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3-6 完全無形の「ボウ」を有形の隙間にある無形の隙間「バウ」に注入すると、変容が始まる!

ここからは、無形と無形質との結合による有形質の変容について解説して行きます。有形質は人の思考の可視化した形成物という点については、前回あるいは前々回にお話ししました。ここでは、無形の「ボウ」をいかにして、三次元下に注入していくかについて主に話して行きます。

無形な「ボウ」は思考や意識とともに消滅する性質がはっきりしています。ですから、これを扱う場合には、終始、「ない」という不存在が保冷的に必要になります。これを「ナイナイボウ」と言います。無いものを有ると思考してはいけないというルールを忘れないようにして下さい。

この「ボウ」を有形の「バウ」空間に投入する際に、有形を「ボウ領域」に投影することが必要になります。この「投影」の手法については、改めて詳しく説明しますが、ここでは投影された物体について、その時空間の枠を取り除いた、有形的な無形質層「バウ」のエッセンス部分を取り出した後で、ここに無形の「ボウ」を注入または合体させることになります。

「投影」「注入」「合体」は「並列」よりも強い結合を意味します。この「バウ」と「ボウ」とは仲が良い関係にあり、「バウ」は「ボウ」を待っている関係にあります。簡単に言うとこの二つは「ボウバウ」となり「ボバウ質」となります。

この結合によって何が得られるかは「ミテイ」形な新物体の原型となるもので、物体が完成した後の「ミライ」の前段階の「繭」の状態です。

この「ミテイ」化によって、想定や思考を共にすることを回避することができます。ある種のリセッターとなり、再起動が始まることと同様の、まったく意図のない原生空間が完成することになります。

そしてこの「ミテイ」は果たしてどのように、有形質の側に変容を伝えていくかと言う、連結から再創造と伝達回路の形成を経て、新たな物質の再物質化の開始となって行くのですが、その先の変容について、「バウ」も「ボウ」も「ボバウ」も「ミテイ」もすべて予定形で関知しないという、完全な自由変容を許容する、全くこれまでにない、手法として、新たな創造が開始されることになります。

これらは、想定外であり、我々がとても希望している変容となる、まったく理解し難い、新世界を形成していく、妙味というしかない解凍手法となります。自由自在な「ボウ」理論が発動した瞬間を我々は見ています。

ここで人々は思考から観察へと進化を遂げることになるでしょう。観察こそが次なる人類の進化の鍵であり、ここでいう未知なる「扉」を開けることに通じているのです。

次からは、この変容の瞬間と変容の有り様「ミテイ」について、思考の呪縛からの解放と併せて、説明していこうと思います。お楽しみに!

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