2024.3 新環境考察《アドバンス篇》
こんばんは、Rikkyです。
今回は新殿堂によってどのように環境が変わるのか、環境考察という形で記事を書かせていただきます。
あくまで考察ですので、環境読みの一助として使っていただければ幸いです。
環境内のデッキそれぞれに対して
この6つについて記載させていただきます。
勝率等に関してはリストやプレイ、運によるブレがあるので参考までにとどめてください。
Tier1
■赤青マジック
・リスト
・概要
カクメイジンを通してファイアで横展開+同期単騎ストップ等でトリガーケアをして殴るデッキです。
ナンバー奪われたけど、別に他のデッキが強くなった訳じゃないので変わらず最強。
メタカードに関してTier上位に殴る山が多いためボンキゴ1, 4ターン目で決めることが多いため呪文対策にファイスト、ゴスペル等墓地利用対策およびドキンダムの禁炎霊等のトリガー対策になぜ離れ+単騎同期を採用しています。
・採用候補
5000VT : 横展開系のアナジャやサムライが増える場合欲しい局面がある。
4キューブリック : ガルラガン等このカードでしか越えられないメタが出た場合採用を検討。
Mogi事変 : セイバーでインパルス等複数面除去に対応可能、軽減効果で面展開を助ける。
シャッフ : 環境デッキの速度が遅くなって呪文ケアが必要になった場合欲しい、1,2枚積むとミラーへの勝率が5%ほど上がる。
ミクセル / ジャミングチャフ : 決断系で出せて呪文ケアできる1枚、呪文ケアを4ターン目に欲しいことが多いため不採用。
ストリーミングシェイパー : 早期カラクリバーシ回収に貢献するカード。
その代わりにファイアを回収できないため今回は不採用としている。
・相性
赤黒バイク : 50
ムザルミ天門 : 60
デイガマゲ : 60
4cドラグナー : 50
ゴスペル : 75
ガイアッシュ覇道 : 55
・vaultハッシュ
【14320ad1645152c56946965232c6eddd】
■赤黒バイク
・リスト
・概要
盾5点詰めて禁断クロック踏ませてカウンターがコンセプトです。
ナンバー、青黒魔導具が消えて追い風となりました。
マジック対策でテスタロッサ、天門対面に単騎を探したりメタを超えるためのアーテルが主流になりつつあります。
左下5枠+ヴィオラが調整枠で、呪文の受けがケアしにくい環境を考慮してxenarchハンドやインパルス、読まれにくいガリュザーク(多色がネック)あたりの採用も検討してみると良いでしょう。
・採用候補
ザレッド / キルホール : 3ターン目で走りやすくしつつ、状況に応じて面除去や選ばれない打点(アンタッチャブル)を用意したりできる。
次のrAshと比較するとブロッカー破壊と2打点の確保、ソウルからの蘇生先の確保が長所で環境に多色が少なければ終斗より優先。
rAsh&ルピア : ガイアッシュやとこしえ系が反応しない3コストバイク、多色少ないガイ覇環境で採用。
xenarchハンド : マジックに有効な呪文トリガー1.
トリガープラスでこのターン出てきた生き物を全破壊できるため、マジックを絶対倒したいならとりあえずこれを積む。
ブルーインパルス / 真実を見極めよジョニー : 3面除去の有効トリガー、上面も稀に使えそう。
ザミュート : 青多めに積む形なら最低限ルータ利用可能なS・トリガー、アポロがいなくなるため価値上昇。
※この他にもいろいろ出てくるが、多すぎるので割愛。
例 : B.F.F. , 超次元の王家、オニカマス、同期の妖精、コブラ等
・相性
赤青マジック : 50
ムザルミ天門 : 60
デイガマゲ : 55
4cドラグナー : 25
ゴスペル : 40
ガイアッシュ覇道 : 45
・vaultハッシュ
【8f34de7dcd4342d29d428d803ecc332f】
Tier2
■ムザルミ天門
・リスト
・概要
ウェルキウス+ムザルミ→ガイオウバーンで面処理しつつ追加でエモハペルフェクトヴェルベットを出して縛るデッキです。
マジックからナンバーが抜けたこと、青黒魔導具がいなくなったことで立ち位置は上がりましたが、一方でバイクにテスタが採用され勝ちにくくなったことが向かい風となっています。
