「仕事はつらいもの」「頑張ることが正義」いびつな思想をほぐしてくれた初めての仲間

企業のコラム記事にも多少慣れてきた頃、二人の編集者さんと出会いました。

最初に出会ったのは、多彩な肩書をもち、幅広いジャンルでマルチに活躍されるBさん。

ライターも編集も手際よくこなしていらして、丁寧で迅速。それでいて隙のない仕事ぶり。

私が詰めの甘いアウトライン(記事の骨子)を提案すると、見事にその甘さを見抜かれ、修正を求められることがたびたびありました笑

修正後に手厚くフォローをしてくださるし、ちょっとした余談も楽しくて、仕事をしていて初めて人のあたたかみを感じました。

「ああ、Bさんすごいなあ。きっと素敵な人なんだろうな」なんて思っていたら、近畿在住とのこと。しかも、会える範囲の距離でした。

Bさんのお仕事が私の住んでいる地域で行われるということで、その日にお会いできることに。

「ああ! Bさんが目の前にいる!!」とまるで芸能人に会ったような感覚になりつつ、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

その後もBさんと楽しく仕事をしていたら、またも素敵な編集者さんとの出会いが。

おもに医療・美容記事を手掛けられるCさんは、Bさんとまた違う魅力を放つ女性。

サポートがとてもお上手で、やさしくて力強くて頭の切れる方。

私が一生背中を追い続けたいと思う、人生の師匠です(これを言うと怒られるのだけど)。

Cさんが編集者、Bさんと私がライターを担当し、チームとして働いていました。

そこでもまた余談を通して、Cさんも近くにお住まいということが発覚!

せっかくなのでみんなで会おうと、定期的に3人で集まるようになりました。

優秀なお姉さま方のお話は、私にとって衝撃の連続。

いろんな価値観を学ばせていただきつつも、ライターの仕事で初めて「仲間」ができたことを実感。

それまで感じていた寂しさや不安、悩みまで全部聞いてくれるお二人が、私の心のよりどころになりました。

お二人に出会っていなかったら、きっと私は今の働き方をしていなかったと思います。

どこかで挫折していたかもしれないし、まったく違う道を選んでいたかもしれません。

ただ、確信できるのは、「絶対に自分が好きな道を選んでいなかった」ということ。

「仕事はつらいもの」
「楽しんでばかりじゃいけない」
「頑張ることが正義」

そんな凝り固まった思想を何度も何度も解きほぐしてくださったのが、このお二人でした。

いまだに頑固な私は、しょっちゅうネガティブな方向に思い込みがちですが、昔ほどは縛られていないはず、たぶん。

生き方、働き方を変えてくださったことに、心から感謝しています。

……なんだか書いていて恥ずかしくなったので、今日はここで終わり!

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