戦場のフーガ1・2感想+備忘録的なもの
戦場のフーガ1と2をクリアした感想を綴る所。
プラス3に向けて忘れないように書き留めておく所。
的外れなことを書いてる可能性もありますが、
所感ということで何卒ご容赦下さい。
※大いにネタバレを含んでますので、未プレイの方は注意。
1・2共に1週クリア(どちらもグッドエンド)
ルートは基本的に危険ルート(クリア後進行可のルートを除く)
縛り的なもの特になし
各登場人物の感想
1と2で感じたことをそれぞれ書いていく。
シナリオ、戦闘の使い勝手とか諸々。
仲間は全員書く。その他のキャラもいくつか?
マルト・マジパン
1のマルト
プチ・モナ村襲撃から始まったこの物語、初っ端のソウルキャノン選択で、メイを選ぶと悲痛な声が聞ける。
序盤こそ戸惑う姿が何度も見えたけど、子どもたちのリーダーとして
終始仲間を信じて、最後までその信念を貫き通した皆の長男。
ヒーロー状態が安定して強く、ブレイバリーで火力の底上げをしつつ、
敵の装甲を削り次第ひたすらトリプルストライク使ってた。
メガトンブラスト覚える頃には既に最終盤で、トップドッグは覚える前に
クリアしてしまった。
戦いに巻き込まれていくことを嘆きつつも、しっかりとやり切った所は
流石『みんなの長男』。自分で言うだけのことはある。
漫画版等で最後のソウルキャノンを撃つ時、更にケモノ化してる描写が
あったけれど、何故ああなったのかは分からなかった。
2のマルト
ちょっと大人びた長男。タラニス暴走してからすぐにタラスクスに乗り込む
決意を固めるの、他の子どもたちもそうだけど、相変わらずの正義感。
ハンナを救えなかった事を契機に失意のどん底へ叩き落される。
そこからの長男は本当に見てられない。
心ここに在らずで、ただただジルを殺すという復讐心で動くだけになった。
長男から殺すなんて言葉を聞きたくなかった。
この一件で戦車内の空気は最悪。他の仲間は先に立ち直るも、長男だけは
ずっと引きずって、IM行動も全て台詞もない、イラストにもやがかかる
長男と絆会話出来ないで重苦しいこと事この上なかった。
AIハクスが無作為にソウルキャノン対象を選ぶと言って選ばれた訳だけど
実際の所、一番協調性の無さを読まれてぶち込まれたんじゃないだろうか…
ジンの説得の甲斐あっていつもの長男に戻ってからは、
頼れるリーダーシップを発揮して最後まで戦い抜いた。
2からの新システム、リーダースキルが超強力。
これに何度助けられたことか……本当にありがとうございます。
火力にサポートに何でも一通りこなせる主人公性能。
トップドッグを早めに覚えてくれたので、ボス戦で必ず使用
1に比べて攻撃的な言動が増えてたかも。
最後の最後にお兄さん登場。初耳だぞ。
3への布石だと思うけど、兄がいる事、何故今まで黙ってたんだ。
ハンナ・フォンダン
1のハンナ
みんなのお姉さん的存在
マルトが長男ならハンナは長女の様な役回り。
自分より仲間優先な所がある。
回復役兼デバッファー。
と言っても主に回復運用、デバフは後述の仲間に
任せることが多かったので、回復以外で使うことは
あまりなかったかも……
2のハンナ
まさかの非戦闘員キャラ、というかベレノスのAIになってしまった。
タラニスを含む古代兵器が如何に恐ろしい物か、2では更に味わう
事になったと思った。
AIになる前から敵ながらジルに同情したり、AIになってからも
自分の事は良いからと仲間を思いやり、生き返られるかもしれない
と聞いても、ベレノスは危険だからとジルを諭そうとしたり
