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【鉄壁×必殺】ネバーループ? いいえ、"ドロマーブライゼシュート"です。《アドオリ両対応/CS優勝》

1.この記事について

こんにちは、りっきです!

今回は声人くん(@koebito)とともに調整し、アドバンス/オリジナルどちらでも立ち位置が良い、新しい軸の"ナウオアネバーループ"について解説します。
(ただし、記事内では立ち位置がより良いアドバンスをメインに解説していきます。)

ネバーがループループする♪

詳しくはこの後の項目で解説しますが、
・あり得ない受けが固い
・5kill特化

という点を強みとしており、前よりも全体面に勝ちやすくなっています。

アドバンス :

りっき
3-2予選落ち(京都ファミリーcs)
声人
6-1, チーム4-2で予選敗退(おやつチーム戦)
5-1, 3-1 3位(福山cs)
きくらげ
4-1,3-1準優勝(京都ファミリーcs)

0-3(京都ファミリーcs)
まっつー
4-1,1-1 べ8(京都ファミリーcs)
ふじーお
3-2,5-0 優勝(ブックオフ西友岡崎cs)

オリジナル :

りっき
4-1, 本戦一没(心斎橋cs)
4-1, 本戦一没(心斎橋cs)
3-1, 予定のためドロップ(本の森cs)
声人
4-1, ベスト8(girafullcs)
1-6, チーム6-1から本戦一没…(はっちスカイビル)

ブレがありながらも、好成績を残せています。
9/10 リストを使用してくれた方が優勝しています!

この記事の有料部分では新しい軸のネバーループについて、構築・採用カード・各対面の戦い方の観点を軸に解説しています。
環境が変わり構築が変わったタイミングで随時更新予定なので、興味のある方は是非ご購読ください。

2.ネバーループとは

まず、ネバーループとは何か。

このデッキは"ナウオアネバー""スペルサイクリカ"の2種類のカードのシナジーを活かして特定の呪文を使い回すことを軸としたデッキであり、最終的に複数枚のコンボパーツを使用したループをフィニッシュとするアーキタイプです。
具体的には、ネバーサイクリカ光魂Go!Iチョイス(ウルフェウス)を揃えることでループ可能です。

※"エレキギター"を使用するループもありますが、ここでは割愛します。

ネバーや光魂Go!がS・トリガーであり他にも多彩な呪文を採用できるため、速度がやや遅い分、防御力や対応力に優れたループデッキです。


3.なぜこのデッキに着目したか

ありがとう…サガ(富山コンプオフの嵯峨之墓)

新殿堂で"絶望神サガ"が殿堂したことによって、アドバンス環境ではサガに苦しめられていたデッキ中心活躍しています。

具体的には
・モルトNEXT
・赤白サムライ
・アポロヌス
・5Cモルト

これに加えてテスタロッサの墓地肥やしを活用した新デッキ
・オカルトテスタロッサ
を含めた5デッキがトップメタといえるでしょう。

アドバンス環境のデッキ(ネバーループを除く)を母数の観点からTier順に並べると

Tier1
・モルトNEXT
・オカルトテスタロッサ
Tier2
・サムライ
・アポロヌス
Tier3
・赤黒バイク
・5Cモルト
・グラスパー
・オービーメイカー
・ガイアッシュ覇道
・ジャオウガ
・青黒ゼーロ
Tier4
・ライオネル系
・アビス

ざっくりこんな感じでしょうか。

詳しい環境についてはアドバンス大好き"みかづき"先生(@Crecentmoon_DM)が記事を書いているので、是非ご一読ください。

圧倒的パワーデッキである"モルトNEXT"に太刀打ちできるか、この点が評価の分かれ目になっていますね。
ここで、Tier上位に目を向けるととある共通点があります。
それは
・最終的にメタほぼなしで殴ってくること
という点です。

であれば、

・Tier1, Tier2群の圧倒的攻撃力に耐えうる防御力
・Tier3以下の5ターン目のビッグアクションに対抗できる動き

この2点をクリアできるデッキこそが現環境への回答だと考えました。

その条件を満たすデッキこそが、"防御力・5kill率を高めたネバーループ"だと結論付けたわけです。
ということで、デッキリスト及び解説に移ります。

以下有料部分です。
この記事でネバーループに対する構築・考え方・各対面との戦い方等を随時更新していきます。
アーキタイプに興味が少しでもある方は是非ご購入ください。
"ネバーループの参考書"となるように尽力します。

