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21/22ドイツ・ブンデスリーガ第23ドルトムント対ボルシアMG試合予想

Lemです。今回は21/22ドイツブンデスリーガ第23節ドルトムント対ボルシアMGの試合予想をしていこうと思います。

前節ドルトムントは、今シーズン3試合目のクリーンシートを記録し、前々節のレヴァークーゼン戦の結果を引きずらないという意味ではこれ以上ない結果を得ることができましたね。

しかし、木曜日のELレンジャーズ戦。失点までは相手に決定的なチャンスを作らせず、ドルトムントはいくつかの決定機を作ってドルトムントペースでしたが、失点をきっかけに突然これまでの戦い方ができなくなるという今季何度も見てきたパターンで負けてしまいましたね。

この試合を振り返りだすと長くなるので、この投稿では振り返りませんが、直近数試合から感じられるのは、来季は人員がかなり整理され、顔ぶれも大きく変わることはほぼ確実なんだろうなぁと戦いぶりや起用から物凄く感じました。

カップ戦は今季ダメダメですが、リーグ戦はかなり運がいい。今節も勝利して3位以下を放して、バイエルンに少しでも近づきたいですね。

では、本編へ。

両チーム基本情報

HOME:ドルトムント
22節終了時点2位(22試合15勝1分6敗得点57失点36)
・怪我人情報
マテウ・モレイ(復帰途中)、マルセル・シュメルツァー(復帰途中)、アーリン・ハーランド(筋肉系の問題)、マヌエル・アカンジ(ふくらはぎの怪我)
・その他情報
トマ・ムニエは出場できない可能性が高い。
22節負傷で離脱していたマリウス・ヴォルフは復帰する可能性が高い。
・累積警告の可能性のある選手
マッツ・フンメルス(イエローカード4枚)、トマ・ムニエ(イエローカード4枚)

AWAY:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
22節終了時点13位(22試合7勝5分10敗得点30失点40)
・怪我人情報
ラース・シュティンドル(内側靭帯裂)
・累積警告の可能性のある選手
ジョーダン・バイヤー(イエローカード4枚)

スタメン予想

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HOME:ドルトムント
フォーメーション:[4-2-3-1]
GK:コベル
DF:ゲレイロ、ザガドゥ、フンメルス
MF:ジャン、ダフート、ヴィツェル、べリンガム、ロイス
FW:マレン、ムココ

フォーメーションはここ2試合の4-2-3-1と予想。アカンジ、ムニエと言った選手が出場することができず、ヴォルフが出場可能ということでこれまでの右SBにヴォルフを起用して攻撃的な4-3-3の可能性も大いにあり得ると思いますが、ザガドゥ、フンメルスの2CBではリスクが大き過ぎる。そして、今シーズン怪我が目立つヴォルフを頭から起用することも考えにくい。このことから、4-2-3-1で重心を下げるのではないかと予想。

GKはコベル。最終ラインは右からジャン、フンメルス、ザガドゥ、ゲレイロ。アカンジ、ムニエが不在であり、非常に深刻な状況になっている最終ラインの面々であるが、ジャンを右SBで起用してくると予想。ELプレーオフで非常に情けないプレーをしてしまった、ザガドゥは先発と予想。ポングラチッチと比較したときに今シーズン見る限りまだザガドゥの方が可能性を感じる。安定感は皆無の「ストライカー型」CBの出来次第で試合の結果は大きく変わると思う。

ボランチ2枚はヴィツェルとダフート。ウニオン戦では非常に気の利いたプレーでチームを支えたヴィツェルであるが、実際のスタッツをみてないので、イメージかもしれませんが、ELプレーオフでは少し、運動量が少なかった印象。コンディション次第では控えになる可能性も十分にある。

トップ下はロイス、右にマレン、左にべリンガムと予想。1トップはムココ。これまで通り左はべリンガム、トップ下はロイスがベスト。日程やコンディション次第では、ロイスではなくレイナの可能性も考えられる。これまでと違うところは、1トップ起用されていたマレンを右に、1トップにこれまで控えだったムココを先発起用と予想したところです。マレンは現在のドルトムントで最も足の速いプレイヤーであるという点、私が個人的に2トップのマレンは非常に面白いと思っている点から、右の大外でのプレーだけでなく、中央2トップのような役割での活躍を期待したい。

AWAY:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
フォーメーション:[3-4-2-1]
GK:ゾマー
DF:ギンタ―、フリードリヒ、エルベディ、ベンゼバイニ、ライナー
MF:コネ、ノイハウス、ホフマン、プレア
FW:エムボロ

前節のパフォーマンスを中心に、これまでの起用から予想しました。

GKはゾマー。個人的にGKとしての基本的な能力の高さはブンデスリーガ1。ドルトムントの守護神コベル同様チームの失点数は多いものの、最後尾からチームを支える守護神。

最終ライン3枚は右からギンタ―、フリードリヒ、エルベディ。ウニオン・ベルリンから今冬加入したフリードリヒを中心とした守備陣はまだまだ連携不足に感じる。古巣との対戦となるギンタ―にも注目したい。