変わらず自己犠牲の精神が強すぎるお姉さん。
彼女がベレノスの深部でジルのママのデータを探り当てられなかったら
どうなっていたことか。
彼女の言葉もしっかりとジルに届いていたのだと思う。
メイ・マジパン
1のメイ
癒し枠。
物心つかない内に両親と死別してる可哀想なマルトの妹。
祖父や祖母、マルトと村で暮らしてただけなのに、タラニスに
乗る事になってしまって更に可哀想。
チュートリアル中にソウルキャノンの犠牲にしてしまうと
マルト共々かなり悲惨。
選ばれた際、両親に呼ばれるような幻覚を見て、そのまま
チャンバー室へと入ってしまう。
この描写を見るに、ソウルキャノンに選ばれた者は、何かしらの
幻覚をジャンヌに見せられているのだろうか。
味方の順番を早めたり、装甲を削ったり回復したり、
主にサポート要員のメイちゃん。
回復もできるのでたまに使ったり、使わなかったり…
2のメイ
序盤はジルに操られ、タラニスに閉じ込められていたけど
無事に取り戻すことができた。
ハンナより先にメイが失われていたら、マルトはどうなっていたんだろう…
茫然自失のマルトに恐怖を覚えたり、AIとなったハクスには
もう怖くないって言ったり、子供ながらに感じる物があるのかな。
相変わらずスピードタイプ。
とりあえず手数増やしたい時はエンカレッジショットしてた。
反面、装甲削る力は一応持ってる程度のものだったので
後半はあまり出番なかったかもしれない。
カイル・バヴァロワ
1のカイル
都会から越してきたお坊ちゃんらしく、結構皮肉屋。
ベルマンに対して敵意むき出しで、かなり攻撃的だった。
父親と喧嘩してたり、ベルマン兵のブリッツ君と仲が悪かったり
何かと食ってかかるタイプだけど、根は優しいタイプ。
ハンナとの絆会話、ちゃんとMAXまでしてあげたいと思ってた…
空+装甲削りのエキスパート。
装甲削りはもちろんとして、空への全体攻撃が非常に役に立った。
ヒーロー状態の全クリティカルも単純に強いし、
装甲を削る必要のない相手にシャープアロー撃ったり、
厄介な空中相手にとても助けられました。
2のカイル
相変わらずな部分はあれど、かなり丸くなった印象。
ハンナがあんな事になって、一番気が気じゃなかったのは
彼だと思う。
そうであるにも関わらず、マルトが沈んでる間、
彼も一緒に沈むんじゃなく、一貫してハンナを助ける事を
考えていたのはかなり格好良かった。
加えて、マルトが村を放ってベレノスを追う選択をしようと
した時でも、村の被害のことを真っ先に言えたのはかなり偉い。
一番冷静じゃ居られないはずなのに、成長がみられたのが
よかった。マルトをライバル視してるだけの事はある。
空だけじゃなく、装甲値の高い敵全体に強くなった。
2は装甲値もHPも高い敵が多く、削るだけでも時間がかかるなかで
削るくらいなら彼にシャープボルト撃ってもらった方が早かった。
装甲無視全体攻撃も覚えるので、地上の青弱点にも有効だし、
1番の活躍をしてくれたかも。
ボロン・ブリオッシュ
1のボロン
でっかい丸い猫。IM時は大抵何か食べてる。
近くを通るとにゃむにゃむ言っててとても可愛い。癒される。
漫画版だとプレッツェル戦で自らチャンバー室に乗り込んでて
とても可哀想だった。と言っても、あれも幻覚ぽかったけど……
ヒーロースキルがとても優秀だった。そうそうなれる訳じゃないけど。
火力担当ではあるものの、ケガしにくくできたりサポ面も優秀。
自分にペナルティ付いちゃうスキルは避ける傾向にあるので
使いこなせてなかった感はある…。
2のボロン
