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FP1級・ 学科試験 一発合格 メソッド5選|応用編攻略Ver

FP1級の学科試験には基礎編と応用編があります。応用編は記述試験ですが、実は応用編の方が対策が立てやすいです。

一方、大問の最初の数問でつまづくと芋づる式に失点してしまう試験でもあります。そこで今回は、2ヶ月の独学でFP1級に一発合格した筆者が、効率的な応用編対策について解説していきたいと思います。

では、早速見ていきましょう!!

応用編攻略ポイント5選

・先に結論から説明しますと、ポイントは以下の5点です。

  • 問題集ベースで勉強しテキストは参考程度に使う

  • 最初から過去問で演習する

  • 出題のパターンを知り、完璧に流れを覚える

  • 計算問題は、毎回完全には解かない

  • 試験計画を立て、試験中は機械的に実行する

・では、早速詳細について、解説していきたいと思います

1.問題集ベースで勉強しテキストは参考程度に使う

・応用編は、出題パターンがある程度固まっており、求められる知識量は基礎編よりも圧倒的に少ないです。

・ですので、出題されるパターンに関連した知識を取得するのが効率的であり、問題を解く→関連知識をテキストで吸収という流れがベターです。必要な知識を、必要なだけ覚えるというイメージです。

2.最初から過去問演習も取り入れる

・応用編は、1題を解くのに結構時間がかかりますが、問題集での対策を入念に行なった結果、過去問演習に時間が回せないというケースがかなり多いです。

・ですので、応用編については、最初から過去問演習も織り交ぜた方が良いと思います。

 過去問は、ひとまず大問レベルで切り分けても良いので、「ライフプランニングと資金計画」の過去問だけを数年分解くといった対応を取りましょう。

・問題の質は過去問の方が当然高いので、問題集よりも過去問演習にウエイトを置くべきだと思います。

・なお、問題集であれ過去問であレ、初見では、考えたところで初見では絶対に解けません。10秒くらい問題と設問を見て分からなければ、すぐに問題集の解答と解説を確認しましょう。

3.出題のパターンを知り、完璧に流れを覚える

・前述の通り、応用編は出題パターンがある程度固まっており、過去問対策の成果が出やすい試験です。

・可能であれば、過去問10年分程度を確認し、頻出パターンの傾向や解答の流れをマスターしましょう。

・応用編は、計算問題も多く、時間が足りなくなる可能性が高いです。普段の勉強では、問題を見た瞬間に解答の流れが思い浮かぶ程度まで、練度を高めましょう。

4.計算問題は、毎回完全には解かない

・計算問題は、一問解くのにも結構時間がかかります。よって、ある程度慣れてきたら、実際に計算するのは数問に1問にし、それ以外は解法や計算式を思い出したり、要点だけを書き出したりするに留め、時短を図りましょう。

・一方、試験直前においては、本当に計算がスムーズに行えるかを確認するために、代表的な問題の計算を、実際に最後まで解き切るようにします。

・この時に、少しでも計算に詰まってしまうようであれば、本番だと致命傷に成りかねないので、入念に対策を行います。

5.試験計画を立て、試験中は機械的に実行する

・応用編の問題は、時間をかけようと思えばいくらでもかけられてしまいます。また、本番の緊張も加わると、計算問題で普段より時間がかかってしまうなどのイレギュラーも想定されます。

・よって、各大問に対して何分時間をかけるのか、どの時点で切り上げるのかを、予め機械的に決めておきます。

・解いている問題を途中で諦めることは辛いですが、目的は試験に受かることです。大失点を避け、合格点まで積み上げられるように、予めルールを決めておきましょう。

補足事項など

・FP1級は、受験者数が増えているとはいえ、そこまで参考書数が多くありません。書籍の発行年度等は、購入前にチェックしておきましょう。FP1級は試験範囲が広く、必然的に法改正などの対応範囲も広いので、結構重要です。

・ある程度出題傾向が固まっているとはいえ、定期的に試験傾向が大きく変更になります。試験本番で直面するとパニックになりますが、解ける箇所だけ解き、残りは捨ててもいいと思います。他の受験生も全く同じ状況ですので、基本的にはここで差はつかない、ということを覚えておきましょう。

以上がFP1級・学科試験応用編の攻略テクニックでした。参考になった方は、いいねをお願いします!

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