4.デッキリスト

防御力を高める→防御札の増加→自分の動きが弱くなる
というのがデッキ構築の上で難しい部分でした。
しかしながら、これを根本から覆すカードがネバーループにはあります。

それが"黒神龍ブライゼナーガ"です。

上振れや盾落ち対策の"ブライゼナーガ"を、出せば勝ちまで持っていける必殺の"ブライゼナーガ"に。
対応力を少し下げて、防御力と速度に振りました。
もはや"ネバーループ"ではなく"ドロマーブライゼシュート"…

結果的に有効トリガー16枚(1枚以上踏む確率93.5%)まで引き上げることができました。
ブライゼやサイクリカといった非呪文系を含むカードを揃える速度を上げるために、"クリスタルメモリー"を4投しつつ、3コスト帯のカードを6枚採用しています。

この後は細かいカード解説に移ります。


5.採用カード解説

◽️ナウオアネバー / 天命龍装 ホーリーエンド ×4
キーカードその1.
サイクリカやIチョイス、AQNETWORKといったクリーチャーのcipだけただで使うことができるため、他の呪文にチェインできるこのデッキの核です。

◽️龍素記号Sr スペルサイクリカ ×4
墓地の呪文を詠唱しつつ手札に持ってこられるバグカード。
ネバー→サイクリカ→ネバー→サイクリカ→X と繋げることで、ファイナルストップやラッキーナンバーといった強力呪文を使い回したり、フィニッシュパーツを集めるためにサーチを使いまわしたりできます。

◽️ドレミ団の光魂Go! ×4
ループパーツでありながら超強力S・トリガー。
トリガーから1ドローしつつネバー含む他の呪文に繋げられます。
最終的にはドレミ→ドローしつつネバーを活かして無限ドローループをするため、手札か墓地に1枚必要です。

◽️サイバー・I・チョイス ×1
手札から光魂Go!を使うためのループパーツ。
でありながら、このデッキのその他25枚の有効トリガーに繋げられる受け札。
ホーリーエンドやウルフェウス、AQNETWORKを召喚して面を増やしたりもできる小テクも忘れないようにしましょう。

◽️龍聖霊ウルフェウス / ヘブンの衝撃 ×1
Iチョイスの2枚目以降としての役割。
墓地にエンジェルコマンドorドラゴンが必要という条件付きではあるものの、呪文サーチで持ってこれたり下面が除去を持っていたりとこのカードの強みも存在します。

◽️神の試練 ×1
前回の殿堂発表で殿堂入り、お手軽追加ターン獲得カード。
ドローループの後の終着点で最終的に無限追加ターンを取っていきます。
このデッキのコストがそれなりにバラけているので、純粋なドロソとしても手札を3,4枚稼いでくれるので強力。

◽️目的不明の作戦 ×1
神の試練をぐるぐる使い回すための山回復カード。
有効トリガーであるため防御力向上に加えて、ブライゼで盾落ちケアがしやすいのが素晴らしいポイントです。

◽️黒神龍 ブライゼナーガ ×1
盾落ちケアのカードでありつつ、このデッキの最強格カードです。
"青白t黒ブライゼシュート"と言えるほどには強いです。
基本的に盾に有効トリガーがセットで埋まっているケースが多いため、神の試練の盾落ちをケアしやすいですね。

◽️ハリケーン・クロウラー / ブレイン・チャージャー ×1
マナ落ちケアカード。
マナからカードを拾いつつマナを起こすことができるので、最終的に無限にラッキーナンバーを使用する際にも使用します。

◽️護天銀河MAX! ×1
無限耐久のためのカード。
銀河ネバーサイクリカ+光魂Go!orAQNETWORKorIチョイス(ウルフェウス)を揃えることによって、盾の有効トリガーから耐久ループを可能にします。
サーチで拾ってこられるので1枚です。

◽️「本日のラッキーナンバー」 / 奇術師ディール ×1
道中では相手の動きの妨害を行いつつ、最終的には受け札の無効化のために使うカード。
特定のカードさえ封じれば動きが止まる/こっちの動きを阻害できなくなるデッキには、ネバーサイクリカのギミックを活かした毎ターン詠唱を狙います。

