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きゅうりあってのくらげと気づく

これから夜行バスで東京に向かう。夜行バスに乗る前は毎回憂鬱だ。腰は痛いし、寝れないし。待合室のどこかどんよりとした感じも好きになれない。なのになんで乗るのか。もちろんお金がないからだ。

よく寝れるようにとちょっと早めに来て近くで一杯呑んでいる。ご飯は家で食べてきたから、ザーサイとクラゲとビールの前菜セットにした。ザーサイもクラゲも大好きなので悪くない組み合わせ。と思っていたらクラゲがごろごろやってきた。めちゃくちゃ味が濃い。かなりきつい。知ってるのと違う。俺はくらげが好きだと思ってたけどちがうんだ。俺はぺらぺらのくらげときゅうりが1:5くらいで入ってるあれが好きなんだ。くらげだけほしい、永遠に食べたいとあれだけ思ってたのに。目の前には食べかけのくらげがまだごろごろ残っでいる。

焼き餃子セット頼むか悩んでいる。これは思うつぼではないか。明らかにくらげの味はビール一杯では飲み込めない。

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