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21/22ドイツ・ブンデスリーガ第22節ウニオンベルリン対ドルトムント試合結果

Lemです。今回の投稿ではウニオンベルリン対ドルトムントの試合結果を振り返っていきたいと思います。

今節はこれまでのシステムから変更し、内容でも、結果でも圧倒し、今シーズン3度目のクリーンシートで勝利したということで、本当にうれしいですね。

そしてなによりもウニオンホーム初勝利。これまで2試合の対戦しかなかったとは言え、新たな歴史を作ったということでうれしく思いますね。さらに、マルコ・ローゼ監督自身もウニオンホーム初勝利ということでうれしいですね。


私は個人的に、べリンガムの左サイドハーフでの起用、活躍が本当にうれしかったです。実はシーズン序盤の段階で、べリンガムは左サイドハーフで最も輝くと思っていました。当時Twitterやブログをやっていなかったので、ある媒体でそういったことを言ったことがあるのですが、当時全く共感してもらえず、何言ってんだよみたいになったことを思い出したこともあって本当に今節の活躍、示した可能性は本当に嬉しかったです。

細かいことを言うとシーズン前半戦のバイエルン戦で左サイドハーフで起用され、2Aを記録したこともあり、私のブログでもブラントに次ぐ高評価をしたのですが、その時は正直私が期待した部分での活躍ではありませんでした。

私がべリンガムを最も評価している部分はドリブル突破の能力やパスセンス、得点能力といったボール保持における能力ではなく、プレス能力にあります。とにかく寄せるのが速い。特に相手陣内で奪われてから奪い返すまでのアプローチが凄まじく速かったこと。これが、私が左サイドハーフでの起用が最も輝くと考える要因です。

ハイプレスを効果的なものにするためには、ファーストDF役のボールへの寄せる能力はかなり重要となる。それは奪えるか奪えないかではなく、寄せきれるか、寄せきれないか。寄せきることができれば、そこで仮に奪えなくても相手のプレーを限定することができ、相手の攻撃を制限することができる。

べリンガムは90分を通した継続性にはまだまだ課題がありますがこのファーストDF能力が非常に高いと思っています。なので、左サイドハーフで起用することで、高いプレス能力とパスセンス、ドリブルでの打開力を存分に発揮することができ、現在の課題である、不用意なロスト、判断ミス、最終ラインと前線をつなぐ動きの悪さによるチームへの悪影響を軽減することができると思っていたので、私はべリンガムの最適なポジションはこれまでの4-3-3の中盤ではなく、4-2-3-1もしくは、4-3-3の左サイドハーフ、左ウィングであると思っていました。

本編に入る前に長くなってしまいましたが、どうしてもべリンガムの良さについて改めて知ってほしいなと感じ、私はこう感じています。と言いたかったので、長々と私が感じている良さについて書きました。

長くなりましたが、次から本編です。

スタメン予想答え合わせ

前回の投稿で予想したスタメンは以下です。

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今節のスタメンは以下のようになりました。

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ホームウニオンベルリンは11人中10人、アウェードルトムントは11人中8人的中ということで、ドルトムントの方は全然当たりませんでした。

フォーメーションの方はドルトムントは一応基本フォーメーションは4-2-3-1ということでしたが、ゲレイロが高い位置を取り、アカンジがバランスを取って3バックの右のような役割となり、3-2-4-1のような配置が多かったので、ザガドゥは3CBの左での起用であればおもしろいという予想含め概ね展開としては予想できていたのかなと思います。

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ただ、私は本当に失礼ながらヴィツェルのドルトムントでのキャリアは終わったと思っていたので、誰かの穴埋めのような起用や得点差がある試合終盤の途中起用が中心になると思っていました。なのでこの先発起用、そして活躍は全く予想できていませんでした。もちろんこれまでの4-3-3ではヴィツェルの起用は考えられませんが、この試合の形がベースになるのであれば、間違いなく必要だなと思いました。本当に失礼致しました。

