世界

私のいる世界は随分とちっぽけだ。

家と、大学と、1つ目のバイト先と、2つ目のバイト先、それから、たまに行くダンススタジオ。オタクをしている時は基本的に孤独を好むので世界カウントから外れるし、昔の友達はたまに覗く世界でしかない。

ちっぽけな世界で生きている。世界を広げたいとは思うけど、どう広げていいのかはわからない。それに、今は中々外に出ていける状況でもない。

小生は、世界列車で世界旅行に行く。
時代の波に取り残された世界列車に乗っていたのは、旧型のアンドロイド。彼女にアトムと名をつけ、2人で珍道中。
75分の短い時間でギュギュッと色んな感情が詰め合わせになっていた。

色々な形の愛があって、色んな家族の形がそこにはあった。
兄妹。兄弟と父、血の繋がらない家族。これから家族になるであろうカップル。人を拒絶した博士と、博士が何かを求めて作ったアンドロイド。
それから、偶然出会った不思議なコンビ、小生とアトム。

博士はきっと、人間に裏切られたから、二度と自分を裏切らない、プログラムで出来たアンドロイドと共に生きていた。人間は孤独では生きられないから。誰かの温もりが欲しいと願うから。1人きりで生きてる人って多分どこにも居なくて。分からない、もしかしたら、居るかもしれないけど、人は決して1人では生きられなくて。誰かに想い想われて、それで生きてるんだろうな。

あと、死は新しい旅路なのかもしれない。
天国や地獄は、人が作り上げたまやかしに過ぎないのかもしれないけど、死を経ないとたどり着けない旅先なのかもしれない。

新しい世界はなにも、生きてるこの世にだけあるものじゃなくて、死を経た先にも世界があって、その世界もいつかは旅行しに行きたいな。

でもとりあえず、この世で世界広げた方がいいですね、私は。

語彙力ない感想で言うと、ほんと見たあと、「ほわぁ〜!!!」ってかんじ!寂しさも少し感じたけど、それよりもその先にあるものにワクワクをいっぱい感じました。楽しかった〜!浪漫と夢と革命と。それって全部ワクワク!それからドキドキ!心が躍る素敵な空間と時間。

何度でも言うけど、推しが色んな作品に出てくれるから、新しい素敵な作品で、素敵な世界に出会えて、そこには、さらに素晴らしい役者だったり、スタッフだったりがいて、新しい出会いがあって、毎回新鮮に改めて、あー、やっぱり芝居が好きだ〜!!!って思えるので、推しくんには感謝しかないし、これからも推していくし、芝居も大好きで居たい。居たいっていうか、多分ずっとずっと好きだけど。

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