WBは右にライナーと左にベンゼバイニ。中央2枚はコネとノイハウス。パスセンスが非常に高く、基礎的な能力も高いノイハウス、プレーの節々で才能を感じるコネは要警戒。

トップ下はホフマンとプレア。なかなか結果の残せないFW陣の代わりにチーム最多の8点を記録し、運動量もかなり豊富であり、攻守に貢献できるホフマンは要警戒。

1トップはエムボロ。ここまで2ゴール2アシストとあまり結果を残せていないだけでなく、1試合あたりのシュート数も1.3と非常に少ない。体格を生かしたポストプレーは強力であるが、ストライカーとしての怖さは正直ない。しかし、選択肢として最も可能性を感じるのは現状エムボロのみであるため、スタメンと予想。

データから見るドルトムント対ボルシアMG

リーグ戦直近5試合の成績
HOME:ドルトムント

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ドルトムントのリーグ戦直近5試合の成績は5戦4勝1敗(得点16失点10)。日本時間の金曜日にELプレーオフを戦っており、ホームで2-4で敗戦。中2日で今節を迎える。

AWAY:ボルシア・メンヒェングラートバッハ

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ボルシアMGリーグ戦直近5試合の成績は5戦2勝1分2敗(得点8失点6)。直近のアウクスブルク戦では3試合ぶりの勝ち点3を獲得している。

ドルトムント対ボルシアMG対戦成績

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ドルトムントホームの直近5試合の対戦成績はドルトムントが5戦5勝。ドルトムントホーム通算成績はドルトムントが59試合35勝13分11敗と大きく勝ち越しており、現在8連勝中。最後に負けたのは13/14シーズンであり、21世紀以降20試合対戦しているが、ドルトムントが20試合18勝1分1敗とかなり得意としている。

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ボルシア・メンヒェングラートバッハホームの直近5試合の対戦成績はドルトムントが3勝2敗と僅かに勝ち越している。

マルコ・ローゼ監督対アディ・ヒュッター対戦成績

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これまでの対戦は5度。ローゼ監督が5試合3勝1分1敗と勝ち越している。ホームでは2戦2勝と2連勝中であり、ホームで特に得意としている。

マルコ・ローゼ監督対ボルシアMG対戦成績
今シーズン前半戦の対戦が初対戦となった。ローゼ監督が負けている。

アディ・ヒュッター監督対ドルトムント対戦成績

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これまでの対戦は7度。ヒュッター監督が7戦2勝3分2敗と五分。しかし、直近の2試合で2勝している。

注目選手

HOME:ドルトムント
FW 18 YOUSSOUFA MOUKOKO(ユスファ・ムココ)

前節スタメン起用を予想しましたが、スタメン出場はなく、約10分間の出場に留まった。レンジャーズ戦のような起用ではなく、もっとよりシンプルな役割での起用を見たい。今シーズンの唯一の先発がシーズン前半の同カードであったこともあり、この試合で先発起用され、前半戦の借りを返し、今シーズンの苦しい状況をこの試合で一転させてほしい。

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AWAY:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
MF 17 KOUADIO KONE(クアディオ・コネ)

最終ラインと前線を繋ぐプレーはかなり魅力的。ボールタッチやボール捌きに非常に才能を感じるプレイヤー。前節1ゴールを記録しているように、得点シーンにも顔をだし、ゴール関与も特徴の1つ。

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総括

今節は守備にかなり課題を抱えるチーム同士の対戦となります。

ドルトムントは今シーズンリーグ戦唯一の無得点を記録したのが、ボルシアMGであり、今節は前節の借りを返すという意味でも絶対に負けられない。

一方で、ボルシアMGは今シーズン前半戦のドルトムント戦のクリーンシートは僅か2度のクリーンシートのうちの一つであり、内容はともかく、1-0で勝利したというイメージをもって試合に挑みたい。

スコア予想

BVB 2-1 BMG 

正直今節はかなりドルトムントにとって厳しい展開になると思います。1週間休めたメングラと中2日で試合を迎えるドルトムントでは、選手層から考えてもドルトムントは疲労のある状態での試合になるので、今節は前への推進力は落ちてしまうのかなと思います。

なので、ドルトムントは今シーズンこれまで出場機会を得ていなかったり、怪我で離脱していた選手の活躍、そして前半の早い段階での得点はこの試合の結果を大きく左右すると思います。

前節のボルシアMG対アウクスブルク戦を見る限り、ボルシアMGは前半の入りはあまりよくなかったので、全然付け入るスキはありますし、得点チャンスも多く作れると思います。自分たちの時間でしっかりと得点できるか。そして、今シーズンチャンスの少なかった選手が活躍できるのか注目したいです。

ドルトムントホームの今カードは21世紀以降20試合18勝1分1敗とドルトムントはかなり得意としています。

なかなか結果が安定していませんが、リーグ戦はかなりドルトムントにとって好都合な展開が続いています。ここでの勝利は最低条件。相性のまま勝利してほしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また。

Heja BVB !!!

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