いい客を演じる癖

いい客を演じてしまう癖がどうもあるらしい．先日の内見でも「あーそこもいいですね」とか「うーんいいなあ」とか，いかにも悩んでいるみたいなリアクションをしてしまった．正直に「やめておきます」となかなか言えない．美容室でも会話を楽しんでいる雰囲気を出すことに必死になっちゃうし，整骨院でも「すごく楽になりました～」と（施術直後だし正直ちょっと分かんないわ）と思いながらも言ってしまう．相手として逆に迷惑な場合も多いだろう．分かっているんだけどね．

この先まず会うことはない人に対して特に演じてしまう傾向がある．「この人はもう最後だから，最後ぐらい良い印象を残したい」ってことなのかもしれない．

何人の記憶の中に僕はいい客として残っているんだろう．変な客として覚えられていることもあるんだろうな．「めっちゃ笑うやん」ってぼそっと言われたこともあるし．実際ほとんどの人が全く覚えてないはずで，なんにも気にしないでいいとは思う．そうは思いながらも明日も演じちゃうんだろうなあ．