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アフリカ縦断記(24)ライフステージと海外渡航

到着したケープタウン!前回のバス旅の話はこちら

ホステルに到着するやいなや、34歳の韓国人(ジュン)30歳のドイツ人(アレックス)と意気投合。バックパッカーの2人とブランチを食べました。

タンザニア以来の社会人バックパッカーだったので、少し新鮮な気持ちでした。どのような経緯でバックパッカーをしているのかについて気になって聞いてみました。

ジュンいわく、韓国では30代からの旅はかなり大きな決断だったとのことでした。既に同僚は結婚していたり、独身の彼は両親からもキャリアプランの説得に苦戦していたようです。

アレックスはIT系の企業につき、リモートワークを駆使しながら旅行に来ていました。結婚のプレッシャーを感じながらも全ての国を見てみたいという野望に駆られ、アフリカにやってきたとのこと。

そして、ジュンの紹介で、20代後半の日本人2人とも出会いました。2人は新卒で会社に入り、3年間仕事をした後に退職。転職の合間にバックパッカーを始めたとのことでした。20代後半は仕事の脂もきっと乗っている時期でしょう。彼らも退職をすることや次のキャリアアップの前に旅を挟むことに大きく悩んだようです。

バックパッカーは少数派

ジュンやアレックス、日本人バックパッカーは口を揃えて何歳でも旅はできると励ましてくれました。しかし、これは極めて少数派であるということを改めて認識しなくてはいけません。

例えば日本人の15歳から64歳の人口の合計は7400万人ほどいます。(人口推計(令和5年(2023年)4月確定値:総務省統計局より)私はアフリカ滞在している50日間で、基本的にバックパッカー用のホテルに泊まっていましたが、冒険長期旅行を目的としてアフリカに来ている人(特に日本人)をほとんど見かけてたことがありません

滞在していた場所は日本人ブロガーだったり、現地での評価が高い有名なホテルなので私が使っていたルートがマイナーだったとも考えにくいです。やはりこの少なさを見るに日本における社会人以降の冒険旅行は非常に難しいと言わざるを得ません。(日本人がどうして仕事に専念しすぎてしまうのかについては別の機会に考察をしてみようと思います。)

アフリカ旅もおわりが近づく中、他の旅にも興味が出てきています。死ぬまでに南米や、東南アジア、アメリカ横断をしてみたい。なんならまたアフリカの西側にも行きたいと思いながらも、どのライフステージで取り組むべきなのかについて改めて考えるべきだなと感じています。

少なくとも社会人になるまでの半年間をどのように使うのか。帰国したらまず1番最初に考えなくてはいけません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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