有名企業のコラムが書けた!Webライターとしてのやりがいと将来への不安
ライター開始から数カ月後、A社でコンテンツマーケティングの記事作成を開始。
それまでは書いてきた記事がどこでどのように扱われているかわからなかった私にとって、これからは企業のオウンドメディアに掲載されるということに興奮しきりでした。
オウンドメディアというのは、企業が運営しているサイトのことで、ブログやコラム記事などを公開していることが多いです。
つまり、企業のブログやコラムを書く人になった、ということ。
よく見る、利用する企業のブログやコラムを書けるだなんて、なんだかとってもワクワクします。
とはいえ、お仕事ですからきちんと成果を上げねばなりません。
編集者さんに基本的な構成や書き方、アウトラインの作り方などを教えていただき、四苦八苦しながら記事を書き続ける毎日でした。
何が正解で何が不正解かもわからず、手探りで書いては出すの連続。とにかくリサーチにリサーチを重ねて書き、編集さんの赤字に絶望しながら這いつくばって修正する毎日でした。
ちなみに、企業発信の記事なので、私の名前は載りません。しかし、無記名とはいえ無事に公開された記事を見たときは、もう達成感でいっぱいでした。
実は、オウンドメディアのデビューはかなり有名な企業だったんです。
もちろん私も何度も利用したことがあるので、より一層テンションが上がりました笑
その後もさまざまなオウンドメディアで執筆させていただき、着々とライターとしての基礎を学んでいきます。
まだライターの知り合いもおらず、仮想空間で働いているような不思議な働き方でしたが、やりがいだけは満ちあふれていました。
ただ、慣れてくるとまたあの感覚が沸いてくるんです。「このままでいいのかな」と。
専門的な知識のないジャンルで書き続けることに不安を覚えたんです。
リサーチや知人からの情報収集だけでなく、正式に取材して書くライターを目指した方がいいのではないかと悩み始めたのがこの頃でしょうか。この悩みは長く続くのですが。
当時の働き方しかできないままだと、ライターとして頭打ちになる気がしつつも、変わる手段を見つけることができず。悶々と悩みながら、A社とのお仕事を繰り返していく日々でした。
そのなかに、ライター人生でもっとも大きな出会いがあったんです。
続きは次回へ
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