すいとん3枠目、大親分4枠目がメインの自由枠、ガイサーガ、ボアロが超次元の自由枠です。
・採用候補
バラディオス : 対同型兵器、展開された返しにバラディオスで面を縛ってから殴れる。
ネロマノフ : マナ回収要員、緑のかさましにもなるためボアロを抜くならマナ落ち対策で優先して採用したい。
竹馬の超人 / テイクバックチャージャー : バイクのテスタ対策兼マジックの小型除去。
4tスターゲイズの再現性は少し落ちるがTier1が気になるなら採用検討。
ビギニングスタート / ファイナルジエンド : デイガマゲに対して展開してヘブンズヘブン龍解を助ける役割があり、打点を組みやすくする役割。
ジャべレオン / レオサイユ / レオザワルド : ゾージアおよび面破壊対策、ガイラオウ+デッドアックス+レオサイユで龍解するのが強力。
・相性
赤青マジック : 40
赤黒バイク : 40
デイガマゲ : 55
4cドラグナー : 60
ゴスペル : 50
ガイアッシュ覇道 : 70
・vaultハッシュ
【07b182e4199d8fc1fb489aa5212b59b6】
■デイガドルマゲドン
・リスト
・概要
ルドルフ→アルモモ・デスザロストやゾージアで縛って時間を稼ぎ、禁断爆発カウンターを活かして盾を詰めるデッキです。
青黒魔導具とナンバーが消えてやや立ち位置向上となりました。
赤青マジック、ゴスペル、巨大天門に対して早期に出せるとかなり優位な状態になり、ルドルフの出力が安定するため、アルモモ増量することを検討して良いと思います。
・採用候補
R.S.F.K / オールインチャージャー : ゾージアの軽減条件が少し達成しやすくなる、早期に打点を組みやすくする等動きに幅を持たせるカード。
ドルブロの4枠目に採用される傾向あり。
・相性
赤青マジック : 40
赤黒バイク : 45
ムザルミ天門 : 45
4cドラグナー : 40
黒緑アビス : 65
ゴスペル : 30
ガイアッシュ覇道 : 50
・vaultハッシュ
【dbb4ac196d5cfab35acc875afdd17cc2】
■4cドラグナー
・リスト
・概要
アドバンスのドラグナー系の一角。
最終モルト+革命チェンジを活かして、状況に合わせてロック・面除去・横展開が複数かけあわせられるデッキ。
ナンバーとネバー系の理不尽山が消えたのが追い風。
受け性能と踏み倒し先の多さからアイラよりドラサイ多めに積みたいが、ブーストをきっちり撃てる色基盤とメンデルのhit率を考慮して3:3.
・採用候補
ルピアターン : マナに触れやすくする初動。
ダンテやラブに触りやすくなるのが長所。
ハラグロX : ドラゴンではないが、ゾージア等に対して面を返すための1枚。
デイガドルマゲドンが増加する場合は1枚刺すと強い。
・相性
赤青マジック : 50
赤黒バイク : 75
ムザルミ天門 : 40
デイガマゲ : 60
ゴスペル : 70
ガイアッシュ覇道 : 55
・vaultハッシュ
【295dfd9f706bcd87c7bdff446e5f1027】
Tier3
■ゴスペルデリート
・リスト
■概要
ムザルミ天門と同じく4ターン目に理不尽ムーブを持つデッキ。
キリモミでSAにしたゴスペルでギラングレイルやオールデリートを撃つことが終着点。
受けが相当固く、テスタ系の踏み倒しメタには引っかからないのが特徴。
GRにはターンを返してもカウンターされにくいゼンノー、マジックのコールドフレイムやバイクのヴィオラとドキンダムのソウルをケアできるぽくたまを採用。
■採用候補
セイレーンコンチェルト : 0マナで1カウントを稼げる1枚。
初手で埋めたゴスペルやギラングレイルを回収できる。
アカダシ / いいだしがとれそうだ : ルータで上面がクリーチャーなのでコールドフレイムから踏み倒せるブロッカーにもなる。
墓地が少ないタイミングで刻まれるのに裏目をつくれる点を評価したエマジェンのほうを優先採用。
スローリーチェーン : トリガー候補その1.
相手の攻撃をほぼ確実に止められるカードで、手打ちで攻撃に備えることもできる。
バリスパーク : トリガー候補その2.
トリガープラスで除去もこなせる1枚、同期+カクメイジンの盤面に対応できないのが評価を下げた。
セレスティアルスパーク : トリガー候補その3.
