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【お客様編】The Marketing Research.-お客様を深く理解し、最適なアプローチを生み出す。

①お客様

この段階では、

お客様心理の理解をベースに
顧客に実際にアプローチできるレベルの解像度

で分析を行っていきます。

お客様の解像度を
クリアにするために行うもので、

マーケの精度を高めるもの。

至極当然ではありますが、
お客様を知ることができなければ、

「これは私のための商品だ」

という商品を作ることができず、

その商品を、

「どのようなコミュニケーションで
 お客様に伝えていく必要があるのか?」

を考えることも不可能ですよね。

お客様の求めるものを知り、
お客様の心を揺さぶる効果的なアプローチを探します。

この領域のメインの目的としては…

①ターゲット設定材料収集(ターゲット)
②ターゲットへのアプローチの材料収集(コミュニケーション)

ということですね。

これができなければ、
誰もお金を払わないので

『売上』ももちろん出ません。

あなたの事業は

「お客様(顧客or見込み客)を知る」

ことから始まります。

ちなみに、

お客様は大きく分けて二種類存在します。

==

①既存のお客様(=顧客)

=あなたのブランドや会社にお金を払ったことがある人

②見込みのお客様(=見込み客)

あなたのブランドや会社にまだお金を払ったことがない人

==

この前提を踏まえて
お客様リサーチの原理原則をお伝えします。

「まず、顧客(既存のお客様)に聞け。」

今あなたの目の前にいる顧客から、
参考/活用できる声は必ずあるはずですからね。

例えば、

「お客様を実際に獲得できた
 プロセスをさらに強化するor拡大する」

という形で《プロセスの再現》もできますし。

また、もっと細分化すると、

《未認知見込み客》
=そもそもブランドを認知すらしていない見込み客。

《認知見込み客》
=ブランドを認知している見込み客

・潜在見込み客

=そもそもニーズに気づいていない見込み客
=ブランドを知っているだけの見込み客

・準顕在見込み客

=ニーズを自覚してるものの
 自社ブランドが検討に入っていない見込み客

・顕在見込み客
=ニーズも自覚していて自社ブランドも検討に入っている人

《一般顧客》
=あなたにお金を払ったことがあるお客様

《離脱客》
=ブランドから離れていくお客様

《リピーター》
=同じブランドの商品を2回以上購入したお客様

《ロイヤルカスタマー》
=LTV(リピート/客単価)が高いお客様

《エバンジェリスト》
=リファラル/バイラル(UGC)が頻繁なお客様

そして、

ここではこれら一種類ずつを

”セグメント(お客様の塊)”

と呼ぶことにします。

このセグメントによってもちろん

「リサーチすること」

は変わります。

そして、

僕のお客様リサーチ方法は

《カスタマージャーニーリサーチ》

という方法を採用しています。

カスタマーは「お客様」で、
ジャーニーとは「旅」を意味します。

この先は、

「お客様を深く理解するためのリサーチ方法」

について詳しく深掘りをしていきますね…

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