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オーストラリア生活を経て犬派からネコ派になった話

日本では18歳で自立してから、ほぼずっと一人暮らしをしていました。そのため、物価が高くシェアハウスに住むしか選択肢がなかったオーストラリアでやっていけるか心配でした。しかし、シェアハウスに住んだからこそ、1件目のシェアハウスでは犬と、2件目のシェアハウスでは猫と住むことができました。

大型犬と住むという現実

子供の頃から犬が飼いたかったのですが、母親がアレルギーで飼うことができませんでした。

3匹オーナーさんが飼っている大型犬がいて、不在時には餌やりなどの世話を頼まれまていました。犬を飼うのが夢だったので、初めはワクワクしていたのですが、料理中も食事中も全力で食べ物を守らないといけない…

お手もお座りもできない犬たちだったので、ただ躾がなってなかっただけかもしれません。しかし、料理をしているときは3匹が食べ物を狙って飛びついてきて、それが3食毎回だったので、段々しんどくなってきました。
食べる際も、塩を足そうなどと思って立ち上がった際に、食べ物を盗まれました。。何度自分用に用意をした食べ物を失ったことか。

そして、大型犬3匹いると家の中がすごい匂いです。ルームメートたちも揃って、「自分が外出した際に臭いと思われていないか気になる」と言っていました。
それ以外の理由もあり、(大型)犬はもういいや…と思うようになりました。


猫と住んでみて

猫に対して、正直良いイメージがありませんでした。それは猫に対してと言うよりも、外で多頭飼いをしていた親類がいて、その環境に対して悪いイメージがあったためです。そのため猫=汚いというイメージが植えついていました。

ルームメートの猫はそれに対して、ちゃんと世話をされていました。お風呂には入らないものの、猫の匂いは気になったことはありません。話せない分、猫の行動や心理などについていちいち検索しているうちに、段々と愛着が湧いてきました。警戒心の強めの猫だったのですが、その分、寄ってきてくれた時の嬉しさが大きかったです。

ルームメイトが泊りでいないときは、朝早く(5時くらい)私のドアに体当たりして朝ごはんをねだってくるのですが、イラついたことはありません。それでもまだ寝ていると、体の上を歩いて起こしてきました。
そして、空腹が満たされるとそっけなくなる笑。ご飯を盗まれるより、そっちの距離感の方が私には向いていました。

帰国するためパッキング中。気にしないふりをしているけど、ちょっと寂しい猫。

嫌なことがあっても、猫をなでると気がまぎれ、アニマルセラピーってこういうことかと思いました。

オーストラリアで一番恋しいのはルームメイトの猫です。魔女の宅急便のキキをテレビで見せ反応を見るという、アホなことをしていた日々が恋しい!


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Rena
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