ポケモンカード【ミライドンex】全文無料
ポケモンカード151環境
トレーナーズリーグ2023
使用デッキ:ミライドンex
1回戦目 不戦勝
2回戦目 後攻 勝ち
vs白ルギア
3回戦目 後攻 負け
vsサーナイトex
4回戦目 後攻 勝ち
vsサーナイトex
5回戦目 後攻 勝ち
vsパオジアンex
4-1
最終順位2位
1 ミライドンexデッキについて
今回はミライドンexデッキを使用しました。ミライドンexにはレジエレキ型とモココ型の2つの軸が存在します。レジエレキ型は基本的に雷タイプのたねポケモンを主軸に戦います。それに対してモココ型は基本進行はレジエレキ型と変わりませんがモココによるエネルギー加速により、雷又は無色の技を持つポケモンを上手く切り替えながら柔軟に戦うことができます。それではそれぞれの強みと弱みを話していこうと思います。
ⅰ レジエレキ型
レジエレキ型の強みとしては、安定して先攻2ターン目又は後攻1ターン目に技を打つことができる所にあります。サイドレースを先に進め逃げ切る、攻撃型のデッキだと私は思っています。レジエレキVmaxをたてることにより、非エクの高火力アタッカーが出来上がるため、上手くサイドレースを進める事ができます。そして、レジエレキVも偉く実質300耐久のポケモンとして相手に押し付けることが出来ます。また、ロストシティを使う事で、相手にポケモンの再利用をさせないようにすることにより、相手のプランを崩す事ができます。弱みとしては、今の環境ではあまりワンパンされにくくはなりましたがVmaxポケモンを狙われることにより一気にサイドレースを逆転される場合が出てきます。また雪道+手札干渉は意外と効きますので、されても大丈夫な盤面作りとサイドの進め方を意識する必要があります。また相手のデッキが回ってしまった場合、逆転するための手段がモココ型に比べて少なく、こちら側は非エクのアタッカーで上手くサイドレースをずらすか、レジエレキで1回耐えて貰うターンを作る必要が出てきます。
レジエレキ型の自由枠は個人的には8枠(フェアリーエネルギーの所)だと思っており、こちらにポケモンや道具、トレーナーズ、スタジアムを好きに組み込んで戦うのが良いと思います。
ⅱ モココ型
こちらが今回使ったモココ型のデッキとなっています。モココ型の強みは、もしエレキジェネレーターを打てなかったとしても、エネルギー加速にあまり困らないことが良い点です。また、 ポケモンはミライドン、エネルギーはモココが補給してくれるため、基本的にはトレーナーズカードに自由度が出ます。自分の手札を増やしたいのか、相手の手札に干渉したいのか、相手の場に干渉したいのかなど、相手の動きに応じて、次の相手の動きに対しての要求値を上げ、押し付ける事ができます。そのため、相手が殴らないターンを作れば作るほどこちらが有利になっていき、そしてその相手が殴らないターンを作る事がしやすいデッキとなっていています。弱みとしては、かがやくゲッコウガのケアやヤミラミのケアをしながら戦わなければならないため、ボールの数の管理や山札にいるポケモンの数の管理などがレジエレキ型に比べて大変であるということがあげられます。
モココ型の自由枠は個人的には7枠(フェアリーエネルギーの所)だと思っており、こちらにポケモンや道具、トレーナーズ、スタジアムを好きに組み込んで戦うのが良いと思います。
2 序盤の展開意識
序盤は基本的にはライコウVに対してエネルギー加速をし殴れる準備をしていきます。また、相手の場に220以下のポケモンかつサイド2枚を取れるポケモンが場にいて、エレキジェネレーターでミライドンexに2枚エネルギー加速が可能な場合は優先してミライドンexに加速する場合があります。後はサイドにモココが落ちているかを確認しつつ、メリープを場に並べます。
3 各対面への意識
ⅰ サーナイトex対面
サーナイトex対面は先攻を取ります。序盤はロストシティを使い、サーナイトの進化ラインを狩りとることを意識してプレイします。そして、中盤にはサーナイトexが相手の盤面にたったときに、雪道+手札干渉を行い、相手に殴らせないターンをいかに作るかが重要になります。意外にサーナイトexデッキは盤面にサーナイトexを立てつつ、エネルギーを墓地に落とさないといけないので、序盤に高HPを倒すのはきついため、早めに盤面にエネルギーを貯めた後はデンリュウexに進化し330HPを押し付けるのもプランとしては悪くありません。また、最近はミュウexが採用されている場合が多いため、ミライドンexには勇気のおまもりを貼ることを意識してプレイすることは大事になります。サーナイトex対面はどうしても相手依存になるため、基本的には相手が事故ることを願いましょう。
ⅱ ルギアVstar対面
ルギアVstar対面は先攻をとります。一撃型は別ですが白型は基本的には打点はアヤシシVを除くと220打点が最高打点になるため、基本的には勇気のおまもりを貼ったポケモンで戦う事が大事になってきます。基本的にはこちらがルギアVstarに対して弱点を取れるため、有利対面となっていますが、先に殴られるときついため、序盤に無理をしてでも雪道+手札干渉を打ち、アーケオスをベンチに並べさせない事を意識してプレイすると楽に勝つことができます。
