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green drinks Shibuya vol.20「ダイバーシティ&インクルージョンの現在地」 印象的だった話と気づきメモ

ダイバーシティがテーマのイベントでお話を聞いてきたのでメモ

イベント

4/18(木) green drinks Shibuya vol.20「ダイバーシティ&インクルージョンの現在地」
https://greenz.jp/event/gds_201904/

参加目的

・社内でのダイバーシティ関連の有志PJに参加するか検討する上で具体的にどのようなことが可能か、参加する上での考え方について参考にしたかった。
・先日noteにも書いたジョークとして言われた差別的な言葉に対しての上手い指摘の仕方、考え方を知りかった。
・soarの活動に興味があり、クラウドファンディング やサポートについて検討する上で一度工藤さんのお話を聞いておきたかった。

ゲストの方々

◇障害や難病、LGBT、貧困、格差など社会的マイノリティの人々が持つ可能性が広がる瞬間を紹介するWEBメディア「soar」の編集長である工藤瑞穂さん。
◇政策や法整備を中心としたLGBTに関する情報発信やイベント・キャンペーンを行う一般社団法人「fair」の代表理事であり、オープンリーゲイの松岡宗嗣さん。
◇ドイツ企業「ボッシュ株式会社」にて、性別、年代、国籍、ワークスタイルなどダイバーシティに関する取り組みを推進する佐藤宏美さん。
(greenzイベントページより引用)

印象的だった話

障がいのある人、病気のある人が希望を求めて自分の症状や病名で検索すると、無機質な医療系記事や当事者が辛い内容を書いたブログなどを目にし、余計に落ち込んでしまう。
→soarはそこをサポートしたい
・「フェアとは」
平等な制度が整っていること
◦存在が当たり前になること

・病気や障がいがあるなしに関わらずみんな多かれ少なかれ生きづらい。soarの記事を読んでいると「自分とは違う人たち」ではなく「自分に地続き」であるように感じる
・「相手と自分は違う」という前提で共通点を探すようなコミュニケーションの取り方だと優しくなれる。
・「ふつう◯◯だよね」という括りが考えない人、そう言った発言を普段からしないことがLGBTQをカミングアウトしても大丈夫な雰囲気づくりとして大切
・「障がいを持つ」、「障がいを抱える」という表現よりも「障がいがある」という表現の方が良いのではないか。障がいの原因は社会の中にあるから。
・彼氏彼女じゃなくてパートナーという呼び方もある。(文化的な背景もあるので強要はいけない)
・レズビアンをレズと省略するのは差別的なニュアンスを含んでいる。ビアンと省略する方が良く当事者の方もその略している。
「特権性」(自分の属性で無意識のうちに恵まれていること。例:男だったから学級委員長になりやすかった)を考える必要がある。そうじゃないとマイノリティーの人にスポットが当たることに対して「なんであいつらだけ特別扱いされるんだ」という考えになってしまう。
・【自分の質問】明確な悪意のない差別的なジョークを言った友人に対してどのようなことができるか、指摘しやすくなる考え方などは?
A. 難しいが、「言わないで表情で示す」ことも方法の1つ。例えばそういう発言に「自分は笑わないよ、同意しないよ」ということを笑わないことで示す。他には笑いを交えて指摘するなど。

気になったキーワードメモ

・べてるの家 https://bethel-net.jp/?page_id=9
・カランコエの花 https://kalanchoe-no-hana.com
・インターセクショナリティ http://fairs-fair.org/nqapia-conference-intersectionality/
・太田尚樹さん https://soar-world.com/2016/01/07/yarukiarimi/

気づき、学び

・検索結果についての悩みはそこまで考えが至っていなかった。何かできることがあるかもしれない。
・「自分とは違う、かわいそうな人をサポートする」という感覚で当事者の人に接するのは絶対にいけない。境遇は多少違えど、自分とあまり変わらない。
特権性はなかなか自覚しづらいように感じる。みんな一度考えてほしい。まずは自分からもう一度考えなおしたい。
悪意のない差別的なジョークに対して指摘することが難しくても、やれることをやるのが大切。何も考えずに周りに合わせるのはだめ。自分も無意識に言っていないか意識する必要がある。

今日から活かすこと、やること

・障がいや病気のある人などマイノリティーの人たちも自分と地続きという感覚をよりしっかり持つために色んな記事や本を読む。意識しながら接するようにする。
・特権性について自分の中で洗い出して、noteにまとめる
・悪意のない差別的なジョークに対してまず笑わないことを一度実践して第一歩を踏み出す

#日記 #エッセイ #コラム #イベント #ダイバーシティ #LGBTQ #障がい

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