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[東京科学大学(東工大) 情報理工学院 情報工学系] 入試概要と勉強スケジュールについて

こんにちは!自分は、東京科学大学 (東京工業大学) 2025年度 (2024年度実施) の情報工学系にA日程で外部から合格することができました。今回は情報工学系の入試概要と自分の勉強スケジュールをまとめてみました!参考になればうれしいです!

注意
※この情報は2024年7月時点のものになります。受験の制度は年々変化します。最新のテスト範囲、日程、提出書類などは最新の募集要項を確認していただければなと思います。  この記事によって生じた不利益には一切責任を持てないため、ご注意ください。

簡単な自己紹介の記事は以前書いたので、よかったら見て行ってください!


入学試験の流れ(情報工学系)

2025年度(実施は2024年)の募集要項をまとめてみました。参考までに!なお、募集要項は大学のホームページより確認できます。

  • インターネット出願サイトでの登録 6/3~

  • 出願書類の提出 6/6~6/12 (必着)

    • 上記の期間内に大学へ出願書類を提出。TOEICやTOEFLなどのスコアシート志望理由書学士課程の成績証明書などの書類提出。

  • 受験表の閲覧・印刷 7/4

    • ここでA日程かB日程かが判明する!

  • A日程 口述試験 7/12

  • B日程 筆記試験 8/16  口頭試問 8/22

  • A日程結果通知 7/26

試験は口述試験のみのA日程と筆記試験と口頭試問のB日程2種類の日程があります。A日程で不合格になった場合は、B日程を受験することができます。受験者が日程を決めることはできず、提出書類の内容によってどちらかに振り分けられます。GPA大学名TOEICやTOEFLの点数志望理由書の内容希望する研究室の人気などが基準になってそうです。明確な基準は明らかにされていないので、外部生はA日程に期待せず、B日程の試験の準備をしておくことが重要だと思います。ちなみに自分は、外部からの受験で、GPAが3.34/4、TOEICが870点、出身大学は多分偏差値55ぐらい、で出願して、A日程を受験しました。A日程の話はまた別の記事で書きたいと思っています!

情報工学系の募集人数と合格者数について

募集要項によると、情報工学系の受入可能予定人数は97名で、2024年度(実施は2023年)の情報工学系の合格者は115名となっていました。辞退する人を考慮して多めにとっていると思います!B日程の合格者数と倍率、A日程の合格者数と倍率は、ホームページには公開されていません。ただし、公開されているB日程「口頭試問」受験資格者番号表、B日程「筆答試験」受験資格者番号表、試験合格者受験番号から、A日程の合格者数、B日程の合格者数と倍率を見積もることができそうです。また、B日程の筆記試験に合格した人は、口頭試問で落ちることがあるのかといったことも、ある程度予想できると思います!B日程の口頭試問は、ほとんど落ちず、配属先を調整するだけだという意見も多いです。
情報理工学院ではないのですが、参考になる記事があったので、ぜひ見てみてください!

情報工学系B日程の筆記試験の科目

注意
※この情報は2024年8月時点のものになります。最新の情報はご自身で募集要項でチェックしてください!

以下のA 群,B 群,C 群から各 1 問,合計 3 問出題します。(150 分)
A) 微積分学,線形代数学,確率統計
B) 数理論理学,オートマトンと形式言語
C) データ構造とアルゴリズム,プログラミング

出題範囲は、2024年度(2023年実施)から変更があり、上記の3つの群から1題ずつ出題されるようになったようです。2023年度から前の年では、D)論理回路理論、コンピュータアーキテクチャ、E)フーリエ変換、ラプラス変換、制御システムといった範囲からも出題があったみたいです。2023年度から前の年の過去問を演習する際は、現在の出題範囲と重なる問題を解くだけで十分です!
なお、配点は、筆記試験:900点、英語:100点になっています。TOEICのスコアの比重はそこまで重くないので、筆記試験の対策をちゃんとやることが大切だと思います。筆記試験で何点とれば、大丈夫かは明確にはわかりませんが、自分の個人的な意見では75%ぐらい得点できれば安心なのではないでしょうか。実際はもう少し低くても大丈夫かもしれません、参考までに。

自分の勉強のスケジュール

対策の時期について簡単にまとめてみました。東大院への進学も当時は考えていたので、TOEFLの勉強もしていました!

3年生
9月  東大院情報理工学系研究科の受験決意。まずはTOEIC勉強開始。
10月 月末にTOEIC受験。手ごたえがなく、12月にも申し込む。
11月 TOEFLの勉強開始。だらだらしていて、あまり進捗ない。
12月 TOEICの勉強再開し受験。870点だったので終了。
1月  1月後半あたりから、TOEFL本格的に勉強。
2月  月末にTOEFLの受験。88点だったので終了。
3月  数学勉強開始。線形→微積→確率統計→フーリエ解析→複素関数の順

4年生
4月  東工大の大学院説明会に参加。東工大数学10年ほど解く(多分)
5月  東大院の受験断念。専門の勉強開始。1週間かけて志望理由書完成。
6月  勉強ガチる。17年分の過去問(数学と専門合わせて)3周する。
7月  A日程の準備と受験。自分の大学の院試対策開始。


最後まで、読んでくださりありがとうございました。よかったら他の記事も見てみてください!






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