見出し画像

アフリカ縦断記(25)縦断達成。人生の糧に。

こんにちは!長かったアフリカ縦断も今日で最後になりそうです。(前回の記事はこちら

ケープタウンの目的は当然、最も南にある希望峰なのですが、そこに行く前に少しだけ観光をすることにしました。

まずはジュンとアレックス(宿であった人、前回の記事を参照してください!)とテーブルマウンテンを登ります。テーブルマウンテンは名前の通り、テーブルのように上辺が平らになっている山です。キリマンジャロを登った僕は余裕だろうと、たかを括っていました。しかし、思いもよらない刺客に会います。

刺客

実はジュンは軍役の経験があり、信じられないペースで山を登っていくのです。本来は登頂まで2時間半かかるのですが、結局1時間半で登頂。ジュンは絶対女の子にモテません。

道中でも素敵な眺め


頂上はひらけており、都市と自然が共生するケープタウンの街並みが一望できました。

頂上1000メートル程度


その後、3人でアフリカ料理の店にいき、BIGファイブ(アフリカに生息する五種類の動物)のステーキを堪能。非常に弾力があって、食べ応えすごい。完全に観光客ですね笑

山羊の肉

南アフリカの日本に対してのイメージ

ここで、南アフリカでは日本に対するイメージをどのように持っているのかをまとめてみます。
まずはケープタウン行きのバスで横に座っていた女性。彼女は日本人を礼儀正しいと話していました、その根拠はTIKTOKに流れる日本人のイメージを解説した動画からきているそう。そのインフルエンサーを見してもらうと、かなり誇張した内容ではあったものの、日本、及び日本人の魅力を効果的に伝えているものでした。

また、アフリカ料理の店であった女性も日本大して良いイメージを持っていました。これも同じくSNSを通じて日本が異世界のような宣伝がされているところが原点でした。外務省のデータで見てみると、対日関係も友好的であるようです。

アフリカ全体を通じて、日本に対しての印象のよさが回見えました。彼らのほとんどがSNSからそのイメージを形成しています。今回の旅を通じて、改めてSNSの影響力の強さを改めて認識できました。自分の将来の手段としてSNSを主軸として活動を行なっていこうと決めました。

終わりへ

そして、翌日ジュンに車を走らせてもらい、希望峰へ向かいます。

彼はとてもおしゃべりなので、彼の話に耳を傾けていましたが、心の中では60日近くにわたる冒険の思い出を回想していました。

ぼったくりにあったエジプト。携帯を盗まれたり、食中毒にあったエチオピア。低酸素濃度の中、登頂したキリマンジャロのあるタンザニア。四日間風呂なし鉄道のザンビア。入国できず飯抜きで丸一日過ごしたボツワナ。治安が悪すぎで気が休まらなかった南アフリカ。受けた差別や理不尽は数え切れません。しかしながら、アフリカ人の温かさ、彼らの特殊な思考や性格に触発され、アフリカの魅力にもたくさん触れてきました。


陸路のみの冒険(カイロ⇔アディスアバハ除く)

22歳で未知の地アフリカを開拓し、この目で解像度高く考えを張り巡らせることができた私は本当に恵まれています。必ずやこの経験を人生の目標に昇華できるよう今後も積極的に活動をしていきたいです。

最後の地

希望峰はとても風が強く、観光客との写真スポットの取り合いが起きていました。でもこの目印以外には特に観光するものはありません。入場料で三千円近くもとられたので、縦断をしてなかったら絶対に来なかったと思います笑

希望峰(縦断達成!)

2ヶ月間、よく頑張りました。生涯で忘れられない思い出になるでしょう。

帰りに自然のペンギンが見れるビーチに向かいます。ジュンが無類のペンギン好きで、このビーチからなかなか離れようとしないので、22歳の私が34歳の彼を無理やり引き連れて帰りました。

最後に

全25回にわたり、最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもアフリカについてのイメージが変わったり、新たな気づきが皆さんの中にあれば嬉しいです。今日で縦断の記録はおしまいですが、総括としてアフリカ全体に関しての記事をもう少し書こうと思います。オフレコの内容もあるのでよかったら見て行ってください。笑


おまけ

ボロボロになったバッグ
帰国一発目食べた牛丼定食。ヤベェこれ

では、バイバイアフリカ!

いいなと思ったら応援しよう!