ⅲ ロスト対面
ロスト対面は先攻と後攻どちらでも良いと思いますが、モココを先にたてた方が基本的に強いため、基本的には先攻で良いと思います。ロスト対面はギラティナ型に関してはVの状態で先に狩りとることを意識してプレイします。後は手札干渉をし続け、相手が殴れないターンができることを願います。また、バレット型は上手く、ポケモン達で受け回しながら、手札干渉をし続けます。ロスト対面はサーナイトex対面と同じく相手がいかにデッキが回るかで勝率が変わるため、天に願いましょう。
ⅳ パオジアンex対面
パオジアンex対面は先攻をとります。相手の盤面の展開力に合わせて、ボスの司令か雪道+手札干渉のどちらかを使い、相手の殴れないターンを作ることを意識します。基本的には勇気のおまもりを貼られない場合はワンパンする事ができ、また、中盤から後半にかけてこちらは相手に対して要求値を押し付け続ける事ができるため、基本的には有利対面になります。
ⅴ アルセウスVstar対面
アルセウスVstar対面は先攻をとります。こちらの採用しているスタジアムや手札干渉はあまり効きにくい対面なため、こちらは盤面を早急に作り、相手から手札干渉をされても大丈夫なようにします。また、ダブルターボエネルギーを貼ったアルセウスVstarからのダメージは基本的に耐えるため、ダメージを受けていないポケモンで基本的には殴るように意識し、上手く受け回すことにより、相手にボスの司令を要求し続けます。この対面は五分なため、雪見+手札干渉によりこちらの手札がバグっても大丈夫なような盤面作りを心掛けましょう。
Ⅵ ミライドンex対面
ミライドンex対面は先攻をとります。後1にミライドンが先殴りできる自信がある人は後攻をとります。先殴りが正義なため、相手のポケモンを殴り続けましょう。また、勇気のおまもりをもったポケモンは基本的にワンパンできないため、意外と受け回す事で相手のサイドレースをずらすことができます。
3 今回使用のミライドンexデッキの採用カードの理由と代替案
ⅰ 採用カードと理由
ベースのデッキから追加で選んだ7枚のカードの採用理由を話していこうと思います。
・デンリュウex
最後まで採用を迷っていたカードですが、結果的には採用して良かったカードであったと思います。HP330が偉く、その上サイドが2枚しか取られないカードとなるため、相手にサイドを取られないターンを生み出すことができるターンを作り出す事ができます。1エネで60ダメージか出ることも偉く、ミライドンexやライコウVと合わせて280ダメージを出すことができるのも偉いポイントになります。
・ミュウex
ミャウexはギラティナVstarとミミッキュに対しての回答札として採用しました。ミュウexはモココのエネ加速2回からの手張りから動く事が出来るため、相手の不意をついて殴ることができます。ギラティナに対しては、こちら側がギラティナVstarをワンパンするのにライチュウVを使うと後続がきつくなるため、ミュウexを使いエネルギー2枚消費のみで倒すことができます。またV.exからのダメージを受けないミミッキュに対しては相手の技のバトル場のポケモンにダメカンを7つ載せる技をコピーすることにより、一応の回答札になります。しかし基本的にはあなぬけのひもやボスの司令でミミッキュ以外の他のポケモンを狩る方が良いとは思います。また、かがやくゲッコウガを何も考えず出してくる相手に対して、月光手裏剣が決まることもあるので、頭の中にプランとして入れておく事も良いと思います。
・ポケギア3.0
サポートカードを素引するかポケギア3.0を入れるかを迷った時にミライドンexデッキは枠に余裕があるため、手札にサポートカードが被るよりは場面ごとに応じて好きなサポートカードを山札から引っ張ってきやすいようにするため、2枚採用としました。感覚的にはポケギア3.0は最低2枚から採用しないとあまり実感を感じないカードな気がするため、枠が足りない場合は現物のサポートカードに入れ替えた方が良いと思います。
・すごいつりざお
今回はメリープ、モココ、ライチュウV、相手に倒されたり博士の研究を使ったりして墓地に落ちた場合のリカバリー手段として採用しました。また、後半のエレキジェネレーターを使う時に山札にエネルギーを戻すことで当たる確率を増やすこともできます。
・学習装置
レジエレキ型を使っていた時に採用していたため、今回もそのまま入れて使っていましたが、レジエレキ型とは違い、エネルギー加速に関してはそこまで困ることがなかったため、他のカードに差し替えても全然良いカードだとは思います。デンリュウexに進化した場合にそこに学習装置を付けると、HP330のエネルギータンクが出来上がるため、意外と悪くないカードであるとは思いますが、基本的にこちらのポケモンが倒される場合サイドは2-2-2で取られるため、レジエレキ型みたいに非エクのポケモンで殴ることが基本的にないため、加速できるタイミングが少なく、次は採用は見送ろうかと思っています。
・セイボリー
現在の環境的にベンチに並べるデッキが多いため、採用をしていましたが、結局打ちたいタイミングに手札にある事が少なく、ご都合カードであるため、他に採用したいカードがある場合他のカードにした方が良いとは思います。しかし、間違いなく強いカードではあるため、1枚はお守りとして採用したいとは思っていますが枠のバランス的に難しい所です。
