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それはきっと「好き」ではない
画像関係なし
僕と好きな人は友達。
元彼と好きな人も友だち。
彼氏か彼女は確定させません。
ご想像にお任せします。
中学1年の頃同性と付き合った。
「好き」とか何とか言われたから付き合った。ただそれだけ。僕の方に好意はあったかと問われるとはっきり肯定出来ない。
好きな人が出来た為、付き合った年に別れた。
中学2年の時の修学旅行というイベントの前月遊園地に好きな人を誘おうとし、元彼に「誰を誘うのか」などと聞かれ好きな人の名前を挙げたら「ああ!誘お」と言われた。元彼は僕も仲が良い人と組んでいたため本当は一緒に回りたかったが、「遊園地を元彼と行くとかw」と言われ(実際は違ったかもしれないが僕はそう受け取った。)僕は2人の友達と回った。
1年の時には「ヨリを戻したい」と、連絡が来ていたが「時間が欲しい」などと言って躱していた。それでこれだ。実際は好きでもなんでもないのではないか?その後も好きな人と元彼と友達となんとも思わん話すやつ4人でバンド組んで演奏して。4人で「指星作ってアイコンにしよう。」「1人両手出して。」って会話してる時に好きな人は最後の最後で「5人で作ればいいやん」って誰に言ったかは分からないが、はっきりそう言っていたのが僕には聞こえた。
「好き」「ヨリを戻したい」「ヤリたい」
「会いたい」「付き合って」「可愛い」
貰った言葉は少ないがこれら全てを蹴散らす程仲間に入れようとしてくれたのが嬉しかった。
演奏中は好きな人の方しか見られなかった。
4人中3人は初心者だと紹介されていたがとても上手だった。素人に言われても嬉しくはないだろうが、持っているから凄さだけは分かったつもりでいる。どの立場でと思われるな。
離れた所に友達が居て僕の方を見てニヤニヤしてたけど多分勘違いしている。
全体を見てしまうと「嗚呼僕はこの人達と一緒に立つことを許されなかったんだ。認められなかったんだ」という言葉が頭に浮かんできて、歌なんて右から左にただ過ぎていっているだけなのに涙が流れてきたから。
そんな事を考察されるとやりにくいから勘違いして貰ったままの方が楽だな。
今でも思い返す度、頬を伝う涙が途切れない。
元彼は多分僕の好きな人が好きなんだと思う。本人に聞いても否定したけど。
好きな人は告白して振られた立場だから何も分かってないし全て憶測だけど。
そうか、元彼は元彼という立場が欲しかったのかもしれない。僕が邪魔だから都合がいい時に「元彼」という立場を使い僕が着いてこないようにしたかったのかもしれない。
そもそも僕、小5の時元彼の事嫌いだったし。
なんで付き合ったんだろう。
てか、こういう事考えてる時点でなんかもう僕の方が好きじゃん。嫌だな辞めよう。
今は嫌いじゃないし、連絡とか面倒くさくないから良いけど、この感覚を「好意」だと勘違いしているのなら今すぐに改めて貰いたい。
新しく恋人出来たんだからいっそ僕の事なんか忘れちまえ。楽しく過ごしてくれや。さよなら
ただただ、この胸にあるささくれを
見て見ぬふりも剥がすことも出来ない
僕の弱さをどうか愛せるように。
傷付け過ぎて血がドバドバ溢れているのも
悪くは無いだろう。
それはそれで人間らしく生きている証拠だ
傷付けても血の出ない心よりかは
見ていて面白味がある。