要所要所で会話はあるけど、少し影が薄かった気もする……
IMでにゃむにゃむ言わなくなってしまったのがとても残念。
ブリッツ君との絆会話1つだけ見れたけど、1で話してた
ベルマンのお菓子の話の続きらしきものがあったので、
いずれ見たい…
砲座変更があったりで、中々使えなかった…残念。
スキルも変わらず全体攻撃だったりケガ耐性だったり
序盤はヤムヤムショットが結構使えて助かってた。
倒しきれるHPならララバイするよりこっちが便利かも。
ソックス・ミリオン
1のソックス
いわゆる博士タイプ。
弱気だけど技術者らしく頭が回る子。
ベルマンの飛行船技術を知りたがったり、タラニスについても
詳しく調べようとしたり、今後技術面で歴史に名を残しそうだなと思った。
スキルが全体的にデバッファー寄り。
煙幕がとても重宝した。ジンがあのスキルを覚えるまでは。
1ではあまり炎上を使わなかったので、もっと使い所あったのかも。
後半は面子がほぼ固定になってしまったので、基本的にジンのサポートで
状態異常成功率アップ要因になっていた。
2のソックス
せっせとベルマンの技術資料を集めてたらしく、
ブリッツ君に翻訳をお願いしてた。
やっぱりこれからのガスコの歴史に名を残しそうな気しかしない。
もしかすると、別ゲーで出てきたりするんじゃないかとの予感はしている…
前作以上に状態異常の重要度が上がった気がする為、結構使った。
ボムもそこそこダメージが入るし、HPが多い敵に炎上がかなり有効なので
ジンと組ませて前作と同じ戦法したり、たまに分かれさせて単体に異常を
撒いたりしてもらった。
デバフが強いゲームはいいゲーム。
チック・モンブラン
1のチック
双子のお姉ちゃん。
弟のいたずらに付き合ってるらしいけど、プレイした感じでは
あんまりそんな事もなく、注意したりお姉ちゃん感が出てた。
双子と言うとどうしても、どちらかが欠けるとどうなるのか?
と言った邪悪な考えが出てしまう。
シナリオ的に個別でイベントがある訳じゃなさそうだけど、
どちらかをソウルキャノンに…なんて悪いことを考えてしまう。
強化を消すスキルを持ってたり回復できたり。
このゲーム、回復の手段が持つ子がそこそこいるので、
親愛度上げがてら色々組ませたりしてた。
でも一番は弟のハックと組ませてた。
2のチック
キャラ紹介でハンナに憧れてるだけあって、髪を伸ばしたり
お姉ちゃん感がほんの少し出てた。
何となく言葉遣いも気を付けてる印象があって
立ち振舞も大人びようと頑張っていた。
ハンナが居ない分、自分が代わりをやろうと
若干無理してたのをジンに見透かされていた。
とても健気な良いお姉ちゃんだった。
イベントでメイにマルトの好みを聞いたり
何かとマルトを気に掛けたりしてたのは、
どっちの意味なのだろうと、とても気になった……
これは絆会話を見たい。
バフ消しスキルが全体になってたり、リパルスショットの
使い勝手が良いので、相変わらずハックと組ませて運用。
回復スキルが多めになったのも、ハンナを意識しているんだろうな。
ハック・モンブラン
1のハック
双子の弟。
いたずら大好き元気っ子。
その反面、おばけが怖いらしいので年相応の子。
年上の男子との絆会話が大体仲良さそうでいい。
双子の載ったエンドカードは大体ほんわかして心が癒やされる。
キャノン担当だけどそこそこ足が速かった。
デバフもあるし火力アップもあるしで、中々優秀。
ヒーロースキルが発動すると、とっても楽しいことになる。
2のハック
イタズラはやめられないけど、多少大人しくなった?