ⅱ 代替案
現在入れ替えカードの候補としては4つあります。それぞれ言語化していきましょう。
・ロストスイーパー
ミライドンexデッキは220ダメージが出る所から、相手のたねポケモンのVやexを狩ることを得意にしています。そのため、勇気のおまもりというカードを貼られるとサイドレースをずらされてしまうため、それを防ぐために1.2枚採用するのはありだと思います。また、森の封印石というカードがVポケモンに貼らないと効果を発揮できないため、使い終わった森の封印石を剥がし、勇気のおまもりに張り替えることができるのも意外と良い点かもしれません。
・キバナ
エネルギー加速はモココで出来るとはいっても、モココが1体でも狩られるとミュウexの1ターン起動が出来なくなってしまいます。しかしキバナを採用しているとエネルギー加速をしつつ、好きなカードを1枚持ってこられるため、器用に動くことができるようになります、らまた、キバナは森の封印石やポケギア3.0によりサーチができるため悪くない選択肢であると思います。
・ペパー
ミライドンexデッキでよく採用が見られるカードですが、私はあまり評価していません。私のデッキの場合はポケギア3.0を採用しているので、ペパーにアクセスする手段があるため、採用するのはありなのですが、基本的にはグッズと道具をサーチするよりも、博士の研究で引き込んだり、手札干渉カードを売った方が私は強いと思っているため、ポケギア3.0を採用していないデッキは採用優先度はかなり低いカードであると思っています。
・その他妨害札
最近では、スナッチアームが話題ですが、クラッシュハンマーややまびこホーンなども採用の選択肢に入ってきます。しかしこれらのカードはあくまで枠が余った場合や環境に刺さる場合の選択肢のため、今は採用を見送ると思います。
4 ミライドンexデッキの未来
次に発売され環境に食い込むと予想されるリザードンexテラスタルに対しては、基本的にこちら側は雪道+手札干渉ができるため、相手はそれに対して、ふしぎなあめ+悪リザードンex+スタジアムを割るカードという高い要求値を押し付けることができるので、有利対面寄りであると予想しています。そのため、このデッキを使い続けても次の環境でもあまり問題無く戦えると考えています。
5 最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。現環境でも悪くない立ち位置にあるデッキであり、かつバトルVIPパスを採用しないデッキでもあるため、比較的に安くデッキを組むことができると思いますし、回すのも難しい部類のデッキではないため、オススメのデッキであると思います。暫く私は面白いデッキがでない限りはミライドンexデッキを使い続けようと思います。また遠い話にはなりますがレギュレーション落ち後もレジエレキ型の場合はまだレギュ落ちの影響が少なく、戦えるデッキとなっているため、今後どのようなカードが追加されるかはわかりませんが、長く使えるデッキかもしれません。誰かの参考になれば嬉しい限りです。この記事は環境が変わる度にデッキ構築案を載せていきたいと思っていますので、ぜひいいねをよろしくお願いします。
6 追記 : 現在使用デッキ
こちらが今私が使っている構築になります。
・ドラピオンはミュウ対面に対してサイドレースを捲るために採用。
・サンダーexはサーナイトexやミュウVmaxに対して220+90点でサイドを取るテンポを落とさずとる事ができるため採用。
・ゼラオラは進化ポケモンに対して1エネで60ダメージがでて、逃げエネが0のため、とりあえずバトル場にも出しやすく、色々と器用に動けるため採用。
・ロストスイーパーは上記の理由で採用。
・ペパーはポケギア3.0からサーチすることにより、あなぬけのひもやロストスイーパー、ゆうきのおまもりや森の封印石といったカードに触れられる手段として採用。
・ポケギアの枠はナンジャモやジャッジマンの枚数を増やすことで代替可能だが手札にトレーナーズカードが重なる事を私が嫌ったため、ポケギア採用。
7 追記2 新環境デッキ案
・黒リザードンが増える事により雪道の枚数を増やした方が良い場合があるがギラティナVstar対面に先に雪道を貼られると展開が出来ず苦しい展開となるため、スタジアムの配分は考えるべきだと思います。
・すごいつりざおの枠は自由枠です。もう一度使いたいポケモンや後半のエレキジェネレーターのヒット率を上げる為に使います。あまり無くても良いと思うので他のカードの枚数を増やしたりしても良いと思いますし、やまびこホーンを採用してVやexに対して強く出られるようにしても良いかもしれません。またドラピオンVなどもミュウVmaxが増えてくると採用してあげると手札事故っていても捲ることができる可能性が増えます。
・レイジングサーフより登場のカプコケコを採用。HPが高い対面に対して1ターンの猶予を作り出すことでワンチャンス生み出すことができます。次の弾ではテツノカイナが来るので、その時はサンダーexと交換する予定です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?