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【基本メモ】FreeU 使うっす
CatGPT と WAI-NSFW-illustrious-SDXL を勉強してたら、FreeU という単語が出てきたよ?なんそれ?と思って調べたら、何かイラスト系によさそうなパラメータ調整が入ってた!
イラスト系あんまりやらないから、全然知らなかったけど、2年前から存在してた…
一番役に立つおすすめ設定を先頭に置いとく
標準設定
B1: 1.3, B2: 1.4, S1: 0.9, S2: 0.2
高ディテール
B1: 1.4, B2: 1.5, S1: 1.0, S2: 0.2
アニメ風
B1: 1.2, B2: 1.3, S1: 0.8, S2: 0.3
背景強調
B1: 1.3, B2: 1.4, S1: 1.1, S2: 0.2
肌を綺麗に
B1: 1.3, B2: 1.4, S1: 0.9, S2: 0.3
以下、ChatGPTさんにまとめてもらったやつ
FreeUの4つのパラメータ
1. B1 (Backbone Scale 1)
役割: 画像の基本的なシャープさとコントラストを調整する
数値が高いと: ディテールが強調され、くっきりとした画像になる
数値が低いと: 画像がソフトで滑らかになる(シャープさが失われる)
推奨値: 1.3~1.4
これ以上上げすぎると、過剰なエッジ強調やノイズが目立つ可能性がある
2. B2 (Backbone Scale 2)
役割: 色のバランスや陰影の強調を制御する
数値が高いと: コントラストが強くなり、色が鮮やかになる
数値が低いと: 色が薄く、落ち着いたトーンになる
推奨値: 1.4~1.5
1.5以上にすると、過剰な彩度になり、肌の色が不自然になる場合がある
3. S1 (Skip Scale 1)
役割: 背景や全体のバランスを調整する
数値が高いと: 背景のディテールが増え、情報量が多くなる
数値が低いと: 背景がシンプルになり、フォーカスがメインの被写体に向く
推奨値: 0.9~1.0
0.9以下にすると背景がぼやけすぎる可能性がある
4. S2 (Skip Scale 2)
役割: ディテールのノイズ除去や補正を行う
数値が高いと: ノイズが減り、滑らかでクリーンな画像になる
数値が低いと: ディテールが強調されるが、場合によってはノイズが発生する
推奨値: 0.2~0.3
0.2以下にするとディテールが強調されすぎて、顔の形状や指が変形することがある
FreeUのおすすめ設定
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まとめ
✅ くっきりした画像が欲しい → B1, B2 を上げる
✅ ノイズを抑えて滑らかにしたい → S2 を上げる
✅ 背景のディテールを増やしたい → S1 を上げる
✅ 肌を滑らかにしたい → B2 や S2 を少し上げる
調整のコツ:
B1とB2は基本的にセットで調整(高くすると全体がシャープになる)
S1とS2は背景・ノイズのコントロール(滑らかにするかディテールを強調するか)