一方ホームのウニオンベルリンはコロナによる試合欠場者が非常に多かった。累積警告で出場できなかったラ二・ケディラの不在も大きく響いたのではないか。

そして、ウニオンベルリンは今冬獲得したミシェルが初先発しましたね。個人的には良くはなかったですけど、まずまずだったのではないかなと感じました。ここまで21試合に出場し、14試合で先発している原口元気選手が出場しなかったのは日本人として残念ですね。原口元気選手にとってはブンデスリーガ今季初出番がなかった試合となったのも注目すべきポイントではないでしょうか。

試合展開

前半開始

前半開始早々、ウニオンベルリンがチャンスを作る。

前半4分 ヴィツェルがヘディングで競り負け、アウォイニがマイボールにするとザガドゥが空けたスペースに一気に展開。ベッカーが裏に抜け出し、シュートを放つも枠外。

ホームウニオンベルリンのペースになるかと思われたが、ドルトムントがしっかりとボールを保持し、非保持ではウニオンベルリンの攻撃の起点となるアウォイニをザガドゥがしっかりと抑え、チャンスを作らせなかった。

前半16分 ドルトムントは相手陣内で一度奪われてしまうも、クノッヘの前線へのパスをヴィツェルがカット。バウムガルトルの空けたスペースにブラントが走り込み、ヴィツェルがスルーパス。ブラントがダイレクトで折り返し、マレンがシュートを放つも威力が弱く、クリアされる。

前半18分 ゲレイロが中央にいるロイスにパス。一度奪われてしまうもダフートがすぐにボールへアプローチし、奪い返す。ダフートはロイスへスルーパスを出し、ロイスがダイレクトで合わせる。ゴールキーパーの股を抜くゴール!!!!!

FCU 0-1 BVB

ドルトムントが試合を支配し、先制点を奪う。しかし、先制した直後にウニオンベルリンがチャンスを作る。

前半20分 アウォイニが中央で受けると右のスペースへ展開。ベッカーが裏に抜け出し、クロスも頭上を越えて逆サイドへ流れる。しかし、オツィプカがそのボールを回収し、もう一度クロスを上げ、アウォイニが合わせるも枠外。

ピンチを防いだドルトムントですが、若干ウニオンベルリンが押し込む展開になりかけたところで、ドルトムントが隙を突く。

前半26分 ザガドゥのロングボールから裏にマレンが抜け出す。マレンが潰されてしまうもしっかりとボールを残し、ロイスが反応。ロイスがドリブルでGKを抜き去り、ゴールに流し込む。ゴール!!!

FCU 0-2 BVB

2点を奪われたウニオンベルリンは前半終盤ボールを保持し、ドルトムントのゴールをこじ開けようと試みる。

前半35分 トリンメルのアーリークロスをミシェルが胸で落とし、オツィプカへパス。コベルと1対1の場面になるコベルがナイスセーブでピンチを防ぐ。

ウニオンベルリンがボールを保持し、ゴールを割ろうとするも思うようにチャンスを活かせないでいるとドルトムントがカウンターで3点目を狙う。

前半36分 ゲレイロのロングボールにマレンが反応。シュートもGK正面。

前半39分 ドルトムントはピンチから一気にカウンター。ロイスが一気に右のスペースに展開し、ブラントが走りこむ。しかし、ブラントのファーストタッチが長くなり、トリンメルにクリアされてしまう。クリア直後にトリンメルにファールしてしまい、ブラントがイエローカードを出される。

前半42分 マレンが一度奪われるも、ダフート、マレンで直ぐにプレッシャーをかけ、奪うと、ダフートからブラントが再度ダフートにパスし、マレンへスルーパス。シュートを放つもポスト直撃。

前半終了

後半はウニオンベルリンが戦い方を変えてくる。

前半は最終ラインでボールを保持させて、中央へのパスコースを切りつつ、サイドに誘導してトライアングルで囲い込んでボールを奪うプレスであったが、後半からは最終ラインへのプレスを強め、サイドに受けに来る選手に対してはほぼマンツーマンのような形となり、前半よりもより前線からのプレスを強め、重心を上げてきた。

