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大学時代に付き合ったカップルが社会人になると別れる理由。色々言われてますが、全てはサンクコストですよ。
今までに1,000人以上の恋愛相談を受けてきた心理分析家が、大学時代に付き合ったカップルが、社会人になると破局してしまう理由を説明します。
ストレスフリーの大学生活でできた恋人に価値を感じられなくなるから
大学生になって、出会いも増え、大学1年、2年ごろに彼氏、彼女ができた人も多いと思います。
しかし、90%以上の確率で、彼らは社会人になると別れます。
なぜでしょうか?
なんでも自由に選択、行動できた自由な大学生活から、急に秩序ある社会人生活にうつり、上司や先輩から理不尽に社会人としての基礎を叩き込まれます。
そこで、大学時代にはしてこなかった、様々な苦労を重ねることでサンクコストが積み重なります。
それは、社内での出世のための苦労であったり、お金を稼ぐ苦労です。
人間は、自分が苦労して得られたもの(サンクコストをそそいだもの)にしか価値を感じることができません。
そのため、社内の出世競争に尽力していれば、そのすごさを分かってくれる人に価値を感じます。
同じ社内の一般職の女性は、その男性のすごさを理解してあげられるため、出世にはげむ男性は、社内の女性のことを好きになる傾向にあります。
社内の出世よりも、苦労して高給であることに自負を持っている男性は、社会人になってから、お金をかけたデートに付き合ってくれる女性のことを好きになっていきます。
自分がコストを注いだお金を使っている女性=価値のある女性
となるためです。
貧乏な大学時代に付き合っていた恋人の方が、ルックスも良く素敵な異性だったとしても、彼ら、彼女たちには、コストを注いでないので、どうしても価値を感じることができないのです。
また、大学時代はデート代等、恋人と平等にコストを負担している傾向にあるので、社会人になってから急に、どちらかの負担が大きくなるのは心理的に抵抗があります。
例外としては、カップルのどちらか、または両方が超ホワイト企業に入社してほとんど苦労が伴わなかった場合、親の会社に入社してチヤホヤされて仕事をしている場合は、サンクコストがないため、社会人になっても付き合い続けている傾向にあります。
あとは、両者ともにルックス、教養、経済力に優れ、他に良い人は見つからないだろうという場合ですね。
とにかく、相手にコストをかけてもらうしかない!
学生時代のカップルが社会人になって別れる理由は、恋愛ホルモンが3年~4年で切れるためだ、ということや、新しい出会いが増えるから、忙しくなるから、遠距離になるから、結婚と恋愛は別だから、などさまざまな説があります。
しかし、どれも本質的な問題ではありません。
一番大きな理由は、恋人にコストをかけてないからです。
最も良いのは、何の苦労もしてない大学時代(一部の部活動やゼミ活動は除きます)に、簡単に異性と付き合わないことです。
付き合うまでに、コストをかけてもらうことです。
そうはいっても、大学時代に純粋な気持ちで恋人と付き合う経験はなによりも大切と感じるかもしれません。
社会人になってから、良好な関係を保つためには、恋愛リロン。を習得して、継続して恋人にコストをかけてもらい、大切に扱ってもらうことが必要です。
それ行わず、大学時代のように漫然と恋人関係を続けていると、90%以上の確率で破局してしまいます。
もう1つの論点として、近親相姦を避ける。
というものがあります。
人類学者のエドワード•A•ウェスターマークによると、発達期に共に過ごした異性に対して、性的魅力を感じなくなります。
これは、人間の遺伝子上、近親相姦を避けるようにプログラムされているためです。
もし、血族が何らかの劣勢遺伝子を保有している場合、近親相姦で子孫を残すとその劣勢遺伝子も遺伝してしまいますので、種の保存に極めて不利です。
発達期を、ともに過ごした異性は近親であると遺伝子にプログラムをしてしまうことで、その可能性を低下させ、外部の遺伝子を取り込もうとするんですね。
大学時代の恋人が発達期に該当するかどうかは人によって個体差があるかと思いますが、この法則が関係することはあるでしょう。
恋愛リロンのコアを教えています↓♪