うるう
2020年はうるう年。
今月末は2月29日のうるう日。
ということで見てきました。
小林賢太郎演劇作品『うるう』
初演が2011年末~2012年2月29日。
再演が2015年末~2016年2月29日。
そして今回の再々演。いつまでかは…分かるね(笑)
12年、16年、20年。
そう、オリンピックイヤーにやってるわけです。(間違っちゃいないがそっちじゃない)
8年前は就活生だった。気づいた時には終わってた。
4年前はチケットも取ってた。けど仕事が入りキャンセル。
ようやく、ようやく見れた。
やっと、うるえた。うるうるですよ。
うるうりつつうるうるなうりうるうるうですよ。(意味はない)
うるう。
うるう年のうるう日に生まれた『うるう人』の物語。
どんな時でも1人余る。どんな時でも1人分足りない。
『365日の世界』に足された1日のように。世界に足された1人なのか。
賢太郎さんらしく笑いながら進む物語、楽しい2時間でした。
新潟に来てくださってありがとうございました。
さて、見終えて考えるわけです。
『うるう』とは。
実際のうるう日は。
余分な1日ではなく世界を整えるための1日。
地球の自転と公転の周期によって生まれた絶妙な1日。
ものすごく不思議だよなぁと。
うるうは必要不可欠なもの。うるうがあることで世界が回っている。
うるう人も、きっと。