雨の日はゴミ拾いするな!
とまあ、やや批判を浴びそうなタイトルではじめてみましたが。。
産業廃棄物処理の会社で働いていた経験から少し思うことを書きます。
雨の日のごみ拾いが環境に良くない理由
雨に濡れたゴミは、燃焼効率が悪くなり、
通常よりも化石燃料が必要になる。
そのため逆に環境負荷が高まってしまうのです。
ただし、ビン缶ペットボトルは焼却処理ではないので、
どうしてもごみ拾いをしたい!という心優しき方は可燃ゴミ以外を拾うのがいいと思います!
※各自治体で処理方法が変わるので気になる方は調べてみてね!
ちょっと脱線
濡れたゴミといえば生ゴミですが、
その水分量は約80%
さらに生ゴミは全体の34%を占めており、
そうした理由からも、生ゴミを堆肥化するコンポストが普及し始めているのです。
日常で気をつけたいペットボトルの捨て方
同様の濡れたゴミにまつわることで、もう一つ気をつけたいのは、
中身入りのペットボトル!
ゴミ処理場では中身が明らかにコーヒーだったとしても、
実際は危険な液体の可能性があるため、そのまま焼却処理します。
せっかく分別してゴミ箱に入れても資源にならないのはもったいない!
余談ですが、ゴミ処理場では手作業でキャップやラベルを剥がしたりもするので、捨てる時の一手間も惜しまずやっていきたいですね。
ごみ拾いをするみなさまへ
いつも街を綺麗にしていただき本当にありがとうございます!
雨の日は風邪っぴき防止のためにも、ご無理なさらず!
これからもお互いに楽しく続けていきましょう〜!
実は、毎月第一日曜日午前10時から上野公園でごみ拾いをしてます!
どなたでも大歓迎ですので、雑談しながらわいわい楽しくやりましょう^^