幾つになっても 新しい体験と目覚めを
あけましておめでとうございます。
新年のご挨拶が少し遅くなった感がありますが、今年最初のこの時間のクラスです。
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皆様は年末年始どの様に過ごされましたでしょうか?
私は2年ぶりに実家へ帰省致しました。
私の父は表向き、少し怖いです。
昭和の頑固おやじ、アルプスの少女ハイジのおじいさんみたいな感じを想像されると分かり易いかも知れません。
子供が苦手なのか、どう接したら良いか分からないのか…。
私が小さな頃から遊んでもらった記憶がなく、ろくに向き合って話した記憶がありません。
コロナ以前、まだ赤子だった娘を会わせた際も、近づこうともせず遠くからフーンと眺めていました。
ですが、今回は娘も4歳。
彼女の方からじぃじ、じぃじと無邪気にグイグイ迫るんですね。悪戯したり、遊びに誘ったりと。
するとだんだんと打ち解けて、あっという間に孫にデレデレなじぃじになってしまいました。
私もそうですが、母ですらその様な父の姿を見たことが無く驚いていました。
姉がつい写真に収めてしまうほどでした。
厳しい父にとって、子供を甘やかす事はおそらく初めての体験だったのではないかと思います。
その体験が、父の心とこれからの日々を柔らかく温かくしてくれればと私は願っています。
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我々も、新しい体験や新しい刺激により、今まで知らなかった自分の一面に気づきます。
その気づきは"目覚め"と言い換えても良いかも知れません。
あらゆる新しい体験は、自分の新しい可能性を目覚めさせてくれます。
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きっと今年も様々な事が起こるでしょう。
ですが、私はどの様な状況であろうとただヨガを続け、ただ先に進みたい。
そう考えると、どの様な未来であっても明るく感じます。
皆様もどの様な状況でも"自分の思う道"を進んでいただけたらなと思います。
今年もヨガを通して、皆様がその道を歩くお手伝いが出来ればなと願っています。