かと思いきや、エンディングでワッパに虫やらごみの様な物が
入ったバケツを引っくり返してた。やることえげつない。
シューカの冒険に感化されてか、冒険に興味が湧いたらしく、
先立ってジンに機械の整備について聞こうとしたり、
ワッパにどんな冒険したかを聞いてみたり、3では冒険にでてるだろうか。
相変わらずお化けはダメらしく、カイルにイジられてて可愛らしかった。
砲座がガトリングに変わって、装甲削り要因に。
使い勝手が一番変わった子どもかもしれない。
双子揃ってリパルスショットを覚えるので、交代しながら使ってた。
サポ効果が優秀だったので、大体メインはお姉ちゃん。
シーナ・ファラフェル
1のシーナ
呪術を使える子。呪文が独特。
呪術のせいでベルマンに虐げられていた事もあってか
その話をすること自体も嫌いだったとか。
実はブリッツ君が収容所から逃がしてくれた経緯があって
絆会話もそれに準じた内容だった。
彼女がブリッツ君の母親と妹を覚えていたからこそ、
あの場面で救うことが出来た。
収容所解放時、お母さんが意識不明だったのに
それでもタラニスに乗る決意を示した意志が強い子。
ブリッツ君が来るまではよく使ってた装甲削り役。
回復もできるのでそこそこ万能。
高レベルの運要素があるスキルは怖くて使えずじまい。
継続回復も使用頻度は少なかったけど、あると便利だった。
2のシーナ
髪を束ねて、かなり明るい印象へと変わった。
今作要所要所で呪術関連の話題も出るので
よく会話に参加していた印象がある。
呪術関連も、別作品に関連してそうな雰囲気なので気になる。
砲座が変わった子。
序盤から地上全体攻撃持ちなので、弱点持ちや
掃討するのに助けられた。
HP消費してSP回復も出来るのでとても便利。
ヒーロースキルも面白い。上限はあれど、
SPさえ使えばめちゃくちゃ動ける。
ジン・マキアート
1のジン
父親を殺され、ベルマン帝国に殺意マシマシの子。
とにかく復讐する事を考えてタラニスに乗ってたけど
いざ仇を撃てる場面で子どもたちに説得されて思い留まった。
とても偉い。
その対比で、仇のフラムは逃されたにも関わらず、
義父であるプレッツェルを殺された憎しみに囚われて
再度立ちはだかるも、二度の敗北を喫し戦死。
手紙を読むと更に切ない。
こういった憎しみが憎しみを生む描写をまざまざと
見せつけてくる中で、子どもたちは幾度となく乗り越えて
みせるので、子どもたちの意志が強すぎると思った。
地上の覇者と言ってもいい程の強スキル持ち
ジン君と言うよりも、ブラックグラウンド君。
ダメージだけでなく煙幕も付けてくれるのが嬉しい。
後半になれば、その辺の雑魚敵なら一発で蹴散らすことも
珍しくないので、とても頼りになった。
2のジン
中盤、マルトがおかしくなった後に参戦。
ハンナを失った復讐心だけで動くマルトを説得して
何とか本来のマルトに戻した功労者。
それもそのはずで、前作でタラニスの前に立ちはだかった頃の
自分をそのまま見ているようだったに違いない。
そんな状態じゃ協力できないと言いつつもちゃんと旅の準備をして
乗り込んでくるし、何だかんだ面倒見がいい。
ワッパとの絆会話でポールとエミールに話してるジンを見れた。
弱みを握られてどうなるのか、その後がとても気になる。
ブラックグラウンドは健在だった。
単体に炎上&煙幕デバフも使えるし、相変わらず非の打ち所がない。
加えてヒーロースキルがかなり経済的。
強スキルを好きなだけ撃ち込めるので爽快感が違う。
サブにソックスを乗せて状態異常成功率上げての運用多めだった。
包帯巻いた女性は一体誰なんですかね?
