21/22ドイツ・ブンデスリーガ第10節ドルトムント対ケルン 試合結果
Lemです。昨晩行われた1戦、試合を観た方はどう思いましたか?私は、ティゲスのブンデス初得点、今季リーグ戦初のクリーンシートうれしかったです!
さて、今回の投稿の内容としては、スタメン予想の答え合わせ、試合展開、Lem目線の選手採点、総括を投稿していこうかと思います。基本的にドルトムント目線の内容となっているのでご了承ください。そして、選手採点もあくまで私目線なので、違うだろとか思うところがあれば指摘していただきたいです。読んでいただいた方と議論できたらうれしいのでnoteやTwitterでのコメント待っています!
スタメン予想の答え合わせ
前回の投稿で予想したスタメンは次の通りです。スタメン予想の理由は第2回に載っておりますので、ぜひ読んでみてください!
今節のスタメンは次の通りになりました。
結果として、ドルトムントが11人中9人、ケルンが11人中8人。1回目ということでこれがよくあたっているのかあたっていないかはわかりませんが、私は個人的にアザールのFW起用とDFラインの配置を変えてきたことに驚きました。空中戦の強いフンメルスを中央に配置して制空権を取りに来たなと思い、アザール、ヴォルフが調子がよく、マレンの調子がイマイチであるため、ヴォルフを左に、アザールを前に配置したのかなと思いました。
試合展開
前半立ち上がりは、ケルンがしっかりとボールを繋いで、ドルトムントのハイプレスを躱していき、正確なロングボールを前線に供給。この時間帯はドルトムントの守備陣がしっかり跳ね返していたが、セカンドボールをケルンの選手が拾い、サイドに散らしたり、中央から仕掛けることで、リズムを掴んでいった。ドルトムントもロイスが落としてアザールが空いている逆サイドのムニエにパスし、決定機を迎えたが、ものにできず、セカンドボールも拾えず、攻撃やプレスもうまくいかない時間が続き、流れはケルンへ。
前半14分ドルトムントがミドルサードで奪われるとケルンは1度最終ラインまでボールを戻し、逆サイドに展開。ヘクターがボールを保持したときにハイプレスをかけるも躱され、ドゥダからエズジャンに繋がれ、この時にフンメルスがつり出されたこと、アカンジ、ポングラチッチが右にスライドしていたこと、べリンガムがボール保持者に向かっていってしまったこと、ヴォルフがスライドしていなかったことによって自陣左サイドが空き、エズジャンがフリーのウートにロングパスし、トラップ。遅れてポングラチッチが距離を詰め、そのまま持ち込まれゴールを許すも、ハンドがあり、ノーゴールと判定。
前半は立ち上がりの流れのまま、ケルンペースで試合が進んでいくが、前半37分から流れが変わる。ケルンはヘクターのサイドから崩されてしまうシーンがいくつも見られるようになった。前半39分ピッチを広く使ってミドルサードでパスを交換するドルトムントが一度コベルまで戻す。コベルはアカンジへパスするとアカンジは前線のブラントを狙って高精度なロングパスを出す。そのパスをブラントがヘディングで落として、べリンガムにつながり、べリンガムがDFの背後を狙う軟らかいボールを出し、アザールが抜け出してヘディングでゴール!1-0とリードする。
前半終了
後半も開始15分はケルンペース。ピッチを広く使って、サイドに散らし、サイドからの攻撃が増えた。
後半57分アザールOUT→マレンIN
ポングラチッチOUT→ティゲスIN
ここから流れが変わる。
後半63分コーナーキックにティゲスがニアで合してブンデス初ゴール!
後半70分以降はボールは保持時間は相手の方が長いものの、相手にボールを持たせて、ゲームを支配し、奪いきるべきところで奪いきり、カウンターと、割と局面局面で精度高くプレーしていた。前3枚でプレスにいき、サイドに追い込んで、中に入れてきたときにしっかり閉じる。徹底されていて美しかった。
後半70分ヴォルフOUT→パスラックIN
後半87分ブラントOUT→クナフIN
試合終了
Lem目線の選手採点
選手採点は、基準を作りやすいので10段階(最高10、最低1、平均6.0)でやりたいと思います。
ドルトムント
コベル 7.5
ミスなく無難にプレーしていた印象。セーブ数5、CKの飛び出しもよく、精度の高いシュートはなかったが、21本のシュートを浴びてクリーンシートは評価できる。
アカンジ 7.5
空中戦勝利数0は寂しいが、試合のなかで問題にすることではなかった。パス成功率も高く、得点の起点となる、ロングパスも見事。
フンメルス 7.5
3バックの中央で起用され、空中戦も強く、ロングパスの精度も申し分なかった。インターセプト数も4を記録しており、中央にくるボールをしっかり遮断していた。
ポングラチッチ 6.0
あまり印象的ではなかった。パス精度に改善が必要。
ムニエ 6.0
ボールロストが多く、パスも精度が低かった。後半パスラックが入るとチームのバランスを見て、しっかりと守っていたのでそこは評価できる。
ヴィツェル 7.5
守備で非常に効果的であった。対人の強さは健在。パスの成功率も高かった。
べリンガム 7.0
抜群のセンスを魅せた。アシストは見事だったが、普段に比べるとロングパスの精度が低かった。
ヴォルフ 7.0
効果的なドリブルをみせ、ロイスへのキーパスは私の中でサプライズだった。守備には課題があったが、起用されている理由を実力で示した。
ブラント 8.0 MOM
好調を維持していた。局面でのクオリティは高く、キーパス数3、アシストとなったCKも見事。
ロイス 6.5
決定機を2回外していることはマイナスだが、試合を通して、チームの攻撃のクオリティを高めていた。
アザール 7.5
得点は見事。ロイスへのヒールパスも美しかった。慣れないポジションということもあり、キープに苦しみ、得意のドリブルに持ち込めていなかった。
ティゲス 7.5
初ゴールとなったヘディングは見事。守備への献身もよかった。決定機を創出するパスも出しており、印象的な活躍をした。
マレン 5.0
判断が悪い。焦りが見られた。難しいボールではあったものの、決定的なチャンスを決めていれば違ったのかも。裏に抜け出してチャンスとなると思いきやミスをしたことが悪い印象として残る。
パスラック 5.5
ドルトムントでは厳しいかなという印象。プレーが全体的に軽い。
クナフ ー
出場時間が短いので評価なし。
総括
試合を終えて、ドルトムントとしては采配がハマったこと、自分たちの時間にしっかりと点を取れたこと、空中戦で負けなかったこと、クレバーに戦えたことが勝因だと思う。
ケルンの最も大きな敗因は決定力不足。ただドルトムントのハイプレスに対してしっかり最終ラインから繋ぎ、プレスを躱していたことや、ロングパスの精度、空中戦の強さは今シーズンの好成績を裏付けるものとなっていた。
最後に、私の予想ではドルトムントがボールを保持して支配すると思っていたが、ケルンがボールを保持して支配する展開になり、最初は驚いたが、ケルンのパスワークのクオリティ、プレスの強度をみていると納得できた。そして、マルコ・ローゼ監督の修正力の高さはさすがだと感じ、相手によってしっかりと戦い方を変えることができると改めて示したと思うので、ティゲスのゴール、ヴォルフの活躍なども含めてこれからに向けて収穫のある1戦になったのではないでしょうか。
長くなりましたが、終わります。まだまだ言語化するのも下手糞で読みにくいかもしれませんが改善に努めます。またよろしくお願いいたします。
Heja BVB!!!
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