1-0 未知への「扉」とは、時間を旅する「door」である。
絶え間ない時間の流れ、そこに住まう人間。過去から現在、現在から未来へと流れる時間。
この流れは、ザクッというと、擬似体験である。
物質化世界の、物化したものの崩壊速度を可視化した、単なる崩壊スピードなのだ。我々の時間は細胞の分裂回数とその速度の連続、そして、移動距離への連動性を固定化した、一定速度と一定時間という既定の概念に根ざしたもの。
物化した瞬間に、限定時間内に身を置くことが必然、物質化の掟と思われているが、果たして、我々はそのような中にいることが常態的なのだろうか。
人も生き物も有機体を纏うものは、その有機体に支配されたことが、本当の姿なのだろうかと、疑わない者はいないのではないか。
このstage1では点と軌跡を話した。次のstage2では時間について話したいと思う。
時間の正体をしっかりと理解することは、時間軸の移動を含む、過去と未来を包含する、時間空間の渦へのアクセスを可能にする、またまたドッキリの体験が満載されている。
次なるstage2をお楽しみに。
これまでのことで、ご質問があれば、お気軽に聞いてください。