僕は最初ハンナだと思ってました。
ワッパ・シャルロット
1のワッパ
道中でタラニス進行ルートに寝床があったせいで破壊される可哀想な子。
成り行きで仲間になったが、初めから全員に絆会話が用意されてたり、
持ち前の明るさでコミュニケーションが高い。
何かに付けてリーダーになりたがってた。
運がめちゃ高い。それ以上に、スキルが壊れていた。
必殺ゲージを貯めるという唯一無二のスキルのおかげで
必殺技の運用が極めて楽になった。
初めから全員と必殺技が撃てるのも
これのデモンストレーション的な意味合いだろう。
とにかくこのゲーム、必殺技が名前通りの威力をしているので、
雑魚一掃に使ってもいいし、複数ボスに使ってもいいし、
使い所がいくらでもあるので、とりあえずバンバンしてチットチャット
しておけば何とでもなった。
2のワッパ
ハンナを失って、途方に暮れている時にタイミング良く
タラニスを見つけて再び乗り込んだ。本当にいいタイミングだった。
子どもたちから事情を聞いて、しょげる暇もなくこの空気を
どうにかしようと奮起。
持ち前のポジティブさを活かしてみんなに声をかけに行く(全員と絆会話)
その甲斐もあって、マルト以外は何とか持ち堪えることが出来た。
肝心のマルトだけが持ち直らなかったので、空気も微妙ではあったけど、
それでもワッパというリーダーの帰還は本当に大きかったと思う。
ジンと同じく、今回の立役者と言っても差し支えないと思っている。
流石に強すぎたのか、必殺ゲージ増加は取り上げられた。悲しい。
代わりに回復や装甲無視、落ち込み解除などがある。
とは言え、落ち込みはそう頻繁に起きないし、
他のスキルも代用が聞くものが多かったので、
今回は主にサポ運用に落ち着いていた。
ブリッツ・シュトゥルーデル
1のブリッツ
ブリッツ君。推しの子。
ベルマン軍の少年兵で、言わば子ども達と敵対関係にある軍の子ども。
案の定カイルとジンとの仲が険悪で、少し距離があった。
元は父親のせいでこうなってしまった訳だけど、父親は裏切った
わけじゃない。むしろ父親のお陰で救われた命もかなりあっただろう。
手紙という形でも、それを知ることが出来たのは本当に良かった。
このゲーム、本当に容赦ないと思ったので、忠告通りに
ブリッツ君が加入してからはほぼブリッツ君を使って
親密度を上げまくりました。
一体どこでそれらしきものが起きるかなと思った矢先に
突然離脱。正直ここでやっちまったかと思いました。
そこからのボス戦のブリッツ君、これが本当に嫌で嫌で
明らかにボスっぽくない戦車乗ってるし、攻撃も対して強くない
何ターンかやり過ごせば強制終了かと思ってもそれもない。
絶対に倒したくなかったのに、何も起こりそうになかったので
泣く泣く撃破。160ターンくらい使いました。
その後のイベントを経て、実績も出た所でようやく安堵できました。
これだけ連れ回して残念な結果になってたらX上でもっと恨みの
声を発してたかもしれない。
正直、死んでしまう方も見たいんですけど、勇気が出たら見ます。
火力に特化したガトリング砲手のイメージ。
大体カイルと組んで、エアストライクかグヴィターで
空を制圧していた。
サポ効果も優秀でヒーロースキルの6連射も爽快。
先に攻撃を上げておけばなかなかイイ火力がでて気持ちいい。
スキル使用時の「電光石火だ!」がお気に入り。
2のブリッツ
(見破られていたけど)幻術が解けた後に隙を伺ったり、
再度操られて戦闘中に3つの砲座を同時に動かしたりしてた。
ブリッツ君すごい。
最後までハンナと近かった事もあって、救えなかった事を
とても悔しがっていた。
もちろん彼が悪いわけではないけど、それをカイルに謝罪しに言って
宥められる件は、どっちもやるせない気持ちになってるだろうな……
彼もシーナと同じく、雰囲気が明るくなれた様子を
見て取れたので良かった。
ハックにシューカの冒険を勧められてたのでそのままハマって欲しい。
リザルト画面で言う「僕達は止められないよっ!」の語尾が少し上がってるのがご機嫌で可愛い。
相変わらずカイルと組ませて空の敵にブイブイ言わせていた。
行動を先延ばししたい相手が多い時の感電がありがたく、
前作よりデバフスキルを多用していたかも。
装甲削りもできるが、削るよりカイルが抉った方が
強いし早かったので、今回はサポの時多めだったかも。
バニラ・マスカット
2で初登場。
ハンナに変わって仲間になった子。大統領の娘でいわゆるお嬢様。
初登場にして、かなり悲惨な目にあわされた。恐ろしすぎる。
序盤で仲間になってすぐに忠告メッセージが出る今回のブリッツ君枠。
半年もの間、両親を殺した男が父親に成り代わっていた事実。
しかもそれが家庭教師だったと。あまりにもじゃないですか??
