見出し画像

21/22ドイツ・ブンデスリーガ第17節ヘルタ・ベルリン対ドルトムント試合予想

Lemです。年内、前半戦最後の試合となる今節ですが、しっかりと勝ち切りたいですね。

年内の課題は来年に持ち越さないというのは課題が課題だけに厳しいかもしれませんが、しっかりと後半戦につながる試合、内容が期待されるかなと思います。

対戦相手のヘルタもホーム最終戦ということでかなり気合をいれて挑んでくることが予想されますが、しっかりと跳ね返せるように頑張ってほしいなと思っています。

また、後半戦に向けて今のやり方でいいのか、内容は興味深いものになっているかを精査して、書き方やコンテンツをレベルアップさせていこうかなと思っています。興味深いものを届けられるように努力しますので、今後ともよろしくお願いいたします。

では、本編へ行こうと思います。

両チーム基本情報

HOME:ヘルタ・ベルリン
16節終了時点14位(5勝3敗8分17得点33失点)
・怪我人情報
ヤ―シュタイン(膝の怪我)、ヨベティッチ(ふくらはぎの怪我)、クリュンター(肩の怪我からの復帰途中)、ゼルダル(膝の怪我)
・累積警告の可能性のある選手
ゼルダル(イエローカード4枚)、ダリダ(イエローカード4枚)、ボアテング(イエローカード4枚)
・監督情報
13節終了後、パール・ダールダイ監督が解任され、今シーズンいっぱいの暫定監督タイフン・コルクトが就任。

AWAY:ドルトムント
16節終了時点2位(11勝1分4敗39得点23失点)
・怪我人情報
アカンジ(膝の怪我)、コベル(風邪)、フンメルス(風邪)、ムココ(筋肉系の怪我)、モレイ(膝の怪我)、レイナ(復帰途中)、シュメルツァー(復帰途中)、ウンベハウン(頭部負傷)、ビュルキ(足首の怪我)
・出場停止
べリンガム(累積による出場停止)
・累積警告の可能性のある選手
ムニエ(イエローカード4枚)

スタメン予想

今節のスタメンは以下のように予想しました。

画像1

HOME:ヘルタ・ベルリン
フォーメーション:[4-4-2]
GK:シュボロウ
DF:ペカリーク、ボヤタ、シュタルク、ブラッテンハルト
MF:リヒター、ダリダ、アスカシバル
FW:ベルフォディル、ゼルケ、マオリダ

タイフン・コルクトが暫定監督となって以降の3試合と怪我人状況を元に予想しました。

まず、GKはシュボロウ。今節全試合スタメン出場。ルネ・ヤ―シュタインが膝の怪我で離脱していることからもスタメンは固い。

最終ラインは右からペカリーク、ボヤタ、シュタルク、ブラッテンハルト。右サイドバックは空中戦に強く、守備の強度の高いゼーファクトも考えられるが、粗さが目立つので、ベテランのペカリークがスタメンではないかと予想。

中盤の4枚は右からリヒター、ダリダ、アスカシバル、マオリダ。中2枚のダリダ、アスカシバルは監督交代後全ての試合で先発しているので、今節もこのペアが濃厚。左サイドはゼルダルが膝の怪我で出場に疑問が残るため、マオリダがスタメンではないかと予想。

2トップはゼルケとペルフォディル。今季チーム得点王のヨベティッチがふくらはぎの怪我で出場が不透明となっている。そのため、15節のビーレフェルト戦で途中出場からゴールを決めたゼルケが先発するのではないかと予想。

AWAY:ドルトムント
フォーメーション:[4-3-1-2]
GK:ヒッツ
DF:ムニエ、ザガドゥ、ゲレイロ
MF:ヴィツェル、ジャン、ダフード、ブラント、ロイス
FW:マレン、ハーランド

フォーメーションは4-3-1-2。今回の予想はゲレイロがスタメンであるということを前提としています。ゲレイロがスタメンではない場合は4-2-3-1と予想し、マレンではなく、アザールが先発ではないかなと思います。4-3-1-2のシステムで相手陣内でボールを保持する場合、大外の選手でリズムを作るので、シュルツ、ムニエではそれができないため、ゲレイロの有無で大きくシステムが変わると予想しています。

GKはヒッツ。コベルが風邪で離脱し、ウンベハウン、ビュルキも負傷しているため、スタメンはヒッツで固い。また、今節帯同する控えGKがシュテファン・ドルリャーカというドルトムントのセカンドチームで9試合に出場し、4CSを記録している選手であるということにも注目。

最終ラインは右からムニエ、ヴィツェル、ザガドゥ、ゲレイロ。フンメルスが風邪で離脱、アカンジも出場できないということもあり、ヴィツェルが右CBで起用されると予想。ゲレイロが復帰したが、慎重な起用も考えられるので、シュルツの可能性も十分にあり得る。ポングラチッチは帯同しているものの考慮されていないか。

中盤3枚はジャン、ダフード、ブラント。べリンガムが累積で出場停止であるため、この3枚が妥当か。

トップ下はロイス。2トップはハーランドとマレン。ハーランド、マレンは現在最も可能性を感じる選手であり、ロイスも攻守に多大な影響を及ぼす。マレン、ロイス、ブラントの流動性のあるプレーに期待したい。

データから見るヘルタ・ベルリン対ドルトムント

直近5試合の成績
ヘルタ・ベルリン

画像2

ヘルタ・ベルリンは直近5試合で1勝2分2敗(得点5失点9)と負け越している。また、シュトゥットガルト戦以降は監督が交代しており、監督交代後は1勝1分1敗(得点4失点6)。

