見出し画像

モンテディオ山形で「カードゲーム 2030SDGs」をやったお話

皆さん、こんにちは。
久しぶりのnoteになりました。もう12月か〜。
この1年は本当に早いですね。個人的にも色々な変化があった年でした。表面上はうまくいかないことが多かったようにみえますが、それと同時に非常に多くの経験、学びがありとても成長できた1年でした。

さて、今日はモンテディオ山形で「カードゲーム 2030SDGs」をやったお話をしたいと思います。

私が所属するモンテディオ山形(Jリーグのクラブ)にて、先日カードゲーム 2030SDGsをやりました。

画像1

2015年9月に国連で採択された「SDGs」。
採択から数年の時を経て、日本国内においてもSDGsに関する情報のメディア露出が増え、多くの方に認知されてきました。
しかし、言葉ばかりが先行されてしまい、SDGsの本質や必要性を理解している人は非常に少なく感じます。
確かに、「17の目標や169のターゲットを覚える」「ESG経営を理解する」など、内容をある程度理解することは重要です。
でも大切なことを忘れてはいけません。

SDGsを覚えることがSDGsの目標達成に繋がるのか?

ということです。当然のことながら覚えただけでは、目標を達成できるはずがありません。
大切なことは、SDGsの目標やターゲットを一語一句暗記することではなく、SDGsの本質を理解し、個人や企業が何らかのアクションを起こすことです。

そこで登場するのがこちらの『カードゲーム 2030SDGs』です。

ゲームを開発しているイマココラボ社ではこのように説明をしています。

カードゲーム「2030 SDGs(ニイゼロサンゼロ エスディージーズ)」はSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。

さまざまな価値観や違う目標を持つ人がいる世界で、我々はどうやってSDGsの壮大なビジョンを実現していくのでしょうか。

このゲームはSDGsの目標を1つ1つ細かく勉強するためのものではありません。「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を体験的に理解するためのゲームです。

そのためSDGsという言葉を聞いたことがない人やあまり興味関心がない人でもゲームが持つとっつきやすさと面白さで知らず知らずのうちに熱中し、楽しみながらSDGsの本質を理解することができます。

参加人数は最小5人から50人程度ですが、世界を複数同時に走らせパラレルワールドを作ることで最大で200人程度まで同時プレイできるように設計されています。ゲームの後の解説と振り返りを含めると最短2時間から、通常は3時間半程度でプレイ可能です。

要はゲームを通して、SDGsの本質を理解し、自分たちが何ができるのかを理解しよう、みんなで共有しよう、みんなで動き始めようということです。

※ゲームルールなど詳しくは下記のページをご覧ください

このゲームをモンテディオ山形でやったところ・・・大盛り上がり!
参加した社員の皆さんは、SDGsについての説明段階ではお世辞にも表情が明るいとは言えませんでしたが(複雑で難しそ〜という表情)、ゲームをやっている途中は子どものようにワイワイはしゃぎながら楽しんでいました。(私、運営のお手伝いで写真を撮れず・・・)
ほぼ全員がSDGsの知見と関心が薄いのにここまで盛り上がるのか!とびっくりしました。
改めてこのゲームは誰でも楽しめるゲームだと思った瞬間でした。

画像2

ゲーム終了後はファシリテーターからのフィードバックを挟み、全員で感想を共有します。
それぞれの口から出る言葉は、表面的なものではなく、「本当の言葉・心の言葉」が出てくるので不思議なものです。

□参加した社員の声

「自分のゴール達成ばかりを考えていて、他の人のゴールをみていなかった」
「ミッションを遂行するためには時間もお金も必要だった」
「経済・環境・社会の3指標を意識しながら、ミッションを遂行することはとても難しい」
「お金がある人が動かないと、環境や社会は変わらない。」
「誰かが動くと、連動してみんなが動きはじめる。」
「経済ミッションを達成するためにはそれ相応の犠牲も必要だった」

こういった感想が次々と・・・
そして、お気付きの通りこれら感想の全ては現実世界と全く同じということです。

さて、参加した皆さんには、この学びをどのようにNEXTアクションに繋げていくのか?が求められます。

個人単位で置き換えれば、「コンビニでビニール袋をもらわないこと」かもしれない。
組織単位で置き換えれば、「コミュニケーションのハブであるサッカークラブができることについて考える」ことかもしれない。

いずれにしても、このゲームを通して脳内のスイッチが切り替わり、NEXTアクションのきっかけになったのは間違いないと思います。

ゲームを通して学べること

カードゲーム 2030SDGsを通して学べることは多岐に渡ります。ゲーム受講者として、運営サポート経験者としての感想を紹介します。※あくまで個人の感想です

●SDGsの本質を理解するきっかけになる
●SDGsの目標やターゲットを楽しくインプットすることができる
●ゲームを通して、実世界で何が起きているのか理解することができる
●会社内で意見を共有することで新しい組織課題の発見に繋がる
●やっていることはゲームなので社員がともて仲良くなる
●一人一人が世界を変えるトランスフォーマーという意識が芽生える

皆さん、「カードゲーム 2030SDGs」研修をやってみませんか?

皆さんもこのゲームやってみませんか?

このゲームには、ファシリテーションをする資格所有者(公認ファシリテーター)が必要です。
モンテディオ山形には公認ファシリテーターが在籍していますので、企業様で研修のご希望があれば是非ご連絡ください。きっと、企業様にとっても未来にとっても役に立つことだと思います。

画像3

本当に楽しいですよ〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?