殺した理由もあまりに身勝手、救いようがない。
生存ルートであったとしても、幻術を掛けられて
一度は自爆イベントを見せられる。しかもそれまでの真実を
突きつけられてから。あまりにもあまりにもです。
その手前のイベントで、老将二人から諭されるイベントがあって
そこでバニラの独白が入るんですよね。「これは使う必要ない」って。
それを経由してからの結局自爆するのは重すぎる。
回避したと思った矢先の出来事だったので、一瞬手が止まったね。
何より彼女が戦車に乗る理由も、初めは父親が殺されたからだったのに、
その肝心の父親は偽物で、その挙げ句復讐対象だったジルも
父親を殺した男が裏で操っていた……
本来なら混乱どころの騒ぎじゃないですね。
考える猶予すら与えられず、父親の幻覚を見せられて自爆する。
前世で彼女がなにか悪いことしたんですかね……
これも死亡ルートめちゃめちゃ気になるので
動画か何かしらで追体験出来たらいいなと思ってます。
というかそもそもあのイベント以前に居なくなってたら
どうなるんだ……
単純な自己完結火力特化脳筋お嬢様。
単体火力が申し分なく、クリティカルも出しやすかった。
自己バフもあり装甲も貫けるので弱いわけがない。
マルトからトップドッグの恩恵受けてもいいし、
流石大統領の娘、火力も豪快だった。
リベンジショットがどんな威力が出るのか気になるけど
1周目でリスクはとれず…使うことがなかった。
ここからNPCの感想
プレッツェル
戦場のフーガのボス戦のやり方を身を以て教えてくれたベルマン軍人。
最低2回はタラニスにやられる不憫な人だった。
シナリオ道中の手紙でも人柄の良さが垣間見えたりしたけど、
結局は軍人。やるべき事をやってごく普通に戦死した。
これを受けてハクスがタラニスの存在をはっきり確認した事と、
義娘のフラムが復讐鬼に化した事を考えると、物語上なくては
ならない犠牲だったのだろうなと思う。
ハクスにとってはプレッツェルもフラムも、使い勝手の良い駒くらい
の認識だったのだろう。
ヴォン・シュトーレン
ヴォン・バウム
1ではボスとして苦しめられた爺さん将校二人。
合体攻撃にはリアルに初めて声出た。
倒した後も戦死すること無く生き延びた。
フラムのように、また酷いタイミングで出てくると思ってたが。
そんな事も特になく、2へと続くことになった。
2では人気のない遺跡周りに隠れたりして生き延びていたらしい。
戦車内にクイズ部屋を設けて経験値くれる癒し枠になった。
状態異常にかかりやすくなるステータスの問題を2回間違えた。
気の抜けるBGMと共に出てくれるので、重たいシナリオの中で癒しを
届けてくれた。
年寄らしく、たまに気の利いた助言をくれたり、何とか逃げ出そうと
あれこれ画策してた。
特に後半に行くにつれて、良いところを見せてくれたので、
1の印象から掌を返しました。
何かしてくれるとは思っていたけど、本当に美味しい所を持っていった。
その際のAIハクスとの掛け合いも良くて、胸が熱くなってた。
何とこの二人がベルマン帝国を代表として、ED後ガスコと和平を結ぶ事に。
何なら戦争起こした補償も手厚くしてくれるという好条件まで提示して、
1とは偉い変わったな~とも思ったけど、これも子どもたちの戦車に乗った
事で気持ちに変化があったという事だろうか。
軍人として生き過ぎたせいで、孫も居ないという会話を聞いて
ちょっぴりしんみりしちゃいました。
シュバイン・ハクス
1と2で大きく印象が変わるキャラ。
1ではいわゆるラスボスで、ベルマン帝国の為なら何だってする冷酷軍人。
ブリッツ君を唆したり色々許せない。ガスコ侵略の張本人。
タラニスもかっこいいけど、タラスクスの禍々しさも好きです。
