死別の経験
母の看病中、小学四年生になる娘も面会が許されました
病室に入り、母の姿を見て娘は、ずっと泣いていました
娘なりに母がどんな状況かを悟ったようでしたが
母の姿を見せることができて、私は良かったと思います
人が亡くなる過程を知ることは、とても大切であり
それを間近で見ることは、ほとんどありません
死別の経験は、死への恐怖心を和らげます
血縁者などの身近な人との死別
いわゆる「二人称の死」を経験している人のほうが
そうした経験のない人よりも
死に対する恐怖の度合が低い傾向がみられるようです
他者の死に触れる経験が、自分の死の考え方にも大きな影響を与えるのです
※写真は娘が母のために作ったものです。ちょうど七夕が近かったので、笹と七夕飾りを作ってくれました
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