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聴くクラシック音楽入門🎵Vol.6

今回は中世の後期からルネサンス音楽に入るまでの歴史です。

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9世紀から12世紀までの概略

9世紀から単旋律のグレゴリオ聖歌が広まりました。

一方、対となる複数の旋律をもつ「多声音楽」はスイスで始まり、12世紀まで続き、その後更に増え、4声まで進化します。
ルイ6世によりパリが王国の首都になると、ノートルダム大聖堂が学問や音楽の中心になりました。

1.フランスのアルスノヴァ

そして13世紀中頃のフランスでは「音の長短を異なる音符で示す方法」が考案され、それも更に発展して、より細かな音価が示されるようになりました。(アルスノヴァといいます)

14世紀、教会の権力の衰えにより、北フランスのランス生まれギョームドマシューらによって脱宗教音楽も加速していきます。

2.イングランドのフォーブルドン

フランスの複雑なリズム、【アルスノヴァ】が発展する中、イングランドでは東部のダンスタブルで生まれたと言われる、ジョンダンスタブルは《百年戦争》の休戦時にフランスに滞在し、イングランド独自の3度、6度を用いたものをヨーロッパに伝えたと言われています。(フォーブルドンといいます)

3.イタリアのトレチェント音楽

その頃イタリアでは、独自の多声音楽が北イタリアで発展しました。
リズムを重視したフランス音楽に対し、イタリアは旋律を重視したことに特徴があります。(トレチェント音楽)

4.百年戦争付近の歴史

こちらは、百年戦争付近の歴史の流れです。(世界歴史まっぷより)

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