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懐かしいよ台湾 書きたくないよ修論

毎日noteを書くようになって他の人の日記やエッセイをよく読むようになった.昔から穂村弘のエッセイが好きで事ある事に読んでいたけれど,自分が書くようになってから読むと少し印象も違って面白い.ただ面白い日記やエッセイと自分の書く内容はどうも違う.何が違うのかなと最近考えていたけれど,どうも音なんじゃないか.音とか匂いとか温度とかそういうものが僕の文章には全くない.今日はちょっとそのあたりを意識して日記を書いてみようと思う.

例に漏れず修論が進まない.キーボード1つ押す事に憂鬱さを増す.伸びた髪の毛がチクチクとおでこに当たってイライラする.なんとか誤魔化そうと,Google Homeでボヘミアン・ラプソディのサウンドトラックを聴いて気分を紛らわしている.ちょうど今変な声でガリレオ~って歌っている部分が流れていた.

どうも修論を書いていてもワクワクしない.台湾に行った時はあんなにワクワクしていたのに.台湾は12月なのに初夏の陽気で,長袖のシャツ1枚を腕まくりして過ごしていた.台湾の人たちは踊るのが大好きな様子で,高校生らしき子たちが毎日昼も夜もみんなで楽しそうに踊っていたのが印象的.若い兄ちゃんやおばちゃんも公園で踊っていて,夏っぽい気温も手伝って夏休みのような雰囲気だった.そんな踊っている人たちを観ながら夜ほろ酔いで散歩するのが最高に気持ちよかった.自分の知らないところでこんな楽しそうにしている人たちがいるんだってしみじみ思ってたあの感じ.ああ,あの頃が懐かしい.まだ2ヶ月も経ってないのに.

書かなきゃいけない.あと少しなんだから.ああ憂鬱だ.頑張ろう.

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