ウニオンベルリンが全体的に重心を上げてきたことで、いくつかショートカウンターからチャンスを作ることができ、ドルトムントが簡単にボールを保持できなくなったことで、チャンスらしいチャンスを作ることができなくなり、後半開始15分はウニオンベルリンペースとなる。

後半48分 アカンジのファールによってウニオンベルリンが良い位置でFKを得る。FKにプレーメルが合わせるも枠外。

後半52分 ドルトムント陣内中央で、ダフードから奪うとベッカーの走りこんだところにパス。シュートを放つもアカンジのブロックに阻まれる。

後半53分 ベッカーがCKのこぼれ球に反応し、ミドルシュートを放つも枠外。

後半56分 右サイドでアカンジが奪われると、ミシェルが中央まで運ぶ。エズトゥナリにスルーパスし、シュートを放つも、フンメルスがブロック。

ドルトムントは後半開始からなかなかチャンスを作れないでいたが、徐々にゴールに迫る。

後半59分 べリンガムの縦パスをマレンが受けるもファールで止められ、FKを得る。

後半60分 ゲレイロが直接狙うも枠外

後半61分 GKのスローからイェッケルが受けるとそこにべリンガムがプレスをかけ、奪う。一気にチャンスとなるも奪われたイェッケルがスライディングでピンチを防ぐ。

ドルトムントがゴールに迫り前がかりになったところで、ウニオンベルリンが隙を突く。

後半63分 ドルトムントCKからカウンター受ける。大きなピンチとはならなかったものの、今ゲーム初カウンターを受ける

決めきれないウニオンベルリンに対して、ドルトムントは後半少ないチャンスを活かす。

後半65分 ウニオンベルリンのアーリークロスが逆サイドに流れるとオツィプカが詰める。オツィプカが折り返し、ミシェルがダイレクトで合わせるも枠外。

後半71分 ゲレイロが裏に走りこむべリンガムにフライスルーパス。べリンガムがラインギリギリで中央へ折り返すとマレンが走りこむ。マレンが合わせるも防がれてしまったが、こぼれ球に詰めたゲレイロがゴール!!!!!

FCU 0-3 BVB

後半73分 ダフートOUT→ジャンIN

ドルトムントはダフートに代えてジャンを投入する。この交代直後のプレーでドルトムントは大きなピンチを迎える。

後半74分 クロスからヘディングでゴールを許す。

FCU 1-3 BVB

しかし、このゴールにVARが介入する。

後半75分 ウニオンベルリンのゴールの前にアカンジへのファールがあったとして取り消される。

FCU 0-3 BVB

後半81分 マレンOUT→ムココIN

VARによってゴールを取り消され、ウニオンベルリンはなかなか流れに乗り切れない。

後半82分 ロイスが最終ラインのボールホルダーに対してプレスをかけ、GKまで下げさせる。そこにムココがプレッシャーに行き、チャンスを作る。

後半85分 ウニオンベルリンの連続攻撃から、最後ロングシュートを浴びるもコベルナイスセーブ。

後半85分 ウニオンが高い位置で奪うとそのまま中央へパス。シュートを放つも枠外。

後半87分 クロスからヘディングシュートも枠外。

後半終盤にもいくつものチャンスを作るウニオンベルリンはどれも決めきれない。

後半90分 ブラントOUT→ヘイ二エルIN
                   ロイスOUT→ティゲスIN
                   ゲレイロOUT→シュルツIN

試合終了間際ドルトムントは一気に3枚入れ替える。

試合終了が近づく中ウニオンベルリンはチャンスを作れず、苛立ちが見える。アディショナルタイムに入ってから2枚のイエローカードを受けた。

試合終了

Lem目線選手採点

コベル 2.5
クリーンシートで試合を終えたということをまず最大限評価したい。ウニオンベルリンのゴール期待値が1.55であったのに対して0点で抑えることができたといことも評価が高い。前節悪かったプレー判断も前節に比べてプレッシャーが弱かったとはいえ、時折判断を変えてパスをしているシーンが見られたのは好印象。

