虫に念じたら通じた話　4/100

毎日一個書きます。
とりあえず100回続けようと思います。
私がなんとなく気づいたこと、誰かにわけたいなと思って書いていきます。
世界が愛で満ちていったらいいなと思いました。
私は世界一優しい人になります！と、ここに宣言させていただきます。

今日はなんかショートショートみたいになってます。

毎日、重曹とクエン酸で浴槽をみがいて、天然塩で迎える至高のバスタイム。
今日はそんなバスタイムを邪魔した虫くんのお話。

うわ、びっくりした！
お願いだから、こっち来ないで！
虫嫌いなんだ。
何もしないから、そこでじっとしてて。
別に叩きつぶそうとか、そんなこと思ってないから！
強く念じてみた。

ほんの１分？体感よくわからないけど、少し長くも感じた。
すっと半回転、虫が向こうをむいて、動かなくなった。
息はしている。

ありがと。
軽くだけど、また念じてみた。
動かない。
通じたみたいだ。

ずいぶん浴槽であたたまったあとだったけど、慌ててシャワーを浴びて、歯みがきやら済ませる間もずっと、動かないでと念じていた。

それから虫は浴室を出るまで、ほんの少しも動かなかった。
軽くでもありがとうって伝えたら、本当に、ただじっと、そこにいた。

今まで感謝されたこともなかったかもしれない、人生ならぬ虫生。
あとで猫にコテンパンにやられるとか、そこまでは知らないけど。
とりあえず私が浴室に滞在した間、何もなくて良かった。

私は考えた。
益虫とか害虫とか誰が決めたんだろうね。
本当は怯えてる鹿だって、知り合いのハンターさんは美味しくなるようにしてくれる。
でも鹿は害獣で駆除される対象なんだ。
私が「いただきます」ってありがたく食べた鹿は、私の血となり肉となった。

たぶん猫は楽しいと思って虫を追いかけ回して、いたぶって、そこらへんに死骸を転がして、私をびっくりさせる。
嫌々だけど、それを私が片付けて。
なにごともなかったかのように。
それが日常。
我が家の自然の摂理。

虫に耳があるのか？
虫に感じることができるのか？
虫に感情なんてあるのか？
それはよくわからないけど。
とにかく私が動かないでって念じたら、しっかり動かなかった。
たぶん、それが事実で。

動きを止めたときに、何か知らないけど、ありがとうって言ったら、たぶん伝わってたんだと思う。思いたい。

一寸の虫にも五分の魂。
あれ？
虫にも魂あるのか。
じゃあやっぱり通じてる。
なんか納得した！

願わくば、せめて寝ている間に出ていってくれと思うのだが。
それが通じるか、猫にいじめられるかは、虫の運次第？
猫に、虫にも優しくしてやれ、なんて通じるわけもないから。

ちょいちょい猫に遊ばれるのは、もしかして虫の優しさなのかもしれないな。
虫アミューズメント。
どうせ死ぬなら誰かを楽しくさせたい。
私が虫ならそう思うかな？
なんてね。

無駄な殺生をしないこともまた、優しさに通じると願いたい。

追記

10/1ですね。
新しい月のはじまりの日。
今年もあと３か月！？
つい先週くらいまでエアコンつけてたのに、そろそろ衣替えですね。
今日、何しますか？
何してもいいんです。
ただ一瞬だけでもいいから、全力でやろう、と私は思っています。
本当に100%全力でできてるかな？
明日とか未来に、今日のこと後悔しないかな？
目の前のこと、全力でやってみよう！

あなたも、ほんのちょっとでも全力を出してみてくれたら嬉しいです。

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