ここまでが光魂Go!型の確定枠です。

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◽️ロジック系(3コストサーチ) ×5
キーカードであるネバーや、使いまわしたい呪文を引っ張ってくるためのカード。
特定の呪文を3tに拾える点と4t目になるがクリーチャーまで拾える点のバリューがこのデッキにおいてはどちらも大きかったため、ロジック系5(or4), クリメモ4という配分に至りました。
クリメモもですが、山札をすべて見るため盾を把握できます。
5枚すべての盾を把握して、どうやって相手の攻撃を受け止めるのか、ブライゼナーガを投げて勝てるのか等を意識して回収札を選択しましょう。

◽️クリスタル・メモリー ×4
これを多投することによりブライゼで勝てる試合が増えると共に、以前まで気になっていたサイクリカがなくて耐久できず負ける試合が減少しました。
すべてのカードにアクセスしつつ、対面に情報を与えずに済むので、次の動きを読ませにくくできます。
アビスやハンデスコントロールに入りうるウォズレックの審問、マーダンロウで抜かれないようにわざとツインパクトではないものにしています。
逆にツインパクトには上面で出してその後のリソース確保や試練での1枚でも多い回収を可能にするという側面もあります。

◽️ストリーミング・シェイパー ×1
3マナで動きつつ最大4枚回収できる高性能カード。
このデッキでは7割以上の確率でサイバーブレインとなり得る分、回収枚数が少ない可能性や必要なカードを墓地に落としてしまう可能性等、注意しなければならないポイントもあります。
公開領域や手札の質を確認しながら使う前に打つべきか否か考えましょう。

・回収枚数と回収割合
0枚 : 0.2% 1枚 : 3.1% 2枚 : 19.0% 3枚 : 44.4% 4枚 : 33.3%

◽️♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今 ×1
墓地リセット付き2枚ドロー。
墓地利用系のテスタやカリヤドネ、そしてダークネス系のコントロールによく刺さります。
4t目までに手札を整える、使えるカードの10枚目としての意味合いもあります。

◽️ファイナル・ストップ ×1
ラッキーナンバーと並ぶ強力な呪文の妨害札。
ネバーサイクリカで連打することで手札を増やしつつ呪文を封殺でき、1枚入れておくだけでできることを増やせるため採用しました。

◽️勝熱と弾丸と自由の決断 ×1
カード指定除去ができるカード。
小型を並べて勝負してくる"オービー"や"ジャオウガ"に加え、フィールドを活用する"青魔導具", ループを阻害してくるパルテノン系のデッキに有効。
禁断系のデッキに禁断解放を強制させることができ、勝ち筋にもなり得るので把握しておきましょう。
また、盾のトリガーから繋いで使用し、ジャストダイバーが消えていればvolval8を無効化させることもできます。
自身がトリガーであるスーパーエターナルスパークとの選択枠。

◽️ヘブン・デ・エンドレーサ / 龍装の悟り天命 ×1
アルモモを含む進化クリーチャーを退かせる確定除去札。
もちろん、ギャイアやネバーラストといった大型メタカードも飛ばせます。
アルモモやネバーラストがいない環境であれば抜いても良いと感じます。

◽️ポジトロン・サイン ×1
受け札の傘増しであり、ネバーの4.5枚目くらいの役割。
受けるにしても自分の動きをするにしても、ネバーが必須であるため少しでも早めに触れるようにと採用しました。

◽️知識と流転と時空の決断 ×1
"オカルトテスタ"に採用されているキーナリーの対策札です。
キーナリーに2回バウンスを当てて解体することができます。
GRやドローの選択肢もあるので、最低限ドローソース等になり得るのも良い点です。

◽️AQNETWORK ×4
ブライゼの有効トリガーで受け札としても強力なカード。
ブライゼシュート成功率を高めるカードと言っても良いです。
ブライゼに軸を置かず、"モルトNEXT"や"オカルトテスタ"を意識して受けに寄せるならダイスベガスのほうが合っています。