アカンジ 2.5
4-2-3-1の右サイドバックとしてというよりかは、3CBの右としての役割が多かった印象。しかし、守備時には4-2-3-1のような形となり、右サイドの攻撃をいくつも遮断。対人、空中戦はほぼ無敵状態であり、シュートブロックもよく、守備に関しては全く問題なかった。個人的に気になったのは後半56分のシーン。あの位置で奪われて大きなピンチとなってしまったので、あのロストは良くなかった。

フンメルス 3.0
バランスを取りながらドルトムントを支えた。可能性のあるフィードも見せた。空中戦、対人でも強かった。いい意味で目立たなかった。

ザガドゥ 2.5
前節最悪の出来となり、ドルトムントには未来がないかに思われたが、今節は大きな可能性を見せつけた。やっていたこととしては前節とあまり変わらないが、元々の良さである対人の強さ、空中戦の強さを披露し、アウォイニを自由にさせず、ウニオンベルリンを機能不全にした。前線へのパスも前節同様鋭いものをみせ、2点目の起点となった。これだけアグレッシブに行けたのはヴィツェルの存在が大きかったのではないか。

ゲレイロ 2.5 90分OUT
1ゴールを記録。3点目の起点となるパス、ゴールは見事。ゲレイロでなければあそこまで侵入していなかったであろう位置まで侵入し、しっかりとゴールを奪った。1点目のロイスへのパスもよかった。やはり攻撃参加は魅力的であり、いくつかチャンスを創出した。

ヴィツェル 3.0
最大限にいい意味で目立たなかった。ザガドゥの空けたポジションを埋め、攻守のバランスを取り、ドルトムントのリスクマネジメント役としてドルトムントを支えた。本来の最大の良さでもある対人戦でも安定した強さをみせ、足の遅さは全く問題にならなかった。相手陣内でカットし、ブラントに出した一連のプレーもかなりよかった。今節の戦いがベースになるのであれば、欠かせない存在となる。

ダフート 2.5 73分OUT
1アシストを記録。攻撃に厚みをもたらし、ピッチ全体でボール保持、非保持に関わらず、よかった。

ブラント 4.5 90分OUT
ボールコントロールが非常に悪かった。タッチが長くなってしまうシーン、シンプルなパスミスが非常に多かった。イエローカードも良くない。縦へのスプリントでは、ボールに追いつきキープするシーンが見られ、よかったが、やはりそういったことが得意なタイプの選手ではないなというのは感じてしまった。一番気になったのは、前半開始早々の相手選手の頭を越す最終ラインへの緩いバックパス。あれは全く問題にならなかったが、ピンチになってしまう可能性の高いパスではないかと感じた。 

べリンガム 3.0
ファーストDFとしての役割は異次元。3点目に関わる一連の動きも非常に良かった。しかし、不用意なロストが多かった。今節は一列前のポジションであるため、そのプレーが大きなピンチになることはなかったが、やはりそこは気になる。相手陣内でのプレスを見ると軽いように見えるシーンがあったが、私は個人的にはそこは好印象。しっかりと相手のボールコントロールの位置を誘導し、2人目、3人目に奪いに来る選手が奪える位置に誘導していた。ただ、2人目、3人目が遅かった。特にマレン。

ロイス 1.0 90分OUT
文句なし。ドッペルパックを記録。攻守において相手の嫌なところに居続けた。前線へのスルーパスも非常に精度が高く、枠内シュート2本で2点は見事。攻守を繋ぐ役割や、守備的な役割もこなし、インターセプトもよかった。

マレン 3.5 81分OUT
1アシストを記録。決定機を決めきれなかったことは低評価。2点目の一連の動きは非常に良かった。しかし、守備面ではまだ修正が必要。シーズン前半に比べるとかなりよくなっているが、まだ寄せが遅い。

ジャン 3.5 73分IN
アグレッシブにプレスにいき、試合を締める選手としては十分な働き。

ムココ 評価なし 81分IN
出場時間が短いため評価なし。交代直後のGKへのプレッシャーはよかった。試合に入ってすぐあのスピードでプレッシャーにいけるということはしっかりと準備できていた証拠。素晴らしい。

