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南米周遊記(5)メキシコの知恵で起死回生?

前回の記事はこちら、4年ぶりの米国で自分の人生の目的の解像度の高まりを実感しました。



メキシコの空港に到着、アミーゴと書かれた看板に気持ちが高揚していきます。

Dear friends!


友人がアボカドが大好きなので、早速本場のタコスを食べにいくことに。

と、その前になんと痛恨のミスが。誤ってペットボトルの水をスマホにこぼしてしまいました。すると、スマートフォンが一切充電できなくなってしまったのです。

iPhoneショップに修理に出す時間はありませんし、そもそもスペイン語が話せないので外国人は煙たがられがちとのこと。

これは困ったと思っていると、宿にいるメキシコ人が一言。

「メキシコでは米をつかうんだ!」

米….? この人は何を言っているんだと思いましたが、どうやらお米の中に乾燥させたいものを入れるとお米が乾燥剤としての役割を持つとのこと。

半信半疑でしたが、スマホ復活のためお米を買いに行きました。ジップロックの中にお米を入れて、その中にスマホを寝かせます。もう神頼みですが、うまくいくと信じて観光に出かけることにしました。

誰が予想した!?笑


気を紛らわすためにもおいしいアボカドを堪能しに行きます。

日本で消費されるほとんのどのアボカドがメキシコ産であることからも、アボカドの大国のメキシコ。街を歩くと至るところでアボカドを食べている人を見かけます。

評価の高かったお店に入り、アボカドを注文します。
日本と違い、小さくてとてもシンプルな見た目をしていました。とにかくアボカドがおいしい!新鮮なので、味の濃淡がなく、クリーミーさが口の中に広がります。


シンプルなタコス 400円
アボカド200円


結局、タコスの店とアボカドを3軒ほど周り人生で摂取すべきアボカドの量を超過したのでメキシコ旅は終了です。スマホに一抹の不安を覚えながら、次の国へ向かいます。

さぁ、ついに南米に到着です。トランジット三カ国目はコロンビア、実はこの時点は0泊が続いており体力は限界、首都では観光はせずに一日休息を取ることにしました。

首都ボゴタ

コロンビアはとにかく美人な人が多い!これは差別的な発言になってしまうかもしれませんが、全体的に体格が大きいため日本人離れしたスタイルの人が散見されました。

そして、今までの国の中で最も物価も安いです。空港周りのホテルはだいたい値段が高くなりがちですが、今回宿泊した宿は、シングルルームでなんと1人15ドルほど。

そして何より人の優しさが目立ちます。私がスペイン語が全く話せないにも関わらず、出会う人はどうにかして私を歓迎して助けてくれようとするのです。

hostel bogota kings


コロンビアは思い出としては少なかったですが、いつかまた必ず訪れたいと思える国でした。

そして、ここで嬉しいニュースが、コロンビア出国中にスマートフォンが復活したのです!本当に良かった!神は私を見捨てていませんでした。

空港で出国する時、荷物検査があります。その時、カバンの中から電子機器を取り出さなくてはいけません。
私はスマートフォンのはいったお米を検査台に乗せ、怪訝そうな顔で見てきたコロンビア検査官にお米が好きなんだというと、日本人はヤバいやつだと爆笑されました。
次に空港に行く日本人の人はごめんね。誤解解いといてください笑

最後まで読んでくださり、ありがとうございましま、3回のトランジットを経てついに次回はボリビアに入国です!

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