才を定年とする考えはとても賢いと思いました。

大器晩成という例外もあるかもしれませんが、30代で活躍できなかった人が40代以降で活躍する確率は低いでしょう。


会社の戦略を見抜けば、20代は会社で修行しながら独立資金の蓄財をさせてもらい、30代で独立するのが理想です。

30代は一通りの社会人経験もして、知力も体力も気力も人生でいちばん勢いがある時期なので、独立志向の人はこの貴重な時期を他人の会社に提供するのではなく、自分の会社に提供するべきでしょう。(自分ができなかったのが無念です・・・)

お世話になった会社への背信行為のようですが、投資は自己責任が大原則なので、会社の投資が失敗した結果だと割り切っても問題はないはずです。

本当に抜けられたら困るような貴重な人材なら、会社が高額の給料を支払ってでも引き止めればいいだけです。(それでも断るべきでしょうけど)


自然人は少子高齢化で絶望的ですが、せめて法人は多子若齢化してほしいです。

老舗の大企業ばかりで硬直化した世の中より、若いベンチャー企業が常に生まれるような新陳代謝のある方が世の中は活性化していくはずです。