6.採用候補カード

愛用のベガスプロモ


◽️Dの博才 サイバーダイスベガス
アポロの攻撃にはS・トリガーとして機能しない点やブライゼのあたりにはならない点が採用を見送った理由です。
しかし、ベガスによってメタを除去→盾からトリガーを踏ませて勝ちといった試合が強みとしてあるため、5kill率よりTier1の"モルトNEXT"や"オカルトテスタ"への勝率を重視するなら採用を勧めます。

◽️オリオティス・ジャッジ
マナが伸びていない状態で出てきた大型メタカードを飛ばすのに役立ちます。
具体的には"モルトNEXT"や"ケンジキングダム"のギャイアやネバーラストへの対策札となっています。
また、サムライの早期に出てきた弍天を飛ばすこともできます。

◽️アブソリアス・ガード
AQNETWORKを盾に戻しつつ除去が可能な1枚です。
コストが5なので、エンドレーサと比較してシャッフにネバーのついでにケアされてしまうところ、除去として1コスト重いところが弱い点です。
受けをさらに厚くしたい場合は検討します。

◽️悪魔龍 ダークマスターズ
ブライゼで決められない、ループに必要なパーツが全然集まっていない時に使える、時間をもらうためのハンデス札。
5ターン目にやることの幅が広がるので1枚入れておくだけでも仕事します。

◽️唸る剛腕 ギリガザミ
ブライゼで有効なSSTでありながら、メタも同時に除去できるのが偉いです。
アルモモが流行っている環境であれば、エンドレーサ等に加えてこちらも採用してみるのも手だと思います。
アポロにはかなり有効ですが、刻んでくる対面にはバウンスしか使えないケースも多いので採用を見送っています。

◽️飛翔龍5000VT
アナカラーに刺さり、ラフルルラブの返しに投げることで追加のカツキングをケアできる等それなりに広く使えるカード。
環境内のパワーライン5,000以下がかなり限られているので保留しました。
アプル採用のアナカラーが盛り返してくるならば、採用すると良いです。


7.GR/超次元について

・GR

基本的に墓地利用デッキが増えない限りはベアスケス以外の10枠がほぼ確定です。
青の強いリソース+圧縮のマーチス+全能くん
までですね。
残り2枠は確実なフィニッシュが欲しい/リソースを増やしたい人はメカーネン、テンタクルをいれて墓地メタを積みたい人はポクたまといったチューニングをおすすめします。
呪文軽減にマジカルイッサがいるのでそれも検討圏内です。

・超次元

レッドゾーンバスターを多くても2枚使うのかな、というくらいなので、正直レッドゾーンバスター1枚以外はサムライブラフとかでもいいかなという感じです。
それで、対面が呪文メタを切ってくれたら儲け物ですからね。


8.ループ解説

主に下の動画で解説していますが、簡潔にフィニッシュループだけまとめます。

無限ドローループ→追加ターンループがこのデッキの勝ち方になっています。
他のループや省略等は動画で可能な限り覚えておくとかなり便利ですが、最低限この2つは覚えましょう。

◽️無限ドローループ

必要パーツ : ネバー、サイクリカ、ドレミ、Iチョイス
(墓地にドラゴンがいるもしくは、手札に2枚目のネバーがある場合Iチョイスをウルフェウスで代用可)
目的 : カードを2枚ずつドローすることの証明、引いては山札を掘りきること
内容 :
ネバー→サイクリカ→ネバー→Iチョイス
基本的にはここ(手札に4枚揃いチョイス効果が待機しているところ)を初期盤面とする。
チョイス効果→ドレミ→ドローしてネバー→サイクリカ→ネバー→ドレミ→ドローしてネバー→サイクリカ→ネバー→Iチョイスで初期盤面

◽️無限追加ターンループ

必要パーツ : 手札にネバー2枚、サイクリカ、ドレミ、Iチョイス、目的不明の作戦、墓地に神の試練
(試練で追加ターンを取った後から行います)
目的 : 毎ターン追加ターンを取っていき、最終的に10マナ域で1ターンずつ追加ターンを増やしていくこと
内容 : 2ターンで1セット、使えるマナが5で初期盤面が必要パーツに示した通りです。
神の試練が手札にある場合、ターン2が初期盤面です。
(ターン1)ネバー→Iチョイス→ネバー→Iチョイス→目的不明→ネバー→サイクリカ→目的不明→ネバー→サイクリカ→神の試練
(ターン2)ネバー→Iチョイス→ドレミ→ネバー→Iチョイス→目的不明→ネバー→サイクリカ→目的不明→ネバー→サイクリカ→ドレミ→神の試練
ここまでで初期盤面に戻ります。


