パブロフの犬とウェルテル効果
会話の中で私がパブロフの犬みたいなことね!と言ったら、伝わらなかった。
逆に、パブロフの犬ってウェルテル効果みたいなもの?と聞かれて、伝わらない私。
かみ合わない会話。
パブロフの犬は条件反射ですよね。
ウェルテル効果が興味深い現象だったので、気になって調べてみた。
まとめると著名人などの自殺のニュースなどを見ると、自分も自殺したくなる。という現象。
これを聞いて私が思い出したのはhideの死後、ファンが後追い自殺した事件。
Wikipediaの事例のところにも記載があったので該当するんですね。
そして、もっと興味深いのは語源。
無知な私にとっては、ウェルテルってだれやねん。
ちなみに私の祖母の名前はテルさんです。笑
ゲーテの「若きウェルテルの悩み」のストーリーに関連しているらしい。
その昔、ドイツ文学の授業とってたな…ニーベルンゲン懐かしい。
そんなことは置いといて、
読んでないけど雑にまとめるとこんな感じらしい。
若きウェルテル青年は婚約者がいるシャルロッテさんにフォーリンラブ。
割と仲良しだったが、シャルさんの婚約者が帰ってきて、
ウェルテル青年は悩んだ。
そして、ウェルテル青年は別の土地で職に就くことにしました。
ところが、新しい土地と職場でなんやかんやあって、
もうええわ!帰る!となって、帰ってきます。
戻ったがシャルさん夫妻からは冷たくされ、シャル夫とシャル父ともいざこざした結果、ウェルテル青年はメンヘラ発動。
わぁもう好き好き死にたい死にたい死にたい死ぬ。となったのですね。
シャル夫の銃を借りたのですが、なんとシャルさんが使用人に手渡したということで、
ウェルテル青年は大好きな女性が触れた銃で自殺できましたとさ。
このお話が流行し、ファッションを真似したり、モデルとなった人の墓を巡礼する人が増えて、同じように自殺する人も続出したそうな。
詳しくはこちら
今も昔も人間の行動は変わらないものなんですね。
hideは最初に自殺と報道されて、後追い自殺者が出たのですが、
今では自殺ではないという考えの人が多いですね。
私も事故だと思ってます。
死に対してはいろいろな考え方がありますが、
私は自殺のニュースを見ると、
生きているそのうちは死んでたまるか。を思い出す。
[ALEXANDROS]のRunAwayの歌詞です。