受け性能低めだが、手打ちが見込める確定除去なのでガイアッシュ等にも対応できる。
オフコース / 必然の頂リュウセイ : ボンキゴに対するメタカード。
マジックにボンキゴが多投される場合、採用を検討しましょう。
マシンガントーク : ゴスペルの攻撃時にギラングレイルから出すとゴスペルが再度攻撃できる。
アンタップした後に撃ちたい呪文がなく、ゼンノーぽくたまを優先した。
・相性
赤青マジック : 25
赤黒バイク : 60
ムザルミ天門 : 50
デイガマゲ : 70
4cドラグナー : 30
4cガイアッシュ覇道 : 40
・vaultハッシュ
【c568e2726b93a9cc2794c098fc6b03e0】
■4cガイアッシュ覇道
・リスト
・概要
ドラグナー系の一角で、踏み倒した相手に対してガイアッシュ+覇道でカウンターできるデッキ。
リソースを伸ばして詰める準備をするターンをもらうため、ゾージアを採用するケースが多い。
お清め1, ゾージア1を削ってデイガマゲ対策のハラグロX1と赤青マジックおよびムザルミ天門対策のラフルルラブ1を採用するのをお勧めしたい。
・採用候補
ルピアターン : マナに触れやすくする初動。
ダンテやラブに触りやすくなるのが長所。
ハラグロX : ドラゴンではないが、ゾージア等に対して面を返すための1枚。
デイガドルマゲドンが増加する場合は1枚刺すと強い。
レイクポーチャー : マジックに対して特に強い1枚。
選ばれないブロッカー兼次の動きの確保になる。
R.S.F.K / オールインチャージャー : 赤の初動で手札を増やせるため、自分の前に寄せた動きを重視する場合は採用検討。
ギガハート / オウギンガ : 同型に強い1枚で、相手の赤1面に対して横2点+デッドアックス+ギガハートでトリガーを大幅にケアしながら打点を組める。
・相性
赤青マジック : 45
赤黒バイク : 55
ムザルミ天門 : 30
デイガマゲ : 50
4cドラグナー : 45
ゴスペルデリート : 60
・vaultハッシュ
【8a69b6d9e3db7e1f7096262c76a82505】
Tier4以下期待枠
■青黒ゼーロ
・リスト
・概要
早期ゼーロから大型獣を踏み倒してから、零龍を活かしてコントロールしていくデッキです。
3t目にコンボを決めないとそのまま負けてしまうデッキがTier上位に多いためこの立ち位置ですが、環境の速度が少しでも後ろに寄るとかなり脅威になるデッキです。
最速ゼーロを決めることが一番重要であるため、ルータ、ビックリーノ、ターボ兆、ギニョールは最大枚数採用しています。
最速ゼーロとその後の2発目を撃つための手札枚数を確保するのに貢献するコンヤクを複数枚投入する形が主流となっていますね。
フィニッシャーとしては全対面に有効なツィオーネを採用しているが、Tier上位に多い禁断採用のデッキに出すと勝つアンブレライザベラも検討の余地があるでしょう。
・採用候補
イワシン : 山札を掘る速度を一段階上げるカード。
ゼーロを撃ちたい時にトップやスプーンで拾って撃てなくなることを嫌って不採用。
ヴィルジャベリン : 相手のリソースを削り、2発目を撃ちやすくする大型獣。
カード指定除去のため、sunriseからの後続を防ぐこともできる。
アンブレライザベラ : 墓地をデッキに戻して手札と場のカードを13枚破壊させる。
禁断採用のデッキの場合、封印を剥がさせて禁断開放→零龍のすべての儀を解決して卍誕させ、ドキンダムを解体して勝利できる。
アツトターボ×2だと墓地が足りなかったり禁断不採用のデッキには墓地を消すのが弱かったりするため不採用、ツィオーネでも十分詰められる。
・相性
赤青マジック : 35
赤黒バイク : 20
ムザルミ天門 : 50
デイガマゲ : 70
4cドラグナー : 60
ゴスペル : 55
ガイアッシュ覇道 : 50
・vaultハッシュ
【57806282e9d23eb0a81bc70fd8831725】
■モルトNEXT
・リスト
・概要
モルトNEXT, モルトSAGA×バトガイからの大型ドラゴン複数展開によって押しつぶすドラグナー系デッキです。
他のドラグナーと比較して防御力やトリガーケア能力は低いものの、速度と火力がやや高いため同型やデイガドルマゲドンに対しては勝率を出せるのが長所です。
現在はバイクを受けるための絆と、天門や同型のトリガーをケアできるギャイアを両投がお勧めです。
どちらかを抜いて特定の対面に寄せるのも1つの手ですね。
・採用候補
ベートーベンソレムニス : ドラグナー系に強い踏み倒し先。
色は悪くないが、Tier上位には刺さらないため今は不要か。
ドラゴ大王 : ソレムニスとは逆にTier上位に強く刺さるロックカード。
緑がなく色基盤には貢献しにくいため、絆の枠で検討する。
ドギラゴンX / レッドゾーンバスター : カツキングのパワーラインをバスターなしで13,000まで確保できる。
天門のムザルミやガイ覇のガイアッシュを踏みつぶせるようになるのが大きい。
ギガハート / オウギンガ : SAGA1枚からバトガイに頼らずとも十分な打点を組める。
ウェポン面は破壊耐性、クリーチャー面は選ばれた時効果があり安全に詰められるのが魅力。
・相性
赤青マジック : 35
赤黒バイク : 40
ムザルミ天門 : 40
デイガマゲ : 60
4cドラグナー : 60
ゴスペル : 40
ガイアッシュ覇道 : 60
・vaultハッシュ
【b5a95594997b02aaf53f5c86deba3b60】
まとめ
殿堂前と比較すると、青黒魔導具とアナカラージャオウガが消えたこと、マジックのラッキーナンバーが禁止されたよって、環境内外ともに多くのデッキが活躍できるようになったのではないでしょうか。
特にそれらのデッキおよびカードが苦しかったムザルミ天門やデイガドルマゲドンが入賞数を伸ばすと予測されます。
もちろんTier1のデッキに対する対策も必要ですが、現在Tier2であるそれらのデッキにも十分対策を練る、もしくは割り切る判断をしてデッキを考えるのが良いかと感じました。
役に立つ情報
■対面相性表
■vaultハッシュまとめ
さいごに
ここまでご精読いただきありがとうございました。
gpアドバンスの調整をする上で役立てていただければこちらとしても幸いです。
役に立つのであれば、来月以降も定期的に書いていこうかなと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
それではまた。
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