ドルトムント

画像3

ドルトムントは直近5試合で3勝1分1敗(得点11失点6)と勝ち越している。前節は3試合ぶりの勝利、今季2回目のクリーンシートを記録した。

ヘルタ・ベルリン対ドルトムント対戦成績

画像4

ヘルタ・ベルリンがホームの直近5試合はヘルタ・ベルリンが1勝1分3敗(得点7失点12)と負け越しており、現在3連敗中と16/17シーズン以来勝っていない。

画像5

また、ドルトムントがホームの直近5試合はドルトムントが3勝2分(得点8失点3)とドルトムントが勝ち越しており、アウェイ、ホームを合わせるとドルトムントが5連勝中であり、16/17シーズンの負けを最後に8戦負けなしとなっている。

通算成績では、ドルトムントが38勝18分19敗と勝ち越している。

タイフン・コルクト監督対マルコ・ローゼ監督対戦成績
これまでの対戦成績なし。

タイフン・コルクト監督対ドルトムント対戦成績

画像6

タイフン・コレクト監督はドルトムントとシュトゥットガルト時代に1試合、ハノーファー時代に3試合対戦しており、1勝3敗(得点3失点9)と負け越している。

マルコ・ローゼ監督対ヘルタ・ベルリン対戦成績

画像7

マルコ・ローゼ監督はボルシアMG時代に4試合対戦しており、1勝3分(得点5失点4)と負けていないが勝ち切れていない。

今シーズンのチームスタッツ比較

ヘルタ・ベルリン
リーグ戦14位、得点数13位タイ(17点)、失点数17位(33点)、1試合あたりのクリア数1位

ドルトムント
リーグ戦2位、得点数2位タイ(39点)、失点数7位(23点)、PK獲得及びPKでの得点数1位、オープンプレイでのパス成功率及びポゼッション率2位、ロングパス成功率2位

2チームの対照的なスタッツ

ドルトムントはロングパス成功率2位と高い成功率を誇っているのに対して、ヘルタ・ベルリンは15位と成功率が低い。一方で、空中戦勝率はヘルタ・ベルリンが7位、ドルトムントが16位とドルトムントの方が空中戦は弱い。

また、ボール支配率はドルトムントが58%で2位に対して、ヘルタ・ベルリンは44%で14位とドルトムントがボールを支配することが予想される。

注目選手

HOME:ヘルタ・ベルリン
MF 23 MARCO RICHTER(マルコ・リヒター)

チーム得点王ヨベティッチ、チームにとって欠かせない存在となったゼルダルなどが今節出場できない可能性があり、厳しい状況にあるが、チームとしてどう乗り切るか。その中で、前半戦不甲斐ないチームの中で存在感を見せたリヒターの動きに注目したい。

画像9

AWAY:ドルトムント
DF 5 DAN-AXEL ZAGADOU(ダン=アクセル・ザガドゥ)

前節期待感を持たせるパフォーマンスであった一方、課題も見えた試合となったザガドゥであるが、今節その課題がいきなり試されるような展開となることが予想される。前節から間がなく、すぐに解決される課題ではないが、ポテンシャルの高さに期待したい。

画像8

総括

今節ドルトムントが圧倒的にボールを持ってゲームを支配することが予想されます。理由としては、ドルトムントがボールの保持を得意としているという点もありますが、前節マインツ相手に68%もボールを支配されていたという点、そして、クリア数が圧倒的に多い点の2つが挙げられる。これらの点から、ヘルタ・ベルリンが奪ったとしても、ドルトムントがハイプレスをかけることによって、セーフティーに逃げる可能性が高く、繋いでこないことが予想されます。

なので、今節の戦い方としては、日程的なしんどさはあると思いますが、前線からしっかりとハイプレスにいき、相手陣内でボールを支配する。そして、トランジションの局面で連動性を持ってプレッシャーをかけるということ徹底すれば、前半の内に勝負を決めることができると思います。

注意しなければならない点としては、前に大きく蹴り出してきた時の対応には最も気を付けなければならないと思います。特に今シーズンのドルトムントはなんでもないクリアボールがミスによって決定的なチャンスとなってしまう場面が見られるので、しっかりと奪いきる。対応が難しいときはシンプルにプレーするなど、局面の判断は試合を分ける重要なポイントになると思います。

しっかりとセカンドボールをマイボールにし、高さのある相手FWに対してプレッシャーをかけて思うようにプレーさせない。そして、攻めているときでも選手間のポジショニングを意識し、リスクマネジメントを忘れない。ということを徹底すれば、難なく勝てるのではないでしょうか。

このことから、べリンガム、フンメルスの欠場はかなり痛いかなと思いますが、前線の連動したプレス、最終ラインの統率をだれがするのか。注目したいと思います。

今節の予想スコア

BSC 0-4 BVB

ヘルタ・ベルリンは今季決定力が非常に低いので、クリーンシートを記録できるのではないかなと思っています。

ただ、先ほども言いましたが、クリアボールの対応、セカンドボールの対応が試合を大きく左右すると思うので、そういった意味でも最終ラインの選手、特にザガドゥには期待したいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

少しいつもと変えてみましたどうだったでしょうか。

年内最終節楽しみましょう!!!

では、また。

Heja BVB!!!!

いいなと思ったら応援しよう!