毎日真面目に日報を書いたら精神が壊れた話
TL;DR
- 日報の書き方を間違ったらいけない
- やれなかったこと、できなかったことを分析するよりもできたことをどう最大化するのかや明日やりたいことを重点的に書く
- 方法を間違うと自分のメンタルを滅ぼすので注意
なぜ日報を書いていたのか
可視化をしたかった。
具体的には
- 自分が疑問に思うこと
- 直していきたいと思っていることへの進捗
- できたこと
大きくはここが可視化できるとモチベーションになると思った。
また自分が至らないと思っていることが多いのと、大きい目標を立てたのでそれを見失わないようにしたかった。
僕がどのように書いていたか
一日の終わり(23:00 ~ 25:00)くらいに
フォーマットにしたがって書いていた。フォーマットは以下
- 今日の目標(やりたいこと)
- 今日できたこと
- 今日できなかったこと。やり残したこと。
- その原因
- 解決策
- 明日の目標
このフォーマットは一見良さげなのだけど問題が多い。決して真似しないで欲しい。
このフォーマットの問題点
このフォーマットは2つの問題がある
一つ目はできたことへのフォーカスがない。
そもそもなのだけど日報って単にやったことを整理するだけでは勿体無い。
日報に何を求めてどういう役割を持たせるかに失敗している。
そして僕は日報に日々の成長の軌跡とそれをどうやって生かすかを求めていた。
だけどこのフォーマットだとできたことへの言及や再現について書くことが難しい。
できたことをきちんと認識することは自己効力感を担保するためには必須だと思う。
自己効力感は自分が自分の人生ややっていることに作用できてる感覚のことなのだけど、これを高めることで自己肯定感を支えることができる。
言い方が悪いがたかが日報で自己効力感を失っては元も子もない。
2つめの問題は原因分析と解決策を作るが
タスクが積みあがってできることようになったことよりやらないといけないことややりたいことに押しつぶされてしまう。
また、同じ原因にぶつかった時に解決策の打ち手のクオリティが上がるわけではなく原因が潰せてないという負の感覚に包まれてしまう。
この原因分析と解決策を立てるスパンの極端な短さと積みあがる一方の解決策がとても精神を蝕む。
先輩から聞いたのだけど、人間の自己効力感や自己肯定感を下げてしまうのは
未解決だったり控えているタスクの数とできたことの数のバランスが釣り合わないときらしい。
そして何がまだ出来てないという考え方は出来たことを無視してタスクと不向きだったり苦手としてることと向き合う時間が一方的に増えてしまう。
このストレスは途方もない。
そして毎日このストレスを自分自身に課す作業をしたらゾッとする。
結果どうなった?
毎日書いて週末に見直して行動計画を見直していた。
が、結果としては2週間ほど会社に行くのもしんどいくらいにストレスを抱えた。
復活するのにも2週間かかり完全に自分自身を壊す方法を学んだ感じ。
やり方と考え方を間違えてはいけない。
欲しい結果に対して考え方が間違っており、行動がよくない方向へ加速させた。
これから新社会人になって日報を書く人も多いと思うので方法を間違わないように書き残しておく。
まじで真面目にやればやるほど自分が壊れてしまうので絶対に真似しないで欲しい。
お願い
良い日々の振り返りの方法を知っている方がいたらリンクややり方を
コメントで教えてください。
いまだに自分でも何をするといいのかわからないのでお願いいたします。