必死に勉強したフランス語はほとんど役に立たなそうな話
前回の続きです。
このアフリカ旅行のために準備をしたことの一つにフランス語がありました。
僕もよくわかっていなかったのですが、アフリカは19世紀後半にフランスの横断政策により、たくさんの国が一時フランス領になりました。(理系の僕には全く無縁の知識。恥ずかしい。)
この政策によって独立をした今もフランス語を母国語とする国がたくさんあります。
青色でマークされた場所はフランス語話者が多い地域で、アフリカだけで34カ国、合計1億4000万人の人がフランス語を話しています。(日本人口と同じくらい!)
だからフランス語を学ぶことが今回の旅には必須だと早計に考え、ゴールデンウィーク明けから独学で学習を開始しました。
フランス語は母音の数が英語の倍以上あり、日本語にない概念が英語よりさらに増えてかなりややこしかったです。
フランス語漬けだったので、鼻に抜けるような独特なフランス語の音(鼻濁音)を聞くと頭が痛くなりました。
というか私花粉症もちなので、そもそも鼻から通す音が鼻詰まりで常にだせなかったんですよ!
そして、渡航1ヶ月前になり、旅程を立てようと外務省の渡航情報のページを参照。ここで悲劇が起きました。以下の写真を見てください。
赤色の地域はレベル4 “退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)“、濃い褐色の地域はレベル3 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)に分類されます。
っておい!フランス語圏のほとんどの国が渡航できないじゃないか!
ということでやむなくこの旅は横断ではなく縦断という型になりました。ちなみに、縦にアフリカを支配していたのはイギリスだったので、英語が使える国が多いみたいです。
帰国までにフランス語を忘れていないといいなぁ。
最後まで見てくださり、ありがとうございました。もう少しだけアフリカ準備についてお話ししたら、いよいよアフリカ編に行きます。