9.このデッキの基礎的なプレイング解説

このデッキは4種類のカードを集めるデッキ、と言ってもすぐに集められる訳ではなく、対面のメタに合わせてこちらも対策しつつ動く必要があります。

その上で重要なポイントをいくつか話します。

・盾確認

このデッキを扱う上でおそらく最初にぶつかる壁です。
このデッキは盾から受けるデッキであり、ブライゼナーガで勝負を決めるケースもあるので、正確に速く盾の内容を把握できるかがポイントです。
このデッキを使う時は四六時中盾確認のタイムアタックをすることを推奨します(?)
最初は4投のネバーサイクリカ光魂+サーチ系から数え、それが終わった後に3枚以下のトリガー→ピン投カードという順で確認するのをおすすめします。
ちなみに、ピン投分からなくなってきたらとりあえず青の殿堂カードを思い出しましょう、だいたい入ってます笑

・時間切れ

これで散っていく人をよく見かけます。
もちろん速攻でループ証明するのが解決手段ではありますが、0-1に入っても諦めないでください。
0のループ中にiチョイス効果でAQ+ウルフェウス+iチョイスをばら撒きつつ、次のターンでナンバーorストップでケアしたいカードを宣言。
ウルフェウス侵略レッドゾーンバスターから打点を押し込みましょう。
時間がない時こそ、落ち着いて。

・マナ起き

光魂、刺さらないカードを優先的にチャージしていき、必要なカードだけキープするのが基本。
しかしながら、ループ/盾落ちケアパーツが数種類かさばったりする場合もよくあります。
この時、ループパーツは
サイクリカ>ネバー>ブライゼ>試練>目的不明>チョイス>ハリクロ>ドレミ
くらいの優先度でキープします。
もちろんケースバイケースですが、後ろのほうが埋めがちです。
無限耐久を完成させれば勝ち対面(オービー、メタなしNEXT、アポロ等)には試練も目的不明も不要。
盾が薄いデッキ(ジャオウガ、テスタ、グラスパー)には目的不明を回収できないケースでも切って良い場合があります。
※この場合は"時間切れ"のところに書いた0-1のようなことを行います。

・サーチ

盾確認後、まずはネバーブライゼ及びネバーサイクリカ光魂チョイスでスピードで勝ちにいくルート/相手のメタを超えながら受けつつカードを揃えるルート、どちらが適切な受け方かを考えます。
たとえば、5C対面だとブライゼで5tループするのとストップネバーサイクリカでファイナルストップを連打する線、どちらが勝てるか、ということを考えます。
前者の最速ループを狙う場合は足りないパーツを、後者の対応を考えるのであればウォーターやナンバー、ファイナルストップ、ネバーサイクリカの足りないカード等を回収します。


10.各対面の戦い方

◽️モルトNEXT

気をつけるカード : ギャイア、ネバーラスト、ベートーベンソレムニス

まずは対面の超次元にヘブンズヘブン/ネバーラストとオウギンガのセットがあるか確認するところから始まります。
基本的には盾確認をしつつ最速ループ及び無限耐久を目指しますが、相手のマナ域が9に届く場合はギャイアやモルトsagaからのオウギンガ→ネバーラストに注意して立ち回ります。
無限耐久が確実にできる場合はエンドレーサor銀河maxを早めに回収して、大型メタカードが出てきてもすぐに除去しつつ返しにループできることを意識します。

◽️オカルトテスタロッサ

気をつけるカード : volval8, キラーザキーナリー

可能であればキーナリーを飛ばせるパーフェクトウォーターを抱えながら、無限耐久できるように立ち回ります。
doomの踏み倒し先がキーナリーの場合、ドレミからのウォーター除去で退かします。
volval8の場合、破壊カウント4以下の場合ドローループ後寝かして対応しましょう。
破壊カウントがたまっている場合は耐久して相手の息切れを待ちます。
追加ターンをとっても相手の追加ターン(アクティブプレイヤー側)が優先されるので間違えて追加ターンを取らないように気をつけます。

◽️赤緑アポロ

気をつけるカード : 特になし

Let's Bryzenaga's shoot!!!

