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人前で雄弁かつ丁寧にわかりやすく話せるのはなぜ? トーク力が優れている人たちの共通点を考えてみた

昨晩開催されたwithnewsさんのイベントをきっかけに再開したnote。

イベントで高揚した気分が治まらず、テンションに任せて記事を書いてみたら、withnews副編集長・丹治翔さんやご登壇された安倍川モチ子さんから素敵なコメントをいただけて感動!!!

内面をさらすことにずっと怯えていましたが、思い切ってチャレンジしてみてよかったです。ありがとうございます!

ただ、昨晩のイベントでは、コンプレックスを刺激された側面もありまして。

それが何かというと、伝える力について。

みなさん、とてもトークがお上手なんです。

素晴らしいライターさんばかりだから当たり前だと思われるかもしれませんが、とても雄弁かつ丁寧で分かりやすく、視聴者に内容がスッと伝わってきます。

それって、本当にすごいことだと思います。とっさに質問されて、知識や経験をもとに自分の意見をよどみなく言えるだなんて。

トーク力と素晴らしい内容のあまり、感動の余韻に浸りながら閉会後にライター仲間のオンライン飲み会に顔を出してみたんです。

そして、「吉村さんがご登壇されたイベント、すごくよかったよー!」と言うと、もちろん内容について求められるわけで……。

しかし、残念なことに「うん、とにかくすごくよかった!」と答えるだけ。全然言葉にならない(泣)

せいぜい言えたのは、ゲストのみなさんのお名前くらい。

ほら、コレだよ、コレ!!
私に欠けているのはコレ!!!

と、心の中で号泣。

イベントの内容はPCに打ち込みながら聞いていたので、それを見ながらじっくり文章化するのであれば伝えられると思います。

ただ、とっさに自分の口で伝えるというのが、非常に苦手です。

この悩みはじわじわと深みを増しているため、お話上手な賢い方々の習慣をお聞きして解決策を模索しています。

そこでみえた共通点のひとつが、読書。

みなさん、子どもの頃から活字が好きという方ばかり。読書を常に続けていらっしゃる方がほとんどです。

私も活字は昔から好きだったし、それなりに読書もしてきたつもりではあります。

ただ、全然違うんですよね。私が賢いと感じる方々は圧倒的に活字への熱量が高く、なかには、辞書の1ページ目から最終ページまですべて読み込んでいたという方も。

みなさんコンスタントに何冊もの本を読み続けていらして、読書量は雲泥の差だと感じます。

そして、賢いだけでなく人柄も素晴らしい方ばかり。やさしくて奥深くて腰が低くてユニークでもあって、でも自分の意見は鋭くズバリ。

最高にかっこいいんですよ! 読書の量は、人間の質みたいなものに顕著に表れるのかもしれません。

すこしタイプは違いますが、芸能人でいうと、カズレーザーさんも素敵ですね。

物事をいつも俯瞰的に見られていて、分析力も高くコメントが冴え渡っています。

彼もずっと読書を続けていらっしゃるとのこと。やっぱり! と思いました(笑)

あと、もうひとつの共通点がアウトプット。みなさん読書によるインプットだけでなく、アウトプットも盛んにされていらっしゃる印象です。

イベントに登壇されたり、講師として活動されたりと、発言を求められる表立った仕事もあると思うのですが、日常的に情報と知識のアウトプットを繰り返しているようにみえます。

ランチや飲み会などでも世間話や身の上話でなんとなく終わるのでなく、何らかのテーマをもとに互いに意見を出し合う展開になるように感じます。

日常でも仕事でもインプットとアウトプットを繰り返して、常に成長されているのだろうと尊敬するばかりです。

私はそういう方々のお話を聞いている時間がとても好きなので、コンプレックスでなく目標にしたいと思い直す日々でありまして。

そのためにも、最近は山積している未読の本を少しずつ読んでおり、娘にも読書の時間を毎日つくるように促しています。

私は年齢的にも悪あがきかもしれませんが、娘は小学生だからまだ間に合うと信じたい……。

親子共々アウトプットの場が少ないので、どうにか増やしていこう。

私のキャラ的にたとえ賢くなれたとしても雄弁かつ丁寧に語れるタイプではないと思うものの(笑)、事実に基づきながら人の心に届く言葉を伝えられるようになりたいです。

吉村さんの「関西ライターズリビングルーム」が再開されたらゲスト出演させていただく予定なので、吉村さんのあたたかい熱弁を思い出しながら、下手なりに思いを込めてお話できるように頑張りたいと思います。


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