ヘイ二エル 評価なし 90分IN
出場時間が短いため評価なし。

ティゲス 評価なし 90分IN
出場時間が短いため評価なし。

シュルツ 評価なし 90分IN
出場時間が短いため評価なし。

スタッツを見て振り返ろう

今回からお試しで両チームのスタッツ、個人スタッツを見て試合を振り替えっていこうと思います。

これはあくまで、スタッツと試合の中で感じたこととを比べる感じで行うので、この選手はパス成功率が高いからパスが上手いみたいな主張はしません。どちらかというと、この選手パス成功率自体は高いけど嵌めパスになってたり、通っただけで全然いいボール蹴れてなかったよね。みたいなことを振り替えっていく感じになると思います。もちろんネガティブなことじゃなくてポジティブなことだったり、この選手足速いイメージないけどこの試合1番スピード速かったんだなみたいなことにも触れていこうかなと思っています。

基本的に気になったスタッツを3つぐらい紹介したいと思っています。

①トップスピード

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今節一番速かった選手はマレンで32.72km/hということでしたが、チーム2位がブラントということがかなり意外でしたね。確かに裏のスペースに走るシーンでも相手よりも速く追い付いていたりしていたので、世界的にというかブンデスリーガ内で見ても決して速くはありませんが、意外と速いんだなと感じました。

②走行距離

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走行距離1位はプレーメルでした。2位に1km以上差をつけているということでかなり走りましたね。トップ下のような位置で、2トップと両隣を見ながら、特に前半は左右に振られたり、上下動も多かったので、かなり走らされたのかなという印象。結構簡単に中央使われてしまっていたので効率よく動けていなかったのかなとも思いますし、バウムガルトルが釣りだされたスペースを埋める動きもしていたので増えていったのかなとも思います。

今節の注目ポイント

①ドルトムントのビルドアップとウニオンベルリンのプレス

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ウニオンベルリンは中盤を5枚で隠しながら、サイドに誘導し、スライドして対応。しかし、特にゲレイロが受けに来る動きに対してスライドが遅く、ゆとりを持たせてしまい、いくつかのチャンスを作られてしまった。

ドルトムントは後ろ3枚に対してほぼ、ノープレッシャーであったため、簡単にボールを回せるようになり、支配率が上がっていった。また、ノープレッシャーであったことで、精度の高い裏を狙うようなボールを簡単に出すことができた。

また、21番のプレーメルが下りて受けに来るロイスやべリンガムのマークをしていたため、かなり運動量が増えた。

②後半のウニオンベルリンのプレス

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後半ウニオンベルリンはハイプレスを強める。ターゲットにしたのはアカンジ。アカンジにボールが入るとプレスを一気に強める。1人はアカンジへ猛プレスをかけ、1人はバックパスのコースを消す。アカンジに受けに来るドルトムントのボランチの選手に対してはトライアングルを形成できるようにスライドし、時間を与えない。サイドのブラントにはオツィプカがマンツーマンでつき、パスコースを消す。

このプレスによって後半開始ショートカウンターからチャンスをいくつか作り、ドルトムントにボールを支配させなかった。

総括

今節はドルトムントのシステム変更によって掴んだ勝利だと思います。特に前半の出来はかなりよかった。

ただ、後半かなり攻められたように、ハイプレスに対して特にゲレイロの逆サイドが脆弱であるということに変わりはなかったのかなとも感じました。

もちろん、そこで奪われても、後ろの厚みは以前より増しており、決定的なシーンをあまり作らせなかったことはシステム変更によるものではないかと思います。

正直、クリーンシートを達成できたのはウニオンベルリンのフィニッシュの精度の低さに助けられたかなと感じている部分はありますがなにはともあれ、クリーンシートでの勝利はうれしいですね!

今節の戦いがベースになるのであれば、やはり大外に張るタイプの縦に速い右サイドハーフの選手の獲得は必須になると思いますし、ザガドゥの契約更新もしなければいけないと思います。今節は問題になりませんでしたが、将来のことを考えるならばヴィツェルタイプのボランチの獲得も必須になるのではないでしょうか。

今週は1週間に2試合と過密日程になりますが、どちらも勝利してほしいですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また!!!

Heja BVB !!!!

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