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ないと生きてない 9/100

「あー、これないな、買わなきゃ」

「私には、なんにもない」

えー、ちょっと待ってください。

とりあえず、いまスマホ持ってますよね?
ありますね。

指使ってますね?
ありますね。

空気吸ってますね?
ありますね。


じゃあ、スマホの話にします。

このスマホは、あなたが欲しいと思って手に入れました。
もしくはプレゼントとか家族みんなで、っていう可能性もあります。

自分、あるいは、誰かが手に入れたものです。

スマホを作った人、誰でしょう?

Appleの社長とか、誰でもいいです。
思い浮かべてみてください。

他に、デザインを考える人がいて、工場で働く人がいて、資源があって、流通があって、売る人もいて、……もっといろいろあるかもです。

ある程度、ロボットも動いてるかもしれないけど、そこここに人の手がかかっています。

人の手がなにかをうみ出しています。

そしてまた、あなた自身もなにかをうみ出すことをしている、したことがあるはずです。

私たちは、そんなたくさんの人を介して、ここに接続しています。

想像すればするだけ、無限に人がいました。

最悪スマホはなくても生きていけることもあるかもですが、

例えば、あなたがさっき食べて、血となり肉となったご飯、ないと生きていけません。

スマホと同じことを思ってください。

お米も肉も魚も野菜も、誰かが作って育てないと、ここになかったです。

誰かが運んでくれないと、ここになかったです。

「美味しい!」と思えるのも、あなたや、お母さんとか、調理場の人とか、誰かが手で作らないと、ここにありませんでした。

ないものを数えるの、やめときましょ。
あるから、生きてました。
それらがないと、生きていませんでした。

まあ消耗品とか、自分を豊かにするものは、必要とするのがいいことだとは思います。

あるものを数えたら、なんとかなるしそれだけじゃなく、なんかすごいことに気づくかも(?)しれません。

どこで見てるどんな人かわからないけれど、私はあなたがいるので、これを書きました。
きょうもありがとうございます!
スキ、フォローありがとうございます。
コメントもありがとうございます。
またあしたも見に来てください!

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