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不倫された妻が最初に取るべき行動— 45歳・子なし・夫に裏切られた私の選択

「浮気されました。」

そう言葉にするだけで、胸の奥が痛む。

でも、それはもう変えようのない事実。
夫は私を裏切った。
私が信じてきた関係は、夫の軽々しい嘘によってあっけなく崩れた。

「なぜ?」
「私の何が足りなかった?」
「どうして私じゃなく、あの女を選んだの?」

答えの出ない問いが、頭の中でぐるぐると回る。
心は嵐のように乱れて、今すぐ夫を問い詰めたくなる。

でも、私はわかっていた。
ここで感情のままに動けば、後悔することになる。

だから私は、まず立ち止まることにした。

「この先、私はどうするべきか?」

傷ついたままで終わりたくない。
夫に振り回される人生は、もう嫌だった。

私は、私のために、冷静に次の一歩を考えることにした——。


1. 感情のままに動かない

夫の浮気が発覚した瞬間、頭が真っ白になった。

✔ 今すぐ夫を問い詰めたい
✔ どこかに逃げ出したい
✔ 叫びたい、泣きたい、壊したい

そんな衝動が一気に押し寄せてくる。
でも、ここで感情のままに動いてしまうと、後悔することになる。

私はまず「何もしない」ことを選んだ。

泣きたいなら泣けばいい。
怒りが収まらないなら、紙に書き出してもいい。

でも、絶対に「夫を責める」「すぐに結論を出す」ことはしない。

なぜなら——
この先、私の人生をどうするかは、私が冷静に決めるべきだから。


2. 証拠を確保する

怒りにまかせて夫を問い詰める前に、まず証拠を残すことが最優先。

私の場合、夫のスマホを見てしまった。
そこには決定的なLINEのやりとりと、浮気相手との写真が残っていた。

すぐに問い詰めることもできたよ。
でも、私は冷静にスマホの画面を撮影し、自分のスマホに保存。

✔ LINEのスクショを撮る
✔ 写真を撮る
✔ レシートやクレジット明細をチェックする

「この証拠をどう使うか」は、あとで考えればいい。

でも、もし夫が
「そんなの証拠にならない」「お前の勘違いだ」
と言い逃れしようとしたとき
これが私の「真実を見失わないための武器」になる。


3. 夫の動きを観察する

証拠を押さえたら、次は夫の行動を注意深く観察する。

✔ 家にいるときの態度は?
✔ スマホを持ち歩く頻度は?
✔ 私との会話が減ったり、不自然に優しくなったりしていないか?

浮気がバレていないと思っている夫は、意外と隙を見せるもの。

私は、夫の何気ない一言や態度をメモに残した。
それを見返すことで、「私が思い込みで疑っているわけじゃない」と自分に言い聞かせられるから。


4. これからの「選択肢」を考える

浮気を知った以上、私はこの先の人生を考えなければならない。

離婚するのか?
離婚せずに関係を続けるのか?
夫と向き合うのか、それとも距離を取るのか?

感情に流されずに、「自分がどう生きたいか」を考える時間が必要だった。

私はすぐに結論を出さなかった。
だけど、ひとつだけ決めたことがある。

「私は、夫のために生きるのをやめる。」


5. 自分を取り戻す準備を始める

夫に裏切られたことで、私の世界は一度壊れた。
でも、だからこそ、私は自分を取り戻す必要がある。

✔ 美容院に行って、髪を切る
✔ 自分の好きな服を買う
✔ ひとりでカフェに行ってみる
✔ 友人と会って、誰かと話す

何でもいい。当たり前のことでも。
そもそもこんな当たり前のことですら、できてなかったんだもの。

「私はまだ私でいられる」と思える小さなことから始めた。

浮気されたからって、私は終わりじゃない。
むしろ、ここから新しい人生を作っていく。

夫がどうするかじゃない。
私がどう生きるか、それがすべて。


6. これからの私へ

夫の浮気は、私の心をズタズタにした。
でも、私は負けない。

私はこれから、夫に依存しない人生を生きる。
夫が何をしようと、私は私を大事にする。

まだ答えは出ていないけれど、ひとつだけ言える。

「私は、もう夫の“ただの妻”ではない。」

自分の人生を生きるんだ


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