◽️赤白サムライ

気をつけるカード : ラフルルラブ、XXDDZ、ミラダンテXII

弍天(またはロージア)からのチェンジラフルルラブを警戒しつつ、最速でループを目指すゲーム展開になります。
ロジッククリメモを使ってパーツを集めつつ、もし盤面干渉札やナンバー(5)を使えるターンがあれば使います。
その場合、優先的に弍天、ロージアの処理(次点で軽減札の処理)を行います。

◽️5Cモルト

気をつけるカード : ロスト・Re:ソウル、ダークマスターズ、ドルファディロム、ラッキーナンバー

山札確認をしつつ、可能なら最速ループまたはファイナルストップまたはラッキーナンバー(7)連打を狙います。
ブライゼを使用する場合も、ループに入れなくても最低限ファイナルストップを撃てれば良いことを念頭に置きます。

◽️赤黒バイク

気をつけるカード : 単騎マグナム、レッドゾーンZ、dg パルテノン

盾で受けることを考えつつ、単騎やパルテノンでの負けを防ぐためにパーフェクトジョーカーズを探します。
銀河で耐久しようとしたらいきなりZが降ってくるなんてこともあるので、できれば有効トリガーを盾に2枚構えるといった受け方がポイントです。

◽️アナカラーグラスパー

気をつけるカード : ガイアッシュカイザー

他のループ対面でもいえることですが、速度勝負になります。
最速でコンボパーツを集めることが求められます、SAができるケースはイザナミグラスパーでありほぼ厳しい状況になり得るので、最低限ループの準備ができるのであればブライゼを使って問題ありません。

◽️アナカラージャオウガ

気をつけるカード : キャディ、アプル、5000VT, ダークネス、ジャオウガ、ゲンム

アプルはネバーサイクリカのギミック、VTはIチョイス、ダークネスとジャオウガはリソースにそれぞれ刺さってきます。
しっかりハンド枚数を維持することができればメタを除去しつつジャオウガでのリーサルも止めることができるので、序盤は何故離れ、シェイパー、神の試練を使って手札枚数を増やすことを意識しましょう。


11.トップメタ(NEXT, テスタ)に寄せた構築 9/1

今の環境のトップメタはNEXT, テスタが他のアーキタイプと比べて抜けている、と考えているためこの2つを重視した構築を模索することになりました。

それが以下の構築です。

一番の特徴としてはAQNETWORKを全抜きしてベガス3+クロックを採用しています。

要因としてNEXTやテスタに入っているメタカード(キーナリー、ネバーエンド、ギャイア)に対してループするためには、除去+有効トリガーという2段階の受けが必要なことが挙げられます。
その受け方をやりやすくしてくれるカードがダイスベガスであるため、ベガス3を投入しつつvolval8を受けやすくするためにクロックを投入しています。

この変更点の弱みはアポロやブライゼに対しての有効トリガーが5%程下がっていること。
気になる場合はベガスの枚数とAQの枚数の配分を少し変えると良いでしょう。


12.オリジナル環境の構築


オリジナルでの構築は以下になります。
3csで11-5, まずまず。

テスタが少ない分、ウォーターを抜くことができ、その枠にVTを採用しています。
アナカラー系統に対してはハンドを抱えつつVT→次のターンループを狙えるようになります。


13.さいごに

ここまで長文、ご精読ありがとうございました。

自分自身最近cs多く出られている訳ではないので、そこまで結果を残せている訳ではありません。

しかしながら、このネバーループというアーキタイプは現環境の立ち位置があまりにも良く、マークされるまでは使用価値の高いデッキです。

うまく回せるようになるにはハンドキープが重要で、慣れるまでに時間がかかると思いますが、受けるデッキが得意だという人は是非使用してみてほしいです。

もし回し方で分からないところや迷ったところがあれば、りっき(@Loser_Duel)のDMまでお願いします。

一緒に調整・議論してくださった声人くんには超感謝です…!

皆様の入賞報告お待ちしております、それでは次の記事でお会いしましょう。

ありがとうございました!!!

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