1で野望を潰され、ソウルキャノンで消え去ったかと思ったら、2では
タラスクスのコアに吸収されてAIとしてマルト達のサポート役に。
吹き出しのアイコンがずっと覚醒ハクスなのがちょっと怖い。
記憶は生前から受け継いでいるらしいがAIらしく、発言も淡々としてる。
止む得ない事情がある場合、問答無用でマーナガルムも撃つし、
新たに備わった転送機能で、ソウルキャノンチャンバー室に転送する。
今作から絶体絶命になるとハクスが勝手に一人選んで、ソウルキャノンの
カウントダウンを始めるらしかった。
流石に1周目で見たくなかったので、HP残量にはいつも以上に気を配った。
2周目やるなら、その辺を調整してわざと見てみたい気もする。
クリアして思ったのは、IM中にAPを使ってタラニスの思念を鎮めるやつ
あれは恐らく、ピンチになった時にソウルキャノン発射を強制されないよう
猶予を保たせる為のアクションだったのかなと。
毎回ボス前にしか出来ないし、ソウルキャノン秒読みするHP割合が
あれで変わってきてたのかも。
そんな序盤中盤でAIに過ぎないとか言ってたハクスが、
最終盤でAIらしからぬ選択を勧めるようになるんですよね。
こういう、AIがふと見せる人間性みたいなのが自分の癖にあるせいで
AIハクスの評価が滅茶苦茶上がってしまいました。
中盤までのハクスなら、きっと最後のソウルキャノンも誰かを勝手に
転送して撃つことだって出来たはずなのに、子どもたちがそれを
拒否すると、極めて成功確率の低い、タラスクスのコアをエネルギーとして撃つことを提案してくるんですよね。
しかも、「私を信じて欲しい」だなんて台詞まで言い放って、
発射を成功させてしまう。もうテンションが上ってしまう。
当然タラスクスのコアと融合してたハクスは、ソウルキャノンを
撃った後は消えてしまうのですが、そこで最後に残していた
メッセージも憎い。
タラスクスはエネルギーと化してしまったので、今後はもう出番は
なさそうだけど、本当にいいキャラになってくれたなと思いました。
ジル
今回の重要人物、人造人間。
ジルも可哀想では済まないほどの悲惨な経験をしていて、行い自体は
良くないけど、結局あのカイエンってやつが全部悪いんだに落ち着く。
1でほんの少しだけ出てたのはこいつだったんだと、改めて思い知りました
シナリオ進めていく内に、どうしてベレノスがあんなに兵器を生み出せたのかも判明しましたね。それにしても、旧人類はやってる事がほぼ神様。
ジル以外の人造人間はどんどん死に、ジルでさえもハンナを蘇らせるのが
精一杯。人を生き返らせる事がどれだけ割に合わない事か……
ソウルキャノンも子どもをエネルギーにしないと機能不全になってしまうらしい。なんて贅沢な戦車なんだろうか。
ジルは何度もソウルキャノンのエネルギーとして文字通り死ぬ思いをしながら実験体にされてたそうだけど、そんなに旧人類はソウルキャノンをばかすか撃たなきゃいけないほど危険な世界だったのか……?
この辺も別作品でやることで見えてくる物があるのかどうか分からないけど
数百年後の話はあるとは聞いたので、調べれば出てきそうな気もする。
キャラ感想まとめ
キャラの感想を雑にまとめた。正直使ったキャラ使わなかったキャラの
入れ込み具合が大きく変わってしまったので、各項目の文字数でバレると思う。そこはすみません……
本当は絆会話も全て見て、ルートも一通り見た上で残せばもう少し各キャラの解像度あがる気もするけど、初心を残すのも大事だと自分に言い訳する。
絆会話の続きが気になるキャラとか、共感/覚悟イベントも全然埋まってないので、2周目やったり、動画で補完できるとこは保管していきたいと思ってます。
何とか追い付いたので、生きてる内に3も発売して下さい、お願いします!