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米国と日本のLGBTQに対する私自身が思う肌感の違い
昨日から米のトランスジェンダー界隈では議論が盛り上がっています。
表現が規制される前に今のうちに書籍やアートを買っておくべきだ。
とか
もし職場でシスの価値観を押し付けられても権利を主張しよう!
とか。
反対派との激しい言い争いなんかは日本と変わりませんね。
私は穏健派なので、こっそり眺めている状態です。
ちょうど、性別が男と女しか無くなったところで
これから社会の動きがどう変わっていくのでしょうか...?
個人的に感じた私の周囲の今までの肌感を書きます。
まず日本と少し違うのは、州によって同性婚が認められている点です。
同性婚をしている方は普通にいて、同性愛もオープンだし逆に、日本など同性婚が許可されていない地域で見せつけてしまうのが勇気があってカッコいい的な風潮があるような気もします。
私のパートナーなんかがまさにこれで、私は日本でそれをやるのは恥ずかしいのですが、人それぞれですね。
流石にシンガポールに行った時はやめて って言いましたが。
若年層のコミュニティではSNSのプロフィールにフラッグや記号をつけます。
🏳️🌈とか🏳️⚧️とか。⚣⚧ ⚢ とか
...調べてみると知らないものが多いです。
流石に種類が多すぎて私も当事者以外の全てはよくわかりません。
「察して」は通用しません。
はじめに自己主張しなきゃ という考え方です。
あとは性自認によって自分が呼んで欲しい代名詞を書きます。
He,Him/She,Her/ They,Them(どちらでもない人)
私はThey,Them、もしくは名前ですね。
正直、日本より気軽にホルモン治療を受ける方も多いです。アイデンティティの一種になっているみたい。
よく考えたら私の周りはトランスだらけ。
日本では日常的には殆ど出会いません。
ただ、ホルモンバランスの変化による体重の大幅な増減やメンタルが不安定になりやすく、薬物による自殺未遂を何度も起こして入院までした知り合いもいます...
メンタルの影響も人によるみたいです。
私も女性ホルモンを入れているので同族ですが、過去にメンタルの不安定な方に八つ当たりされた経験から、人の激しい感情が苦手なため、
時折(怖いなぁ...距離取ろう)と思う時もあります。
特定のコミュニティの信頼関係と結びつきが強い分、それ以外の保守派、よく思わない派閥からのヘイトが強い印象です。
私みたいなのが一人で彷徨いていると、特に男性からFaggot,Fag (ホモ、オカマ)って言われたり、酷い時はちょっと変な人に絡まれて政治のことと絡めて言い詰められます。
正直関わりたくないし面倒くさいです。
私の場合は本物なので確かにfagで合ってるんですが、ゲイではないのにひ弱な雰囲気の男性に対してもとりあえず悪口として言う雰囲気ですね。
どちらにせよ知らない方にいきなり馬鹿にされるのは嬉しくはないですね!
日本は、事なかれ主義で、ある程度関係性を察したら放っておいてくれるのがある意味で優しいです。
アメリカは個々の意思表明が強い分、それぞれの個性の主張が強く、ものをハッキリ言うし全て自己責任。
弱者に施しをする文化ですが日本ほど福利厚生が手厚くもなく、外食は高すぎるし多すぎるし
(その割にあまり美味しくないし!)
暮らしやすくは無いです。
因みに私の妹はストレート。
今は現地に住んでいて普通に男性と結婚していますが、それはそれでまた違った悩みがあるのかもしれない。
自由にも責任が伴うのですね。
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